ロミロミとリンパマッサージの違い｜どちらが痛い？【口コミ】で比較！

『ロミロミ』は、健康にも美容にも効果が期待できるハワイアンマッサージとして知られています。では、ロミロミとはどんなマッサージなのでしょうか。

ロミロミとは、リンパを含めた全身のマッサージで、オイルやホットストーンを使ってマッサージを行うことがほとんどです。ハワイ発祥のため、ハワイアンマッサージとも呼ばれており、ロミロミの「ロミ」はハワイ語で「揉む」という意味があります。

ハワイでは、エネルギーやエナジー、気などを意味する「MANA（マナ）」という言葉があります。そして、このMANAのバランスが崩れることが、心身の不調の原因になると考えられているのです。

ロミロミは、不足したMANAを補うための施術として、ハワイでは古代から受け継がれているものなのです。

『リンパマッサージ』もよく知られているマッサージですが、どんな特徴があるのでしょうか。

リンパマッサージとは、全身にあるリンパを集中的に刺激するマッサージのことです。リンパの滞りをなくすために行うマッサージのため、リンパの詰まりがあるところを中心に、リンパに沿って押し流すようなマッサージを行うのが一般的です。

ここからは、ロミロミとリンパマッサージの違いについて解説していきます。まずは、ロミロミとリンパマッサージのマッサージ方法の違いです。

ロミロミのマッサージは、手のひら・指だけではなく、腕や肘まで使って行います。「揉む」「押す」「摩擦する」などの手技で、穏やかな波の満ち引きのように、強弱をつけてマッサージを行うのが特徴です。

リンパマッサージの場合は、手のひらや指のみを使ったマッサージ方法です。主に「押す」「なでる」という手技を繰り返し、リンパの流れに沿ってオイルマッサージを行います。

ロミロミとリンパマッサージには、マッサージの強さにも違いがあります。マッサージの強さには、どれほどの違いがあるのでしょうか。

ロミロミは、オイルを使ってリンパを流すような施術を行います。そのため、リズミカルで優しい刺激の強さが特徴です。ロミロミは肘なども使うため、痛いというイメージがある人も多いはずです。

しかし、肘から腕の広い面を使うため、痛いと感じることはほとんどなく、程よい圧力で関節や筋肉に働きかけます。なかには、体重をかけて施術を行う店もあり、その場合はやや強めのマッサージが行われます。

リンパマッサージの強さは、筋肉の深部までしっかりと刺激をするので、少し強めのマッサージになります。店によっては、肌表面をなでるようにソフトタッチで行うこともあり「くすぐったい」と感じる人もいるでしょう。

ロミロミとリンパマッサージの目的の違いについて解説します。

ロミロミの主な目的は、身体・精神のヒーリングです。ロミロミの発祥地であるハワイでは「本来の健康は、心と身体、魂のバランスが整っている状態」と考えられています。

マッサージによって「MANA」と呼ばれる自然エネルギーを体に取り込んで、身体や精神のバランスを整えているのです。

リンパマッサージは、主に体質改善を目的としています。体内に溜まっている老廃物や水分をリンパ液に乗せて、体外へ排出しているのです。もしリンパ節やリンパ管が滞っているときは、リンパマッサージをする際に痛みを感じることもあります。

ロミロミとリンパマッサージでは、期待できる効果にも違いがあるといわれています。どんな違いがあるのでしょうか。

ロミロミでは、心身ともに疲労回復の効果が期待できるといわれています。優しい刺激の手技によって、体の疲れを和らげるだけではなく、リラックス効果も期待できるのです。

ハワイ旅行の際に、現地でロミロミの施術を受けると、日頃の疲れが緩和されて快適な旅を楽しめるでしょう。

リンパマッサージで期待できる主な効果は、むくみ改善です。マッサージをしてリンパの流れをよくすることで、溜まっていた老廃物や水分が排出されやすくなり、むくみの改善に繋がります。

また、リンパの流れがよくなると、血行も促進されるようになり、体のコリや冷え性の改善も期待できるでしょう。

ロミロミとリンパマッサージは、起源や歴史にも違いがあります。どのような違いがあるのでしょうか。

ロミロミはハワイ発祥のマッサージです。ハワイではもともと文字を使っていなかったため、起源ははっきりとはわかっていません。しかし、1000年以上前に、ポリネシア人がハワイに来たときにはロミロミの基になる施術はあったといわれています。

一説によると、ロミロミは古代ハワイで、王族のみが受けられた神聖な医療行為だったという言い伝えもあるのです。その後、階級制度が廃止になったことで、一般の人にも普及していったと考えられています。

日本では、20年ほど前から美容サロンなどでリラクゼーションの1つとして導入されるようになっています。

リンパマッサージの起源は、1930年頃のヨーロッパです。デンマーク人のエミール・ヴォッター博士が、リンパの流れをよくすることがさまざまな症状を改善することに繋がることに気づいて、リンパ排出法（リンパドレナージュ）を開発したという歴史があります。

日本の美容業界に導入されたのは1980年代で、そのときに日本独自の手技に変わり「リンパマッサージ」になったといわれています。

実際に施術を受けるなら、ロミロミとリンパマッサージはどちらがおすすめなのでしょうか。ここでは、口コミをもとにロミロミ派とリンパマッサージ派の意見を紹介します。

ロミロミ派で多く見られたのは、以下の意見です。

ロミロミは、ハワイアンの神聖な医療行為だったこともあり、現在でも施術前後に祈りを行うところもあるようです。本来の神聖な空気も受け継がれているからこそ、ヒーリング効果を感じられるのでしょう。

また、オイルを使った優しい刺激のロミロミは、気持ちよくて疲れがとれたと感じる人が多いようです。

リンパマッサージ派の意見は以下です。

リンパマッサージの場合でもロミロミと同様にオイルを使うこともありますが、強めにマッサージをする分、深部まで効いているという感じがするようです。リンパマッサージは、店に行く時間がない場合でもセルフでできるという意見もあります。

ロミロミとリンパマッサージには、マッサージ方法や強さ、効果などさまざまな違いがあります。ヒーリング効果や美容効果、安らぎを求める人はロミロミがおすすめです。しっかりとした刺激があって、体質の改善をしたい人はリンパマッサージを試してみましょう。

日々の疲れが溜まっている方は、お家でプロのリラクゼーションを受けてみませんか？