10代・20代の若者でもぎっくり腰になる!急な腰痛の前兆や原因・対処法も

10代や20代の若者でも急にぎっくり腰(急性腰痛)になることはご存知ですか?この記事では10代や20代の若者がぎっくり腰になる原因や対処法(治し方)を解説します。突然ぎっくり腰に見舞われる前兆や仕事を休む期間についても紹介するので、参考にしてください。

専門家監修 |柔道整復師 高林孝光先生
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柔道整復師鍼灸師の国家資格者で「アスリートゴリラ鍼灸接骨院」院長。1978年5月12日(看護の日)生まれ。「ヒルナンデス!」(日本テレビ)で「今話題の治療家6人」に選ばれた実績を持つ。...
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柔道整復師鍼灸師の国家資格者で「アスリートゴリラ鍼灸接骨院」院長。1978年5月12日(看護の日)生まれ。「ヒルナンデス!」(日本テレビ)で「今話題の治療家6人」に選ばれた実績を持つ。アメリカやカンボジアなど日本国外でも活躍。著書には「たった10秒!子ども筋トレで能力アップ!わが子がたちまち限界突破!」(さくら舎)、「腱鞘炎は自分で治せる」(マキノ出版)、「病気を治したいなら肝臓をもみなさい」(マキノ出版)、「五十肩はこう治す」(自由国民社)、「1日7秒手を伸ばしなさい」(ダイヤモンド社)、「ひざ痛がウソのように消える!1日40秒×2ひざのお皿エクササイズ」(cccメディアハウス)など。
専門家監修 |整体師 大金寛子先生
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整体師。元介護福祉士。介護状態の方の痛みをそこに至る前になんとかしたいと整体の道に…。多くの師に恵まれ、産前産後骨盤矯正、アトピー、アレルギー療法、頭蓋骨矯正、量子力学的整体(九伝流)等、...
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整体師。元介護福祉士。介護状態の方の痛みをそこに至る前になんとかしたいと整体の道に…。多くの師に恵まれ、産前産後骨盤矯正、アトピー、アレルギー療法、頭蓋骨矯正、量子力学的整体(九伝流)等、根本的な改善を目指した療法で患者様に喜んでいただいています。現在は千葉の自宅整体院「稲毛女性整体院きゅあ・まむ」院長と赤羽の整体学校「東京整体学院いろは学舎」講師として、また、臨床神経予防医学会開設準備室で評議員として活動中。

目次

  1. 10代や20代の若者でも急にぎっくり腰になる!特徴を見てみよう
  2. そもそもぎっくり腰とは?
  3. ぎっくり腰になる原因
  4. ぎっくり腰の症状
  5. ぎっくり腰の治療法
  6. 10代や20代の若者がぎっくり腰になる原因は?
  7. 運動不足になっている
  8. デスクワーク等で腰に負担がかかっている
  9. 生活習慣が不規則になっている
  10. 姿勢が悪い
  11. 10代や20代の若者が急にぎっくり腰になる前兆はある?
  12. 10代や20代の若者がぎっくり腰になった際の対処法
  13. 安静にする
  14. アイシングを行う
  15. 動かせるようになったら動かす
  16. 10代や20代の若者がぎっくり腰を対策・予防する方法
  17. ぎっくり腰になったら何日仕事を休むのが一般的?

10代や20代の若者でも急にぎっくり腰になる!特徴を見てみよう

ぎっくり腰は中高年に発症すると思っている人は少なくないでしょう。ぎっくり腰は10代や20代の若者にも起こるのです。若い人に起こる急性の腰痛には、原因がいくつかあります。突然の痛みにも対処できるよう、原因と治し方を紹介します。

高林孝光先生

柔道整復師

ぎっくり腰は外国では「魔女の一撃」や「魔女の一突き」と言われています。魔女が杖で魔法をかけたように激痛が襲い、動けなくなるのが特徴です。

そもそもぎっくり腰とは?

ぎっくり腰とは、急に起こる強い腰の痛みの通称です(※1)。突然の痛みは避けたいと思う人は多いでしょう。ぎっくり腰とよばれる急性腰痛の原因や症状、対処方法を解説します。

ぎっくり腰になる原因

一般的に腰痛やぎっくり腰は高齢者に多いといわれています。腰痛の原因は、骨や筋肉の衰えなど加齢によるものがほとんどです。骨粗鬆症で腰や背中が曲がると、背骨に負担がかかり腰痛を発症します。背骨の間にある椎間板のすり減りや、変形も腰に痛みを生じる原因です。

腰周りの筋肉が減少することでも腰痛は起こります。年齢を重ね体幹を支える筋力が不足すると、腰への負担が大きくなるからです。腰痛を発症しやすい高齢者は、日頃の負荷も大きくぎっくり腰になりやすいといわれています。

大金寛子先生

整体師

原因の1つとして腸腰筋の弱化も見逃せません。腸腰筋とはお腹の奥にあるインナーマッスルで脚を持ち上げる、骨盤を立てて姿勢を維持する、上半身と下半身の動きを連動させるほかに自律神経にも関わっています。

ぎっくり腰の症状

ぎっくり腰の症状
  • 腰部にいきなり激痛が起こる
  • 腰の曲げ伸ばし・振り返り動作で激痛がおこる
  • 咳やくしゃみをすると痛みがおこる
  • 痛みで通常の歩行ができない
  • 身動きがとれなくなる
  • 違和感程度の痛みが時間の経過にともない悪化する
  • 寝返りも打てない

ぎっくり腰を発症すると、腰の痛みから日常生活にかなり大きな支障をきたしてしまいます。突然の激痛は精神的にも強いストレスになり、自律神経の乱れにもつながります。

高林孝光先生

柔道整復師

ぎっくり腰になる原因の1つに、長座の姿勢があります。長座の姿勢は立つと前かがみの姿勢になるので、長座を止めるだけでぎっくり腰ぐせが治る方もいます。

ぎっくり腰の治療法

ぎっくり腰のときは整形外科をはじめ、整骨院、鍼灸、整体、マッサージなど治し方はさまざまです。まずは、正しく対処するためにも、整形外科の受診をおすすめします。レントゲンやMRI検査を受けることで、より正確な診断を受けることができます。

脊柱管狭窄や腰部圧迫骨折などぎっくり腰ではない場合、レントゲン検査で判明するでしょう。自己判断で間違った治し方をしないためにも、病院を受診し対処するのがおすすめです。

10代や20代の若者がぎっくり腰になる原因は?

ぎっくり腰が10代や20代の若い人でも発症するのはなぜでしょうか。10代や20代に起こる急性腰痛の原因は、高齢者とは違いがあります。10代や20代の若者がぎっくり腰になる原因を解説します。

運動不足になっている

10代や20代でぎっくり腰になる人の特徴に運動不足が挙げられます。運動量が足りないことで、筋肉や腱が硬くなります。腰に負担がかかりやすくなり、ぎっくり腰を発症するのです。筋肉が硬くなると、血流が悪くなり悪循環にも陥ります。

10代や20代の若い人も、意識して運動を心がけることが大切です。痛みが起きる前に対処すれば、ぎっくり腰を予防できるでしょう。

デスクワーク等で腰に負担がかかっている

デスクワークは一定の姿勢を長時間続けるため、若者でも腰部に疲労が溜まります。動かし続けるより同じ姿勢を続ける方が、筋肉への疲労の蓄積が高い傾向にあります。猫背や反り腰も腰に負担がかかる姿勢です。

腰に疲労が蓄積し固まった状態で上体を捻る・立ち上がるなどの動作を起こすと、10代や20代でもぎっくり腰を発症してしまいます。ほかにも、くしゃみや咳といった瞬発的な力が加わりぎっくり腰になることもあるのです。

生活習慣が不規則になっている

生活習慣が不規則になると、自律神経が乱れぎっくり腰の原因となるため若者も注意が必要です。自律神経が乱れ交感神経が優位の状態が続くと、筋肉が収縮し血流が悪くなります。血流の低下は背骨周りの筋肉を固くし、腰に負担をかけやすくなるのです。

また、自律神経の乱れは睡眠不足やストレスにも関わります。睡眠不足は痛覚刺激をより強く感じるといわれています。ストレスは筋肉や内臓を緊張させ、10代や20代の若者でも急性の腰痛を起こしやすい状態になるのです。

姿勢が悪い

姿勢が悪いと腰へ負担がかかり、ぎっくり腰につながりやすくなるのは若者も高齢者と同じです。猫背と反り腰は腰に負担をかけやすく、若者に多いといわれています。猫背では背骨に過度の負担がかかり、お腹や背中の筋肉が衰えるため、腰への負担が大きくなります。

反り腰は腰の筋肉が硬くなり、血行不良が起こります。同時に腹筋が衰え更に背筋の負担が増える悪循環が、ぎっくり腰の原因になるのです。特にヒールを履いて立ちっぱなしで仕事をする女性は、重心が前に傾きます。この前傾が反り腰を助長してしまうのです。

大金寛子先生

整体師

椅子に座る時に足を前に投げ出すように座る、立つ時は左右どちらかの足で立ってもう片方のつま先を立っている足のかかとに引っ掛ける、そんなクセがある方は腸腰筋や内転筋が弱って腰に負担をかけている可能性、大です。自分のことは自分では気づき難いもの。1度チェックしてみて下さいね。

10代や20代の若者が急にぎっくり腰になる前兆はある?

10代や20代に起こりやすいぎっくり腰に、前兆はあるのでしょうか。若者のぎっくり腰では、生活習慣や姿勢の悪さにより筋肉の衰え、ハリ、柔軟性の低下が原因になります。運動不足や姿勢の悪さなど心当たりがあり、筋肉のコリやハリを感じたら注意しましょう。

大金寛子先生

整体師

腸腰筋の弱化を防ぐために、たまにはエスカレーターではなく階段を一段飛ばしで登ってみるなど普段から意識すると良いですね。

10代や20代の若者がぎっくり腰になった際の対処法

10代や20代の若者では、初めてぎっくり腰になったという人も多いでしょう。初めて突然の激痛に襲われると、あせることもあるのではないでしょうか。ぎっくり腰の症状が出たときには、どのような対処が適切なのかを解説します。

安静にする

ぎっくり腰を発症した直後の治し方は、楽な姿勢で安静にしましょう。腰に負担をかけないよう、体を横向きにして寝るのがおすすめです。少し体を丸めることで筋肉が緩みます。痛みのある方を上にして寝るとよいでしょう。

アイシングを行う

ぎっくり腰は患部の筋肉や腱に炎症が起きている状態です。ぎっくり腰になった直後は、安静と同時にアイシングがおすすめです。氷嚢や保冷剤を痛みのある場所に当て、患部の熱を取ります。10分~15分程度アイシングを行いましょう。

動かせるようになったら動かす

昔は、ぎっくり腰の対処方法は安静を重要視していました。現代では、長期間の安静は筋肉が衰え、回復の遅れや再発の可能性があるといわれています。そのため、痛みがある程度治まり動けるようになったら、無理をしない範囲で動く治し方がおすすめです。

症状や体の状態によっては、自己判断をせず主治医に相談するとよいでしょう。

高林孝光先生

柔道整復師

ぎっくり腰は昔は「安静にして寝てなさい」という指導をしていました。しかし、現在は安静にし過ぎると症状が長引く傾向があるのでコルセットなどをして動ける範囲で動いた方が回復が早いと言われています。

10代や20代の若者がぎっくり腰を対策・予防する方法

ぎっくり腰を対策・予防する方法
  • 寝起きで大きな動きをしない
  • 顔を洗うときは腰だけではなく膝も曲げる
  • 長時間同じ姿勢をしない
  • 腰を曲げて床の物を拾わない
  • 猫背・反り腰にならないように意識する
  • ストレッチ・筋トレで腰部の筋肉を整える
  • 予兆を感じたら無理をしない

ぎっくり腰は、日頃気をつけることで予防が可能です。10代や20代の若者では、体力があり筋肉の衰えを感じにくいため、意識して防ぐことが大切です。若者だけではなく、高齢者の腰痛予防にも効果が期待できるため家族で取り組むとよいでしょう。

大金寛子先生

整体師

朝ベッドから起きる前に①両膝を立てて左右に倒す②ウエストの下に両手を差し込んで息を吐きながら背中で手を押しつぶすという運動をすると起きた拍子にギクッとやることがなくなります。

ぎっくり腰になったら何日仕事を休むのが一般的?

ぎっくり腰の痛みが強ければ少なくても2~3日、軽い場合でも1日は休み安静にしましょう。痛みが軽減してきたら、数日間は仕事内容を軽くしてもらうなど、様子をみながら復帰するようにします。判断がつかないときは、主治医に相談し対処しましょう。

10代や20代の若者でもぎっくり腰になる可能性は十分にあるので注意しよう


ぎっくり腰は、10代や20代といった若者でも発症する可能性があります。予防をこころがけ、急な痛みには適切に対処しましょう。生活習慣や姿勢を見直し、若い人もぎっくり腰を予防しましょう。

大金寛子先生

整体師

生活習慣が不規則になり自律神経が乱れてくると、交感神経がアップして呼吸が浅くなっている方が多いようです。寝る前などにはゆっくりと深呼吸して自律神経を整えましょう。そうすることによって深い眠りで疲労回復し、ぎっくり腰を起こしにくい身体になっていきます。

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