整体後の頭痛・吐き気の原因は好転反応?薬は飲んでいい?対処法を解説
整体後に頭痛や吐き気などの症状が現れてつらい思いをしたことはありませんか?このような症状が続くときは、好転反応や揉み返しの可能性があります。この記事では、整体後の頭痛・吐き気の原因について紹介します。整体後の頭痛の対処法も紹介するので参考にしてください。
目次
整体後の頭痛の原因は?
整体を受けた後に現れる頭痛や吐き気などの不調は、好転反応か揉み返しが原因だといわれています。では、好転反応と揉み返しは、現れる反応や症状にどのような違いがあるのでしょうか。
好転反応
好転反応は、筋肉が硬くなっていたり、体が歪んでいたりしていた場所が整体やマッサージを受けることで、正常な状態に戻る時に現れる反応です。好転反応は全身に現れることが多く、ほとんどの場合は整体の翌日に現れますが、施術直後に現れる人もいます(※1)。
揉み返し
揉み返しは、整体やマッサージによって筋肉の繊維が傷つき、炎症を起こしているときに現れると考えられています。揉み返しの場合も、施術直後に症状が現れることは少なく、翌日や2日ほど経ってから不調を感じることがほとんどです。
好転反応とは違い、部分的に症状が現れるといわれています。
整体後の頭痛の原因①好転反応
整体後に頭痛・吐き気が続く原因として考えられる好転反応と揉み返しには、さまざまな違いがあります。では、なぜこのような反応が起きるのでしょうか。まずは、好転反応が起こる原因や症状、治るまでの期間について解説します。
原因は老廃物のデトックス
好転反応が起きる原因として考えられているのは、整体によって老廃物がデトックスされるからです。筋肉が凝り固まっているときは、血行やリンパの流れが悪くなっています。
しかし、整体を受けて筋肉がほぐされると、血行がよくなり、溜まっていた老廃物や疲労物質は全身を流れている血液中に流れだします。一時的に、老廃物や疲労物質が全身を駆け巡るため、全身に不調を感じることがあるのです。
症状は倦怠感・眠気
- 倦怠感
- 眠気
- 疲労感
- 便秘
- 偏頭痛
好転反応があるときに現れる主な症状は、倦怠感や眠気、偏頭痛です。整体によって血行がよくなり、疲労物質が血液と一緒に全身に流れますが、他の器官が対応できないため、疲労感のような症状が現れるといわれています。
特に、自律神経が乱れていると、急な体の変化に対応できないことが多く、不調を感じやすいのです。また、ストレートネックのように首周りに問題を抱えている場合は、急に血行がよくなることで、頭部の血管が対応できずに偏頭痛を引き起こすこともあります。
治る目安は2~3日
整体後の好転反応が治るまでの目安は2~3日です。整体直後や翌日に症状が現れて、一晩休めば症状が治まることがほとんどです。長くても、2~3日で体の不調は治まります。
整体後の頭痛の原因②揉み返し
整体直後や翌日の頭痛の原因が揉み返しだった場合には、なぜ起きるのでしょうか。揉み返しが起きる原因や症状を解説します。
原因は過度な刺激
揉み返しが起きるのは、過度な刺激が原因の可能性があります。施術者の技量不足や誤った施術によって、過度な施術を受けると、筋肉や筋膜が傷ついて炎症を起こしてしまいます。その結果、施術された場所が痛いというような揉み返しの症状が現れるのです。
症状は頭痛・吐き気
- 施術した場所が痛い
- 頭痛
- 吐き気
- 施術後に悪化した
揉み返しの主な症状は、施術した場所が部分的に痛いのが特徴です。この他にも、揉み返しがあるときには頭痛や吐き気などの症状が続くこともあります。過度な刺激を受けることで、筋肉がさらに硬くなり筋緊張が強まるため、頭痛や吐き気を生じるといわれています。
治る目安は2~4日
整体直後や翌日に揉み返しが出たときは、2~4日ほどで治ることが多いです。しかし、筋肉の損傷が激しかったり、揉み返しが起きた後の対処法を間違えたりすると、1週間以上症状が続くこともあります。
整体後の頭痛の対処法は?
整体直後や翌日に、頭痛・吐き気などの症状が出たときの対処法を紹介します。適切な対処をして少しでも早く症状を緩和しましょう。
患部をアイシングする
整体後の頭痛を和らげるには、患部をアイシングするのがおすすめです。施術した場所に起きている炎症を冷やすことで、痛みや頭痛などの不調を緩和する効果を期待できます。氷のうや保冷剤を使って、10~15分ほど患部を冷やしましょう。
安静にする
整体後に頭痛があるときは、安静にすることも大切です。特に揉み返しが原因であれば、筋肉が炎症しているときに無理に体を動かすと悪化する恐れがあります。眠気や偏頭痛のような症状があり、好転反応の可能性が高い場合も同様です。
整体を受けて硬くなった筋肉がほぐされ、自律神経も整っている状態なので、眠気や偏頭痛を我慢して体を動かすと体にストレスをかけてしまいます。自律神経の乱れにもつながるので、眠気や偏頭痛が続くときは体を安めましょう。
ロキソニンなど鎮痛剤を服用する
整体後に頭痛を感じたときの対処法として、ロキソニンなどの鎮痛剤を服用する方法もあります。ロキソニンのような鎮痛剤は、痛みを緩和し筋肉の炎症も抑え、即効性もあるといわれています。
ただし、あくまでも一時的に痛みを緩和するもので、根本の治療はできません。
整体後の頭痛の時にやってはいけないことは?
整体後に頭が痛い時には、やってはいけないこともあります。整体後の頭痛の対処法と一緒に、やってはいけないことも確認しておきましょう。
体を温める
整体後に頭痛がある時にやってはいけないこと1つが、体を温めることです。特に揉み返しの場合には、体を温めて血行がよくなることで、筋肉の炎症が強くなってしまう恐れがあります。
施術を受けた場所に痛みがあったり、頭痛・吐き気を感じたりする間は、できるだけ入浴も控えましょう。
飲酒
整体を受けた後に頭痛の症状が現れたなら、飲酒も控えてください。飲酒をすると血行がよくなるため、揉み返しで炎症が起きている場合は症状が悪化する可能性があります。また、飲酒をすることで肝臓がダメージを受けやすくなるため、筋肉の修復を妨げることもあるのです。
ストレッチ・運動
整体後に頭痛を感じた時は、ストレッチや運動もやってはいけません。ストレッチは筋肉についた傷を悪化させる可能性があり、運動は患部を温めることにつながります。
ストレッチはリラックス効果を高めて自律神経を整える効果も期待できるので、痛みや頭痛などの症状が治まったら少しずつでも行いましょう。
整体後の頭痛がある時は安静にしよう
整体直後や翌日に、体の痛みだけではなく頭痛・吐き気も感じる時は揉み返し、倦怠感や偏頭痛などの症状があるなら好転反応の可能性が高いと考えられます。どちらの場合でも、まずは安静にしましょう。
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