揉み返しにロキソニンは効く?使い方や副作用は?症状・期間や治し方も
マッサージの揉み返しが激痛でロキソニンなどの鎮痛剤を使おうか悩んでいませんか?この記事では、ロキソニンの効果や使い方、副作用について解説します。揉み返しによる痛みや治るまでの期間、治し方も紹介するのでぜひ参考にしてください。
目次
揉み返しにロキソニンなどの鎮痛剤を服用しても大丈夫?
揉み返しとは、マッサージで揉んでもらった箇所に痛みやだるさが出る症状です。我慢できない揉み返しの症状には、ロキソニンなどの鎮痛剤を服用しても大丈夫です。ただし、注意しなければならない点もいくつかあります。
揉み返しの症状やロキソニンなどの鎮痛剤の副作用などについても詳しく説明していきます。
揉み返しにロキソニンを使う時の注意点は?
揉み返しにもロキソニンは効果があります。ロキソニンは頭痛や発熱、炎症などに効く鎮痛剤です。最近ではドラッグストアなどでも気軽に購入できます。ロキソニンを服用した際の作用や効果、用法容量、副作用などについて詳しく説明していきます。
ロキソニンの作用と効果
ロキソニンは発熱や頭痛、炎症の原因となるプロスタグランジンという物質の産生を抑えるため、高い解熱鎮痛効果があります。体内で吸収されてから活性型に変化するため胃に優しい処方です。痛みや炎症に伴う腫れ、発熱を素早く抑える、即効性の高い薬なのです。
抑制できる痛みの種類は多岐にわたり、頭痛・月経痛(生理痛)・歯痛・抜歯後の疼痛(※1)・咽喉痛・腰痛・関節痛・神経痛・筋肉痛などがあります。
ロキソニンの用法・用量
病院で処方されるロキソプロフェンナトリウム60mgの場合、通常成人は1回1錠を1日3回服用します。頓用の場合は1回1〜2錠(60mg〜120mg)です。年齢・症状によって飲む量は変わり、市販薬では用量が違います。また、空腹時に飲むことはなるべく避けましょう。
指示された服用方法に従い、万が一多く飲み過ぎてしまった場合などは医師や薬剤師に相談しましょう。
ロキソニンの副作用
- 胃部不快感
- みぞおちの痛み
- 腹痛
- 嘔吐
- 下痢
- 食欲不振
- 浮腫
- 発疹
- 眠気
- かゆみ
上記以外にも副作用はあります。重篤なものになるとアナフィラキシー、蕁麻疹、発熱、肝機能障害、大腸閉塞、小腸閉塞などの症状がまれにでることがあります。副作用があることを十分理解した上で服用しましょう。
ロキソニン使用時の注意点
妊娠中や授乳中の人、過去に薬や食べ物などでアレルギー症状が出たことがある人はロキソニンの服用は避けた方がいいでしょう。
また消化性潰瘍や血液疾患、肝機能障害、腎機能障害、心機能不全などの既往歴がある人や他に薬を服用している人は飲めない場合や注意が必要な場合があります。薬の注意事項をよく確認し、必要であれば医師や薬剤師に相談しましょう。
マッサージの揉み返しはどんな痛み?何日で治る?
マッサージによる揉み返しは、マッサージをした箇所の痛みや頭痛などさまざまな症状があります。治るまでの期間も3日から2週間と人によって違うのです。詳しく紹介していきます。
局所的な激痛や頭痛・発熱など症状はさまざま
- マッサージを受けた箇所の局所的な激痛
- 施術した周辺のこり
- 頭痛
- 吐き気
- だるさ
- 内出血
- 頭ののぼせ
- しびれ
揉み返しとは施術者が不慣れだったり、必要以上に力を入れたりすることで筋肉にある筋膜や筋繊維が損傷してしまい炎症を起こすことです。ほぐすためにおこなったはずのマッサージで結果的に筋肉が固くなってしまい余計に緊張し、痛みや上記のような症状が生じてしまいます。
もみ返しが起こる原因として、筋肉のこりが酷すぎることもあります。筋肉に柔軟性がないため、施術で力を加えた際に筋繊維が損傷しやすくなるのです。
3日から2週間ほど痛みが続く
揉み返しの痛みは3日から2週間ほど続きます。施術後、痛みやだるさを感じる症状として揉み返しの他に、好転反応というものがあります。好転反応と揉み返しの一番の違いは痛みやだるさなどの症状の持続期間です。
安静にして1〜2日でスッキリする場合は好転反応、3日以上続くと揉み返しになります。また揉み返しは施術された箇所に痛みが生じますが、好転反応は施術を受けていない箇所や全身にだるさや重さを感じます。
施術後血液やリンパの流れが良くなり老廃物や毒素が一気に流れ出すからです。症状が重く自分で揉み返しなのか好転反応なのか判断が難しい場合は、病院や専門家のいる整骨院などに相談するのも良いでしょう。
揉み返しの治し方
揉み返しの治し方にはいくつかあります。代表的なアイシングだけでなく、ほかにもいくつか紹介します。揉み返しの症状が気になる際には実践してみてください。
アイシングする
揉み返しにはアイシングが効果的です。破れにくいビニール袋に氷や水をいれて、痛みを感じる部分に5〜10分当てましょう。その際には患部にタオルを置くなど直接当てないようにしてください。直接当ててしまうと感覚がなくなってしまったり、赤くなってしまいます。
アイシングには毛細血管を収縮させ、腫れや痛みを抑えて揉み返しの症状を軽くさせる効果や、神経伝達を遅らせる効果があります。
痛みなどの炎症がある際は速やかにアイシングしましょう。反対に患部を温めると血行が促進されて、より炎症を悪化させてしまうので注意しましょう。
安静にする
揉み返しがある時に運動をすると患部を温めてしまうので安静にしましょう。またストレッチや筋トレも筋繊維を伸ばしてしまい損傷を悪化させる可能性があります。
ただし急性期をすぎたらお風呂上がりなどに軽くストレッチなどをするのは血行を促進させ回復を早める効果もあります。その際には無理せず、気持ちいいと感じる程度にしましょう。
飲酒を控える
揉み返しがある時には飲酒は控えましょう。飲酒をすると肝臓の働きが、症状の回復ではなくアルコールの分解に集中してしまいます。アルコールの摂取は控え、水分は十分に摂取するのが筋肉の回復には必要です。
どうしても痛みが続くならロキソニンを服用
ロキソニンは即効性が高い反面、副作用や服用の際の注意点があると紹介しました。アイシングをしたり、安静にしても、揉み返しによる施術箇所の痛みや頭痛や発熱などの症状がひどい場合にはロキソニンを服用するのもいいでしょう。
湿布タイプのロキソニンテープもおすすめ
ロキソニンには内服薬だけでなく、湿布タイプのロキソニンテープもあります。ロキソニンテープは薄くて湿布特有の匂いが少ない、粘着力が良い、痛みによく効くなどの長所があります。
また他の湿布は湿布を剥がした後に赤くなったりする日光アレルギーが出ることがありますが、ロキソニンテープは日光アレルギーが出にくいといわれています。
當銘梨沙先生
柔道整復師
ロキソニンは痛みを抑制するのに特化しています。しかし、あくまでも痛みを感じにくくするための薬です。痛みで日常生活に支障が出ている場合は服用しても良いですが、痛いからといってすぐに服用することは避けましょう。薬以外にも対策はあるのでまずはそこから試してみましょう。
もみ返しでロキソニンを使う前に副作用を理解しよう
揉み返しには施術箇所の痛みや、頭痛や吐き気、発熱などさまざまな症状があります。まずは揉み返しが起こらないよう、揉み返しが起こりやすい人や過去に揉み返しを起こした人はその旨を施術者に事前に知らせましょう。
揉み返しが起こった際には、どうしても痛みがひどい場合などはロキソニンを飲むのも良いでしょう。ロキソニンはよく効く反面注意点もあります。服用する際には、副作用や、注意点などをよく理解してから服用しましょう。
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