【なぜ】マッサージでアザができる？好転反応が原因？早く治す方法は？

マッサージでアザや内出血のようなものができたとき、施術に対して不安になることもあるでしょう。あざの理由が好転反応であれば効いてる証拠です。ただし、あざや内出血の原因は好転反応だけではありません。マッサージ後のあざの原因について解説します。

マッサージ後にできるあざや内出血のようなものには、好転反応によるものがあります。好転反応であれば、心配する必要はありません。好転反応の特徴を紹介します。

マッサージの好転反応では、痛みがなく赤い湿疹のように見えるあざのようなものができます。実際にはあざや内出血ではないため心配の必要はありません。好転反応について、厚生労働省は科学的根拠がないと認めていないものの、一般的には良い兆候と認識されています。

好転反応であれば、代謝がよくなって排泄物が変化したり、眠気が起きたりなどの症状も現われることが多いです。（※1）

マッサージの好転反応が現われたら、水分を多く摂取し老廃物の排出を促しましょう。マッサージ後の体内は、血流やリンパの流れが改善され老廃物を排泄する代謝機能が高くなっています。代謝機能向上のために常温あるいは温かい水を摂り、食事の内容にも気をつけましょう。

マッサージ後にできたあざや内出血には、好転反応だけでなく強く揉みすぎたことで起こるものもあります。あざや内出血であれば、けがであると認識しましょう。強く揉みすぎたことでできる、あざや内出血について解説します。

マッサージの力が強すぎた場合、あざや内出血の箇所に痛みを伴います。強く揉みすぎることで、その部分の組織を損傷しているからです。プロの施術でもセルフであっても、リンパを流すために強い力は必要ありません。

施術者の技量不足や、より効果を出そうとセルフで強く揉みすぎても代謝アップの効果は得られないといわれています。特にリンパマッサージの場合、リンパ液は体表に近いところにあるため、さする程度でも効果は期待できるのです。

マッサージ中に痛みを感じたら、施術者に伝えましょう。一旦中止するか、力を弱くしてもらうように伝えます。再来店を促すため、わざと強くマッサージをするサロンであれば、利用しないことも大切です。セルフで行う場合も痛みを感じない力加減でマッサージしましょう。

マッサージでできるあざの原因には、好転反応や力の入れすぎではない可能性も考えられます。毛細血管が弱っていると、あざができることがあるのです。毛細血管が弱いときのあざの特徴や対処方法について解説します。

毛細血管が弱い場合、マッサージに痛みを感じなくてもあざや内出血ができます。毛細血管が弱っていると、弱い刺激でも傷つけられるからです。毛細血管が弱くなるには、溜まっている老廃物が多いことや喫煙、冷えなどの要因があります。

セルライトも、毛細血管が巻き込まれるためリンパマッサージなどであざができる原因です。そのほか、エステなどのセルライト改善の施術であざができることもあります。

マッサージの前に体を温め血流をよくしておくと、あざができにくくなります。毛細血管は、血流が悪い状態で切れやすくなるからです。血流を促進できるよう、運動や食事に気をつけ体を冷やさないことをこころがけましょう。

セルライトがある場合も、事前に血行をよくしておくことであざを防ぎ老廃物を排出しやすくなります。セルライトのある箇所を、無理に揉みほぐさないようにしましょう。

マッサージであざや内出血ができたとき、どのように対処するのが正しいのでしょうか。好転反応以外のあざや内出血への対処法を紹介します。

あざができてしまった場合は、セルフマッサージを中止しましょう。あざは、その箇所の組織の損傷です。マッサージを続けることで悪化させないことが大切です。あざを防ぐために、セルフマッサージ中の力加減にも注意しましょう。

あざや内出血ができた直後は、患部を冷やします。冷却すると血管が収縮するため、内出血を止めることができます。患部に腫れや熱があるときも冷やしましょう。初期状態である青あざができてから2日程度は冷やすことが適切です。

アザや内出血ができて数日経過したら、温めて回復を促します。血流を改善すると、組織の修復が促されるためです。急性期のあざから茶色っぽい色に変わり、熱や腫れがなければカイロや温湿布などを使い温めましょう。

マッサージ後に好転反応ではないあざや内出血ができたときは、まずアイシングしましょう。患部のマッサージは行わず、痛みや腫れが治まったら温めて回復を促します。マッサージ後のあざは、適切に対処し早く改善しましょう。

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