足裏をゴルフボールでゴリゴリやりすぎるとどうなる?正しいやり方・注意点も解説
足裏をゴルフボールでゴリゴリやりすぎるとどうなるか知っていますか?今回は、足裏をゴルフボールでゴリゴリやりすぎるデメリットを紹介します。足裏のゴルフボールマッサージの正しいやり方や、効果・メリットも紹介するので参考にしてください。
目次
足裏・足つぼをゴルフボールでゴリゴリやりすぎると...?
足裏をゴルフボールでゴリゴリとマッサージすると、気持ちよくて効果がありそうだと感じる人は多いでしょう。土踏まずや足ツボをゴリゴリすることにマッサージ効果はあるのでしょうか。
ゴルフボールを使ったマッサージのメリットやデメリット、セルフケアのやり方と注意点を紹介します。
足裏をゴルフボールでゴリゴリやりすぎるデメリットは?
足裏をゴルフボールでゴリゴリとマッサージすると、気持ちよくて効果を期待してしまいがちです。ところが、やり方を間違えたりやりすぎたりすると逆効果です。足裏をゴルフボールでゴリゴリやりすぎるデメリットについて解説します。
筋肉が硬くなる
足裏をゴルフボールでゴリゴリすると、力加減によっては刺激が強すぎるため患部の筋肉が硬くなってしまう可能性があります。筋肉に刺激を与え続けると、耐性を持つために硬くなってしまうのです。
マッサージのやりすぎ以外にふくらはぎが硬い、疲労の蓄積、靴が合っていないといったことも足裏の筋肉が硬くなる原因です。原因によってはゴルフボールでゴリゴリするより、ストレッチなどを取り入れると改善するケースもあります。
足根骨が歪んでしまう
足裏の筋肉が硬くなる理由は、刺激だけでなく足根骨の歪みにもあります。ゴルフボールで強くゴリゴリすると、歪みを悪化させる可能性があるため間違ったケアには注意が必要です。
足根骨とは、足首からつま先までの足の骨のことです(※1)。足根骨が歪むと、足への負担が大きくなり筋肉が硬くなったり張ったりする原因になります。
増本項先生
整形外科医
筋肉が硬くなる原因としてゴリゴリが強すぎると筋肉損傷を起こしたり筋肉内出血が起こる事などがあります。やり過ぎには注意が必要です。
やりすぎると結果的にその他の骨・関節に影響が出る可能性も
足裏をゴルフボールでゴリゴリする気持ち良さから、つい強くマッサージしてしまうと足根骨が歪み、筋肉が硬くなります。
結果的に、他の骨や関節にも悪影響が出てしまい、体のバランスが崩れる可能性もあるのです。不安定な状態を支えるため、さらに足の筋肉や足根骨が悪くなるといった悪循環に気を付けましょう。
増本項先生
整形外科医
骨格の歪みは連鎖反応を招き、近隣の関節への悪影響を招来するので注意が必要です。
足裏をゴルフボールでゴリゴリする際の注意点は?
足裏をゴルフボールでマッサージすることはデメリットばかりではありません。いくつかの注意点をしっかり守って正しくマッサージを行えば効果が期待できます。足裏をゴルフボールでマッサージする際の注意点を解説します。
各マッサージの目安の頻度を守る
ゴルフボールを使ったマッサージは、とても手軽にできるためついやりすぎてしまいがちです。セルフケアでは、マッサージメニューに設けられている頻度を守って行うことが大切です。足裏をゴリゴリとやりすぎて、悪化しないように心がけましょう。
足に痛みがある場合は行わない
足に痛みがあるときは、足底筋膜炎の可能性があります。足底筋膜とは、足裏の衝撃を吸収するクッションの役割をする部分です。足底筋膜に炎症が起きている状態が足底筋膜炎で、仕事やスポーツなどで足裏に負荷のかかる人に起きやすいといわれています。
足裏に痛みがあるときは、ふくらはぎのマッサージやストレッチで対処しましょう。足裏を直接刺激しなくても、ふくらはぎをマッサージすれば足裏の血行も促進されます。ふくらはぎのストレッチも同様に足裏の痛みの軽減に適しています。
強すぎる刺激は避ける
強い刺激は筋肉を硬くしたり足根骨を歪めたりする原因になります。足裏をゴルフボールでマッサージするときは、ゴリゴリせず優しく行いましょう。
テニスボールで行うのもおすすめ
ゴルフボールで圧の調整が難しいときは、テニスボールを使うのがおすすめです。テニスボールはゴルフボールより足裏に接する面が大きく、足裏にかかる圧力を軽減できます。テニスボールでケアをする場合も、刺激が強くならないよう軽い力で行いましょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
歩く時に全体重がかかるのが足裏です。足裏にも筋肉などが多くあるので硬くなりやすく、硬くなることで足の指など関節の動きも硬くなり、歩き方のバランスが崩れやすくなることにも繋がります。
足裏のゴルフボールマッサージを正しく行う効果・メリットは?
- 筋肉のコリや張りを和らげる
- 血行を促進する
- 姿勢が良くなる
- むくみや冷えの改善
- 足底筋膜炎の予防効果が期待できる
- 反り腰の改善が期待できる
- 扁平足のケアができる
足裏を正しくマッサージすると筋肉を柔らかくし血行が良くなります。そのため、冷えやむくみの改善や足底筋膜炎の予防が期待できるのです。足裏にジャリジャリとした老廃物が溜まるのも防げます。
足裏のゴルフボールマッサージのやり方を紹介
手軽で簡単な印象の足裏ゴルフボールマッサージに正しいやり方はあるのでしょうか。ゴルフボールマッサージを適切に行えば、不調の改善が期待できるといったメリットがあります。
足裏のケアを自身で行う場合のマッサージ方法を紹介します。足に痛みがあるときはマッサージは行わず安静にしましょう。
マッサージ①かかとから指の付け根
かかとから指の付け根にかけてマッサージする方法です。座りながら行うと、圧がかかりすぎず体が安定した状態でできます。
- ゴルフボールの上にかかとを乗せる
- ボールを指の付け根に向かうよう足を動かす
- 足裏の外側、内側、中央に1~3を行う
※体重をかけすぎて圧が強くならないように行いましょう。
両足とも1回20秒程度、2回がマッサージを行う目安です。
マッサージ②足裏の外側
足裏の外側をボールが1周するように行うマッサージです。
- 内側の指の付け根をゴルフボールに乗せる
- かかとに向かい足裏の外側を動かす
- かかとから外側の指の付け根へ動かす
- 逆周りに1~3を行う
両足とも10周を2回ずつが適切な回数です。足のボールに乗せていない部分は床につけず浮かせて行います。
マッサージ③ゴルフボールを踏む
最後に立った状態でゴルフボールを踏むマッサージ方法を紹介します。ボールを動かさず簡単に行えます。
- 足裏の中心から少しかかと側でボールを踏む
- 1分キープする
※立ったまま行うため転倒に注意しましょう。
ゴルフボールは動かさず、足裏にかかる圧が変わらないように行います。圧が強くなりすぎないように意識しましょう。
増本項先生
整形外科医
椅子に座りながらだと読書や仕事中でも出来るのでお勧めです。転倒のリスクも減ります。デスクの下に常備しておきましょう
當銘梨沙先生
柔道整復師
足裏のセルフケアは重要になりますが、何事もやりすぎは良くないです。足裏にかける圧も痛気持ちいいと思うくらいがベストです。ふくらはぎなど足の辛さを感じている方は毎日でもやってほしいです。
足裏のゴルフボールマッサージのやりすぎに注意
足裏のゴルフボールマッサージは正しく行い、やりすぎないことが大切です。セルフケアの際は、適切な回数や時間をしっかり確認し、ストレッチなども取り入れながら行いましょう。
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