あん摩マッサージ指圧は効果ない?科学的根拠やデメリット・注意点を検証!

『あん摩マッサージ指圧』を受けて気持ちいいと感じることはあるものの、科学的根拠はあるのでしょうか。この記事では、あん摩マッサージ指圧の特徴や効果について解説します。指圧を受けるときの注意点も紹介するので参考にしてください。

目次

  1. 指圧マッサージは効果ない?科学的根拠はある?
  2. 医療行為として科学的根拠は認められている
  3. あん摩マッサージ指圧とは?
  4. 『あん摩マッサージ師』が行う医療行為
  5. 指圧は手の平や指で行う手技のこと
  6. 指圧マッサージに期待できる効果・効能は?
  7. ①腰痛
  8. ②肩や首の痛み
  9. ③膝の変形性関節症
  10. 指圧マッサージを受ける時のデメリットは?
  11. リスクは少ないと言われている
  12. 指圧マッサージを受ける時の注意点は?
  13. 体の不調は先に医療機関を受診する
  14. 施術者が国家資格保有者か確認する
  15. すべての施術が健康保険の対象にはならない

指圧マッサージは効果ない?科学的根拠はある?

指圧マッサージは、ツボを押して血流をよくすることで、腰痛や肩こりなどを緩和するといわれています。しかし、指圧マッサージは効果も科学的根拠もないという意見もあります。それは本当なのでしょうか。

医療行為として科学的根拠は認められている

指圧マッサージは、医療類似行為としてのマッサージは科学的根拠は認められています。そのため、指圧マッサージを受けると一定の効果も期待できると考えられています。

しかし、正確には指圧マッサージは『あん摩マッサージ指圧師』による施術のことをいうので、あん摩マッサージ指圧師が行う指圧マッサージであれば、効果が期待でき、科学的根拠もあるといえるでしょう。

あん摩マッサージ指圧とは?

あん摩マッサージ指圧というのは、どんなマッサージ療法で、どんな特徴がある施術なのでしょうか。ここでは、あん摩マッサージ指圧について解説します。

『あん摩マッサージ師』が行う医療行為

あん摩マッサージ指圧とは、あん摩マッサージ指圧師が行う医療類似行為のことです。「マッサージ」と呼ばれる施術は他にもあり、一般的にはリンパマッサージなどのリラクゼーションサロンなどで行う手技も含まれます。

しかし、正式には医療類似行為としてマッサージ療法を行えるのは国家資格保有者のみと定義されています。

マッサージ療法は、健康管理や増進に用いられます。マッサージ療法は、体の軟組織に働きかけます。マッサージ療法は東洋や西洋のほとんどの文化で、人類の歴史を通して実践されてきており、痛みの緩和を試みて人々が行った最古の方法の一つです。

指圧は手の平や指で行う手技のこと

指圧とは、手の平や指で行う手技のことをいい、日本で生まれて発展した施術です。指圧は、全身のツボを刺激して血流をよくしたり、リンパの流れをよくしたりすることで、筋肉を柔軟にして運動機能を高める、自律神経のバランスを整えるなどの効果を期待できます。

指圧マッサージに期待できる効果・効能は?

指圧マッサージに期待できる効果・効能には、以下の症状が挙げられます。

・腰痛
・首、肩のこり
・関節痛
・むくみ
・頭痛
・手足の疲れ、しびれ
・不眠症
・冷え性
・ストレス
・リラクゼーション効果

指圧マッサージでは、血流をよくすることで、痛みや不調を緩和する効果・効能が期待できます。また、体の不調が和らぐことでリラクゼーション効果も感じられるでしょう。

指圧マッサージで特に効果があるといわれている腰痛や首・肩の痛み、関節痛についてくわしく解説します。

①腰痛

指圧マッサージに期待できる効果・効能の1つは腰痛です。指圧によって血流が改善され、痛みを軽減するといわれています。腰痛に対するマッサージ療法は、確実とはいえないものの、一定の効果は期待できる可能性があるという科学的根拠は認められています(※1)。

2016年の腰痛に対する非薬物療法の評価において、米国医療研究・品質調査機構(Agency for Healthcare Research and Quality)がマッサージ療法と通常のケアまたは他の介入とを比較した20件の研究を調査したところ、マッサージ療法が慢性腰痛に有用であるエビデンスを認めましたが、エビデンスは弱いものでした。また、さまざまな種類のマッサージ療法を比較した6件の研究に着目しましたが、他よりも効果的なマッサージ療法があるかどうかを示すにはエビデンスが不十分であることが認められました。

②肩や首の痛み

指圧マッサージは、肩や首の痛みを緩和する効果が期待できます。しかし、マッサージ療法による効果は、充分な施術時間と頻度で行えば、短期的に痛みを緩和するという研究結果もあります(※1)。

2013年に行われた12件の研究(参加者757例)のレビューでは、マッサージ療法は不活性治療よりも首と肩の痛みの両方に有用ですが、他の活性治療よりも効果的ではないことが認められました。肩の痛みについては、マッサージ療法は短期的な利益しかありませんでした。

③膝の変形性関節症

指圧マッサージに期待できる効果・効能として、膝の変形関節症も挙げられます。ただし、科学的根拠として認められているのは、短期的に痛みを緩和する可能性があるという点です。(※1)

変形性膝関節症のマッサージ療法を評価した6件の研究(参加者計408例)のうち、5件で短期的な痛みの緩和をもたらすことが認められました。痛みの緩和を示した2件の研究(参加者149例)は、エッセンシャルオイル(アロマセラピーマッサージ療法)を使用していました。

指圧マッサージを受ける時のデメリットは?

指圧マッサージは、さまざまな効果・効能があるとされており、メリットが多いとも考えられます。では、指圧マッサージを受けるデメリットはあるのでしょうか。

リスクは少ないと言われている

指圧マッサージによるマッサージ療法のリスクは少ないといわれているため、デメリットもほとんどないといえるでしょう。ただし、指圧マッサージを受けて神経損傷や血栓、骨折などが起きたという事例もあります。

主に、深部マッサージ療法のようなマッサージを受けた人や、負傷リスクの比較的高い高齢者が、指圧マッサージの後にリスクを伴った人が多いといわれています。

指圧マッサージを受ける時の注意点は?

指圧マッサージを受けるときに、リスクを少なくして効果を得られるためには注意しなければいけないこともあります。ここでは、指圧マッサージを受けるときの注意点を解説します。

体の不調は先に医療機関を受診する

指圧マッサージを受けるときの注意点として、体に不調があるなら先に医療機関を受診することです。特に、発熱や出血、化膿などの症状がある場合は、指圧マッサージで血液循環がよくなることで、痛みが増したり熱が高くなったりすることがあります。

まずは医療機関を受診し、マッサージ療法が適しているかを相談してください。

施術者が国家資格保有者か確認する

指圧マッサージを受けるときには、施術者が国家資格保有者かどうかも確認しましょう。基本的には、マッサージとして施術を行えるのは国家資格保有者のみです。

しかし、マッサージといえば美容やリラクゼーションを目的とした施術と思う人も多く、このようなマッサージ類似行為は国家資格がなくても開業できるのです。

なかには国家資格を保有するスタッフがいる場合もあるので、指圧マッサージを受けようと思っているスタッフに国家資格保有者がいるかを確認しておくとよいでしょう。

すべての施術が健康保険の対象にはならない

指圧マッサージを受けるときは、すべての施術が健康保険の対象にはならないことも注意しましょう。あん摩・指圧マッサージなどで健康保険適用の対象となる施術は、基本的には医師がその施術に同意している必要があります。

そして、対象となる症状は主に筋麻痺や関節拘縮などで、筋力増強や関節の可動域拡大をして改善することを目的にした施術が対象となります。

指圧マッサージは一定の効果を期待できる

指圧マッサージは、あん摩マッサージ指圧師の国家資格保有者が医療類似行為として行う施術であれば、一定の効果・効能を期待できます。指圧マッサージで腰痛や肩こりなどを改善したいなら、注意点も踏まえて利用しましょう。

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