ストレスや怒りが腰痛の原因になる?心因性腰痛のチェック方法や治し方も
ストレスや怒りが腰痛の原因になると知っていますか?心当たりがなく原因もわからない腰痛はストレスのせいかもしれません。この記事ではストレスや怒りで腰痛になる仕組みや治し方を紹介します。心因性腰痛のチェックも紹介するので、参考にしてください。
目次
ストレスや怒りが腰痛の原因に...?
腰を痛めた心当たりがないのに腰痛になった経験はありませんか。腰痛だけでなく、疲労があり体がだるいときはストレスによる腰痛の可能性があります。精神的なストレスで腰痛が起きる仕組みや見分け方、対処法を紹介します。
ストレスや怒りで腰痛になる仕組みとは
心因性の腰痛が起こる仕組みを解説します。腰痛の85%は検査しても原因不明な非特異的腰痛といい、精神的なストレスが自立神経に影響しているといわれるものです。
腰痛へのストレスから悪循環に陥り、行動や回復に影響を与えることもあります。まずはストレスと腰痛の関係を正しく理解しましょう。
血行不良
ストレスや怒りを感じて起こる脳機能の低下は、自律神経のバランスを崩し、だるさや食欲不振、不眠など体に不調が起こる原因のひとつです。腰痛についても、怒りなどの精神的なストレスによる血行不良が原因で起こることがわかっています。
また、血行不良だけでなく脳機能低下によりドーパミンが放出されにくくなることで、痛みを強く長く感じることもあります。
筋肉の緊張
仕事などでストレスや怒りを抑え込むと体は強く抑圧されてしまいます。なぜなら、怒りの感情を抑えるために筋肉が無意識に緊張しているからです。筋肉の緊張により体がゆがみ、ゆがみにより筋肉がさらに緊張するといった悪循環で腰痛や肩こりが起こります。
當銘梨沙先生
柔道整復師
ストレスにより筋緊張を高めると腰痛を感じやすくなってしまいます。背中には自律神経がたくさんあるので、対症療法として背部の筋肉をほぐすことで全身をリラックスさせてストレスが緩和すると腰痛も改善しやすいです。
ストレスや怒りによる腰痛かチェックする方法
腰痛が精神的なストレスによるものか、腰椎や筋肉に損傷があって起きているのかをチェックする方法を紹介します。
心因性腰痛の簡単チェック
- 姿勢や活動量と関係なく痛い
- 主に午前中に痛い
- 長く痛みが続いている
- 痛い場所が変わる
- 気分で痛みの有無が変わる
- 食欲がわかないあるいは暴飲暴食
- 不眠や寝起きの悪さ
- 疲れを感じやすい
- 良くなったり悪くなったりを繰り返す
- イライラしやすい
- 不安感がある
- 集中力の低下
- 頭痛や腹痛がある
ストレスで自律神経のバランスが乱れると、体にさまざまな影響を及ぼします。心因性の腰痛もそのうちのひとつです。上記のチェック項目に当てはまるものがあったら、ストレスによる腰痛の可能性があります。
ストレス性の腰痛の特徴
仕事や人間関係のストレスで、うつ病のような精神疾患を患っている人もいます。疲労はないのに体がだるい、息苦しい、吐き気があるなどの症状があるならストレス性の腰痛を疑いましょう(※1)。病院で検査しても原因が見つからない不安から症状が悪化することもあります。
ストレスや怒りによる腰痛の治し方
仕事のストレスが原因の腰痛を治すのは難しいのでしょうか。ストレスと上手に向き合い対処していくことで、ストレスによる腰痛の改善が期待できます。自律神経を整える、心因性腰痛の治し方の例を紹介します。
筋トレなど適度な運動
腰に痛みがあると安静にしがちなため、筋肉を萎縮させてしまうおそれがあります。筋肉が萎縮すると思うように体を動かせなくなり、精神衛生にもよくありません。長引く腰痛の改善に効果が期待できる筋トレを紹介します。
- 四つん這いになり両手両膝を肩幅に開く
- 右腕を体に水平になるよう上げ5秒キープする
- 左脚を水平に上げ5秒キープする
- 右腕を体に水平になるよう上げ5秒キープする
- 左腕を体に水平になるよう上げ5秒キープする
- 1~5を3~5回繰り返す
長引く腰痛の改善には、筋肉の深い部分であるコアマッスルのトレーニングがおすすめです。筋肉量や筋力の低下は、周辺の骨や関節に影響し腰痛の悪化や再発の原因にもなるため注意しましょう。
リラックスする時間を作る
仕事や人間関係で心身の疲労を感じたら、しっかりと休息をとることが大切です。アロマを楽しむ、ゆっくりと入浴するなど自分が一番リラックスできることでストレスを発散しましょう。
認知行動療法でストレスを軽減
認知行動療法とは、その人の受け止め方や考え方を変える治療法です。「できなかった」「嫌な気持ちになった」というマイナスの感情を抱いた出来事に対し、「できたこと」のようなプラスの事実を認識して感情のバランスをとります。
整形外科や精神科の病院を受診
腰痛の原因が骨や筋肉にあるのか、ストレスなのかをはっきりさせるために受診しましょう。内臓の疾患が原因の可能性もあるため、自己判断はおすすめできません。精神科や心療内科ではカウンセリングの結果、不安を取り除く薬の処方や認知行動療法などの治療が行われます。
當銘梨沙先生
柔道整復師
ストレスの根本改善をするためにどうしたら良いかを医療機関や専門のかたを頼ることがベストですね。
ストレスや怒りは腰痛も悪化させてしまう
心身の疲労やストレスが腰痛の原因になり、特に怒りの感情は腰痛と深い関係にあります。腰痛だけでなく体のだるさや胃腸障害など、腰痛と共に現れる症状がないかチェックしましょう。心因性の腰痛は悪循環に陥らせないことが大切です。
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