肋間神経痛に効くツボ7選|即効性が高い郄門・太衝など!妊婦も出来るマッサージも
肋間神経痛に効くツボをご存知ですか?即効性の高いツボはあるのでしょうか?この記事では、【郄門(げきもん)】や足の甲にある【太衝(たいしょう)】など、肋間神経痛に効くツボを7選紹介します。また、肋間神経痛がひどい時にしてはいけないことについても紹介するので参考にしてください。
目次
肋間神経痛に効くツボを知ろう
肋間神経痛の治療法は内服や注射など、治し方はさまざまです。自宅でもできる対処法には、ツボ押しやストレッチなどがあります。肋間神経痛に効くツボを把握して、痛みが出たときにすぐに対処できるようにしておくと便利です。
肋間神経痛に効くツボ7選【即効性アリ】
腕や背中、足の甲にある肋間神経痛の辛い痛みを和らげるツボを7つ紹介します。痛みがひどくて日常生活に支障をきたす場合は、即効性のあるツボを刺激して症状を緩和させましょう。
郄門(げきもん)
郄門は手首と肘の内側中央部分にあり、自律神経の乱れや動機、息切れなどに効果があるといわれるツボです。呼吸をすると痛む肋間神経痛の症状にも効果が期待できます。
合谷(ごうこく)
合谷は手の親指と人差し指の付け根、骨が交わる場所の手前にあります。合谷は風邪症状やコリなど、さまざまな症状を改善する万能ツボです。血行促進効果も期待できます。血行不良が原因の1つでもある肋間神経痛の痛みを和らげるのにも役立ちます。
中府(ちゅうふ)
中府は鎖骨と外側下にあるくぼみから親指1本分下の位置にあります。中府は呼吸機能を高め、喘息や咳などの症状を緩和するツボです。肋間神経痛の中でも、背中から胸にかけて痛む症状に効果があるといわれています。
神封(しんぽう)
神封は両乳首を結んだ線上にあり、乳首から中央に向かって指3本分の位置にあります。神封は動機や喘息、胸苦しさなどの症状を緩和するツボです。特に胸の痛みが強い肋間神経痛に効果が期待できます。
膻中(だんちゅう)
膻中は左右の乳首を1本の線で結んだ中央に1ヵ所のみあります。膻中は胸の痛みや息苦しさを改善するのに効果的です。また、自律神経のバランスを整えて、肋間神経痛の原因の1つでもあるストレスを解消します。
肝兪(かんゆ)
肝兪は背中にあるツボで、肩甲骨の下のラインで背骨から指2本分外側に位置します。肋間神経痛は肝臓や胃など、内臓の病気が原因の場合もあるのです。肝兪は胃や肝臓の機能を高める効果があるといわれ、肋間神経痛の症状を緩和します。
太衝(たいしょう)
太衝は足の甲にあり、親指と人差し指の骨が交わっている場所の前のへこんだ部分に位置します。肋間神経痛はストレスも原因の1つです。足の甲にある太衝は自律神経の乱れを整えたり、神経症を改善したりできるといわれています。
効果的なツボ押し・マッサージ方法
肋間神経痛を解消するツボの効果的な押し方やマッサージ方法を紹介します。
力加減
ツボは痛みを我慢してまで強い刺激を与えるのはよくありません。ツボを押して痛気持ちいいと感じる力加減を目安にしましょう。
押す時のコツ
ツボを押すときは、呼吸に合わせて刺激するのがポイントです。息を吐いて身体がリラックスしている状態でツボを刺激すると、より効果的です。息を吸うときは緩めましょう。息は鼻から吸ってゆっくりと口から吐きます。吸うよりも吐く時間を長くすることがコツです。
セルフお灸
お灸が自宅になくてもセルフお灸はできます。簡単にできるセルフお灸の方法を紹介します。
- ハンドタオルまたはハンカチを濡らす
- 軽く絞って電子レンジで20~40秒温める
- 蒸しタオルを作ってツボを温めて刺激する
濡れタオルは固く絞らずに、多めに水分が残る程度に絞るのがコツです。
肋間神経痛とは
肋間神経痛は肋骨の間にある神経が原因で、上半身に痛みを伴う症状です。肋間神経痛はどのくらいで治るかというと早くて1週間程度といわれています。長くても1ヶ月、悪化すると1年以上継続して症状が続く場合もあります。
肋間神経痛の原因
肋間神経痛は肋骨の骨折や脱臼、椎間板ヘルニアや変形性脊椎症、腫瘍によって肋骨の神経が傷ついたり圧迫されたりすることでも起こります。くしゃみや咳でも肋骨が骨折して、肋間神経痛を引き起こす場合もあるのです。
他にも、帯状疱疹ウィルスに感染し神経痛を発症することもあります。自律神経やホルモンバランスが乱れることで痛みが表れることもあり、肋間神経痛の原因はさまざまです。
鈴木議紳先生
柔道整復師
肋間神経痛の原因は怪我・変形・病気による免疫低下等多岐に渡りますが、肋間神経痛を発症しやすい人として①長時間のパソコン作業(背中~肋骨の緊張が強い)②中高年女性(女性ホルモン減少による骨密度低下)③妊娠中の女性(お腹の膨らみによる肋間神経圧迫)等があります。
肋間神経痛の症状
肋間神経痛の原因によって症状は異なり、背中やあばら骨、胸、脇腹などに痛みを伴います。電気が走るようなビリビリとした感じやじくじくとした焼けるような痛み、チクチクとした刺すような痛みを感じる場合がほとんどです。
肋間神経痛は突然痛みが現れ、長く続かないことが多く、左右どちらかだけに痛みが出ることがよくあります。また、呼吸や咳をしただけでも痛みを感じる場合もあるでしょう。上半身を左右や前後に動かしたり、ひねったりするだけでも強い痛みを感じることもあります。
肋間神経痛の治療法
肋間神経痛の治し方はさまざまです。原因がはっきりとわかれば、その原因に対して治療を行い症状を和らげる治し方が主になります。しかし、原因がわからない場合には、神経痛薬や抗炎症薬などの内服をする治し方が一般的です。
痛み止めの薬を使っても症状が緩和しなければ、肋骨の神経の周りに麻酔や炎症を抑えるステロイドを注射する神経ブロック治療を行うこともあります。
肋間神経痛の自分で出来る対処法
自宅でも簡単にできる、肋間神経痛の症状を和らげるための対処法を紹介します。妊婦は特に肋間神経痛になりやすいといわれているため、症状が表れたら無理なくできる対処法を参考にしましょう。
①ストレッチを行う
ストレッチは即効性が期待でき、妊婦でも無理なく簡単にできる対処法です。しかし、痛みが強すぎるときは無理にストレッチをすると症状を悪化させる恐れがあるため、ストレッチは控えましょう。
- 両手を合わせて指を組む
- 肘を伸ばして頭の上にゆっくりと上げる
- 2の状態を維持して深く深呼吸を3回繰り返す
- 左右痛みがある方の手首を反対の手で掴む
- 4の状態で痛みがある方とは反対に身体を倒す
- 5の状態で深呼吸をしてゆっくりと戻に戻す
両手を頭の上に上げるときは脇が伸びることを意識します。また、身体を倒すときは痛みのある脇腹を伸ばすようにしましょう。特に妊婦は立ったままの体勢ではつらい場合もあるため、座るか仰向けでストレッチをするのがおすすめです。
②ビタミンを豊富に含む食べ物を摂る
肋間神経痛の原因がヘルペスウィルスなら、神経までビタミンが届かずに傷んだ神経が炎症に似た症状を起こしていることがあります。この場合は、ビタミンB1やビタミンB12を含んだ食べ物やサプリなどを摂取して、ビタミン不足を補うことも対処法です。
鈴木議紳先生
柔道整復師
ビタミンB1(糖質のエネルギー代謝を助ける)は豚肉・ウナギ(動物性)、ゴマ・大豆・小豆・落花生(植物性)等に含まれます。ビタミンB12(正常な血液生成・末梢神経維持)は、牛レバー・蠣・アサリ・しじみ(動物性)焼きのり(植物性)等に含まれます。
③身体を温める
肋間神経痛はお風呂に入るなど、体を温めることも対処法となります。体を温めると血行が促進されて関節や筋肉の緊張が和らぎ、痛みがある部分に酸素が十分に行き届いて炎症が抑えられるためです。
肋間神経痛がひどい時にしてはいけないこと
肋間神経痛の症状がひどい場合にしてはいけないこともあります。症状が和らいでいるときは体を動かして、背中などの筋肉の緊張をほぐせば痛みが解消されるでしょう。
しかし、痛みが強い場合は症状を悪化させないためにも、体を動かしすぎないようにすることが大切です。
肋間神経痛に効くツボ・対処法を知って改善しよう
肋間神経痛は痛みがひどいと眠れなかったり、呼吸がし辛くなったりします。症状をすぐに和らげるには即効性のあるツボを押すのがおすすめです。肋間神経痛がひどい場合にしてはいけないことや自分でできる対処法も参考にしましょう。
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