右腰の急な痛みの原因は?女性は注意?病気かや何科を受診するべきか解説

右腰の後ろの急な痛みの原因を知っていますか?この記事では、右腰の後ろの急な痛みの原因や、対処方法を紹介します。右腰の後ろの急な痛みの予防方法も紹介するので参考にしてみてください。

目次

  1. 右腰の後ろの痛みが急に…原因は?
  2. 右腰の後ろの急な痛みの原因①背中の筋肉の異常
  3. 背中の筋肉の異常具体的な原因
  4. 背中の筋肉の異常具体的な症状
  5. 右腰の後ろの急な痛みの原因②腎臓の異常
  6. 腎臓の異常の具体的な原因
  7. 腎臓の異常の具体的な症状
  8. 右腰の後ろの急な痛みの原因③肝臓の異常
  9. 肝臓の異常の具体的な原因
  10. 肝臓の異常の具体的な症状
  11. 右腰の後ろの急な痛みの原因④子宮の異常
  12. 子宮の異常の具体的な原因
  13. 子宮の異常の具体的な症状
  14. 右腰の後ろの急な痛みの対処法①医療機関に行く
  15. 右腰の後ろの急な痛みの診療科の選び方
  16. 診療科がわからない場合は整形外科を受診しよう
  17. 右腰の後ろの急な痛みの対処法②市販薬を服用する
  18. 右腰の後ろの急な痛みに効果的な市販薬
  19. ただし市販薬は一時的な対処なので注意
  20. 右腰の後ろの急な痛みの対処法③整体を利用する
  21. 整体では根本的な治療が可能
  22. 右腰の後ろの急な痛みの予防方法は?
  23. ①体の使い方を見直す
  24. ②水をこまめに飲む
  25. ③ストレッチをする

右腰の後ろの痛みが急に…原因は?

右腰の後ろに痛みがある場合、考えられる原因はひとつではありません。この記事では、右腰の痛みの原因をくわしく解説します。右腰が急に痛くなったときの対処法や、腰痛の予防法も紹介するので参考にしてください。

右腰の後ろの急な痛みの原因①背中の筋肉の異常

急に右腰の後ろに痛みが起きたら、背中の筋肉の異常が原因である可能性が考えられます。背中の筋肉に異常が起こる原因や症状について解説します。

背中の筋肉の異常具体的な原因

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背中の筋肉の異常の原因
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靱帯の断裂
骨の変形
筋肉の緊張
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急に右腰に痛みを生じる背中の異常のひとつに、靱帯の断裂が挙げられます。背中には多くの筋肉や靱帯があるものの、肋骨の存在により安定しており捻挫しにくい部位です。反面、背中の筋肉や靱帯に損傷が起こると、痛みの範囲が広くなることもあります。

加齢による骨の変形も右腰の痛みの原因です。脊髄や神経を圧迫するため、痛みを生じます。姿勢が悪い人では、筋肉が緊張し血行を阻害するほか神経を圧迫するため右腰が痛みます。

背中の筋肉の異常具体的な症状

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背中の筋肉に異常があるときの症状
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動くと痛い
圧迫されるような痛み
お尻や脚にも痛みがある
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背中右側の筋肉に異常があると、立ったり座ったりするときに右腰に痛みを感じるのが特徴です。なかには、動作がなくても痛みを感じるケースもあります。圧迫されるような痛みとともに、こわばりも感じます。

原因となっている背中や右腰だけでなく、お尻や脚に放散痛がある場合は、脊椎の異常が原因です。

右腰の後ろの急な痛みの原因②腎臓の異常

右腰の後ろの急な痛みには、背中の筋肉のほか内臓に異常がある可能性も考えられます。原因となるのは腰の近くにある内臓のほか、背中の近くに靱帯や神経がある内臓です。ここからは、腰の近くに位置する腎臓の異常について解説します。

腎臓の異常の具体的な原因

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腎臓に異常が起こる原因
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尿路感染症
尿管結石
腎不全
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腎臓に異常があるときも右腰の後ろに痛みを生じることがあります。左の腎臓に比べ、右の腎臓が位置するのは少し低い場所です。尿路感染のうち、腎盂炎を引き起こすと右腰だけでなくほかの部位にも痛みを生じます。

腎臓内にできた結石が尿管に流れ出たときにも、強い痛みを生じます。腎不全で右腰やほかの部位に症状が現れた場合は注意が必要です。腎不全の初期では自覚症状がないため、右腰の痛みやほかの症状が現れたら病気が進行している可能性があります。

腎臓の異常の具体的な症状

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腎臓の異常の症状
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むくみ
尿に異常がある
発熱
倦怠感
食欲不振
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腎臓に異常がある場合、出現する症状はさまざまです。右腰の後ろのほか、お腹や背中、脇腹に痛みを感じます。結石や尿路感染症では、排尿時に痛みを生じます。尿の異常では血尿やにごり、悪臭と見えるものだけでなく残尿感や頻尿も特徴です。

むくみや倦怠感などの症状のほか、発熱することもあり原因により症状は異なります。痛みがある場合も、原因によって部位やタイミング痛みの種類が異なるため自己判断は避けましょう。

右腰の後ろの急な痛みの原因③肝臓の異常

右腰の後ろの急な痛みを引き起こす内臓の異常には、肝臓も原因のひとつに挙げられます。人の内臓のなかで最も大きいものの、神経を有しないため異常に気付きにくい部位です。

肝臓の異常の具体的な原因

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肝臓の異常の原因
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肝機能低下
肝硬変
肝臓ガン
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肝臓に異常を来しやすい人では、飲酒の習慣があるほか肥満体型の特徴があります。ウイルスや運動不足も肝臓の病気の原因です。症状の出にくい肝臓は、自覚症状が現れたときは重症化している可能性があるため注意が必要です。

肝臓に異常があると、近くの横隔膜や腸腰筋が引っ張られ腰痛につながると考えられます。また、肝機能が低下すると腎臓にも負担がかかります。

肝臓の異常の具体的な症状

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肝臓の異常の症状
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めまい
全身のかゆみ
むくみ
倦怠感
黄疸
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肝臓に異常があっても、初期の段階では自覚症状はほとんどありません。ある程度病気が進行してから症状が現れます。めまいや倦怠感のほか、かゆみ、黄疸が症状の特徴です。

肝臓の場合、症状が現れる前の定期的な検査が大切です。右腰の後ろの痛みやほかの特徴的な症状が出たら、早めに受診しましょう。

右腰の後ろの急な痛みの原因④子宮の異常

女性特有の病気である子宮の異常でも、右腰の後ろが痛くなることがあります。子宮の異常にはさまざまあり、なかには治療を要するものもあるため軽視できません。

子宮の異常の具体的な原因

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子宮の異常の原因
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月経困難症
子宮内膜症
子宮筋腫
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女性の場合、右腰の後ろの痛みには月経困難症や子宮筋腫のような異常が隠れている可能性があります。ただ、妊娠中や生理中でも腰痛は起こるため、右腰の痛みが病気によるものとは限りません。

子宮内膜症の既往がある家族がいる人や、妊娠・出産の経験がない人がなりやすいといわれています。不規則な生活習慣やストレスも発症の原因です。

子宮の異常の具体的な症状

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子宮の異常の症状
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性交時の痛み
下痢
頭痛
吐き気・嘔吐
不正出血
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子宮内膜症や子宮筋腫の場合、右腰や下腹部が痛みます。性交時・排便時にも痛みを感じるのが特徴です。生理の出血量が多いほか、血のかたまりが出たり生理中以外に出血したりといった症状もあります。まるでぎっくり腰のような激しい痛みをともなう場合もあります。

子宮の異常で下痢をすることがありますが、腎臓が悪い場合でも下痢の症状があるため、自己判断は避けましょう。

右腰の後ろの急な痛みの対処法①医療機関に行く

右腰の後ろに急な痛みが生じた場合、適切に対処する必要があります。同じ右腰の痛みであっても、筋肉や内臓など原因により治療法は異なるため、医療機関で正しい診断と治療を受けましょう。

右腰の後ろの急な痛みの診療科の選び方

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診療科の選び方
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背中の筋肉の異常:整形外科
腎臓の異常:内科・腎臓内科
肝臓の異常:内科
子宮の異常:産婦人科
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急に右腰に痛みを感じ病院を受診する際は、症状に応じて診療科を選びましょう。右腰の後ろだけが痛い場合や脚のしびれを併発している場合は、整形外科を受診してください。発熱や排尿痛をともなうときは、内科あるいは腎臓内科が適しています。

倦怠感や発熱のほか、肌や白目が黄色くなっている場合は内科、月経異常がある場合は産婦人科を受診しましょう。下痢があり、消化器か腎臓どちらに異常があるのか判断できないときは内科を受診してください。

診療科がわからない場合は整形外科を受診しよう

右腰の後ろの痛みだけでなく、発熱や吐き気、排泄の異常など体調に変化がある場合は受診が必要です。ただ、受診する診療科がわからない場合は、整形外科を受診しましょう。筋肉や靱帯の異常でなければ適切な診療科目を紹介されるため、まずは受診することが大切です。

右腰の後ろの急な痛みの対処法②市販薬を服用する

右腰の後ろが急に痛くなり、すぐに病院を受診できない場合は市販薬の使用で対処しましょう。あくまで対症療法のため根本の治療ではありませんが、受診するまでの間の痛みを軽減できます。

右腰の後ろの急な痛みに効果的な市販薬

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右腰後ろの痛みに効果的な市販薬
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イブプロフェン
アセトアミノフェン
ロキソプロフェンナトリウム水和物
ジクロフェナクナトリウム
フェルビナク
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腰痛や頭痛で一般的に使用される市販薬には、イブプロフェンやアセトアミノフェンを配合した内服薬があります。イブプロフェンは痛みに関与するプロスタグランジンを抑制し、炎症を抑える効果があるため筋肉や靱帯の損傷による腰痛に効果的です。

アセトアミノフェンは、痛みの中枢に作用しますが抗炎症作用は期待できません。貼付薬には、ロキソプロフェンナトリウム水和物やジクロフェナクナトリウム、フェルビナクを配合したものがあります。

貼付薬であっても、使用量や回数が定められているほか、ぜんそくや妊娠中の使用は制限されているものが多いため、必ず医師や薬剤師、店舗の登録販売者に相談しましょう。

ただし市販薬は一時的な対処なので注意

市販薬の使用は一時的に痛みを抑える対症療法です。根本の原因を改善、治療するものではありません。市販薬の使用で痛みが治まっても、急に起こった右腰の痛みの原因となる病気が治ったわけではないため過信は避けましょう。

また、市販薬の種類は多く、どれが適しているか適切に判断する必要があります。使用できない持病や副作用にも注意が必要です。市販薬で痛みが軽減されない場合は、迷わず医療機関を受診してください。

右腰の後ろの急な痛みの対処法③整体を利用する

整体の利用は、右腰の痛みの対処としておすすめです。とくに、医療機関を受診しても異常が見つからなかった人に適しています。

整体では根本的な治療が可能

右腰の痛みに整体がおすすめの理由は、内臓の異常や筋肉の損傷ではなく、姿勢の悪さや生活習慣の乱れが原因で腰痛が起こっているケースに適しているからです。体がゆがみ筋肉や骨格に負担がかかっている場合、整体で全身を整えれば腰痛の改善が可能です。

実際に整体を利用している人のなかには、病院に行っても改善されなかった腰痛がよくなったと実感している人もいます。内臓の病気ではなく日常生活に原因がある場合、整体は根本的な原因を取り除くための施術で腰痛の解消を助けます。

右腰の後ろの急な痛みの予防方法は?

右腰の痛みが治まったら、再発を防ぐことも大切です。自宅でできる手軽な方法で、急に右腰が痛くなるのを予防できます。ここからは、右腰の急な痛みの予防法を紹介します。

①体の使い方を見直す

腰痛の原因となる背中や腰の筋肉の損傷を防ぐには、体を上手に使う必要があります。思いものを持ち上げるときは、腰ではなく膝を曲げ荷物を胸に引き寄せる動作が負担をかけません。普段から正しい姿勢を心がければ、筋肉の疲労や神経の圧迫を防げます。

②水をこまめに飲む

水のこまめな摂取は、腎臓結石のリスク軽減につながります。腎臓病の原因となる食生活の偏りとは、動物性たんぱく質の過剰摂取のほか、水分とカルシウムの不足を指します。食生活の見直しとともに水分を摂取すると、腎臓の病気の予防につながるのです。

③ストレッチをする

ストレッチは、硬くなった筋肉をほぐせるためおすすめです。筋肉を柔らかくほぐすと血行がよくなるため、体に栄養が行き渡ります。結果的に、体調不良や急な腰痛の予防につながります。リラックス効果もあるため、日課に取り入れるとよいでしょう。

右腰の急な痛みの原因・対処法を把握しよう

右腰が急に痛むとき、さまざまな原因があります。右腰の痛み以外の症状を見逃さず、適切な対処が大切です。日常生活に急に起こる腰痛を予防する習慣を取り入れましょう。

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