リンパマッサージ(ドレナージュ)後の好転反応|かゆみ・湿疹も?いつまで続く?

リンパマッサージ(リンパドレナージュ)後に不調になったことはありませんか?それは好転反応が原因かもしれません。この記事ではリンパマッサージで主に見られる【だるさ・眠気・かゆみ】などの好転反応の症状を解説します。好転反応の対処法・過ごし方や、いつまで続くかも紹介するので、参考にしてください。

専門家監修 |セラピスト 山中清道先生
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カイロプラクター。カイロプラクティック歴25年。埼玉県川口市にある「猫橋カイロプラクティック」院長。開業歴は20年。背骨・骨盤・頭蓋骨を中心とした運動器の施術、...
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カイロプラクター。カイロプラクティック歴25年。埼玉県川口市にある「猫橋カイロプラクティック」院長。開業歴は20年。背骨・骨盤・頭蓋骨を中心とした運動器の施術、自律神経の不調を心身両面からサポートする自律神経専門施術、美容系骨格矯正など幅広い悩みに対応。現在はたくさんのご縁を頂き、地元地域はもちろん、県外の遠方からも来院している。また、日々の施術活動に加え、株式会社の代表取締役、自律神経臨床研究会会長、「東京整体学院いろは学舎」講師などを兼任し、精力的に活動している。

目次

  1. リンパマッサージ(リンパドレナージュ)後の不調は好転反応?
  2. デトックス作用で一時的に体が不調になる
  3. リンパマッサージ後に起きる好転反応とは?
  4. 発熱
  5. かゆみ・発疹
  6. 眠気・だるさ
  7. 下痢
  8. 生理の変化
  9. リンパマッサージ後の好転反応はいつまで続く?
  10. 3〜4日が目安
  11. 明らかに違和感がある場合や、長く続く場合は病院へ
  12. 好転反応が起きた時の過ごし方・対処法
  13. 水分をいつも以上に多く摂る
  14. 温かいお風呂で入浴する
  15. 充分な睡眠をとる
  16. 適度に運動をする

リンパマッサージ(リンパドレナージュ)後の不調は好転反応?

リンパマッサージの翌日に起こる頭痛や身体の痛みといった不調は心配ないのでしょうか。リンパマッサージ後の症状は、好転反応と呼ばれるものです。リンパマッサージ後の好転反応について、くわしく解説します。

デトックス作用で一時的に体が不調になる

リンパマッサージ後の頭痛等の不調は、デトックス作用によるものだといわれています。東洋医学では好転反応と呼ばれている反応です。好転反応について厚生労働省は科学的根拠がないと明示しているものの、東洋医学では体がよい方向へ向かう際に起こるといわれています。

リンパマッサージで筋肉が弛緩し血行が改善すると、蓄積されていた老廃物が全身を巡ります。循環が良くなり老廃物が排出される自己回復の過程で、好転反応が起こるのです。

山中清道先生

セラピスト

リンパマッサージ後の不快感は好転反応と呼ばれていますが、施術によって体を元の正常な状態に回復させる際に発生して不快感は数日です。しかし、長引いたり、強い痛むが出る場合は過剰施術による反応の可能性もあります。

リンパマッサージ後に起きる好転反応とは?

リンパマッサージ後の好転反応
  • むくみ
  • めまい
  • だるさ
  • 眠気
  • 頭痛
  • 肌荒れや吹き出物
  • 排泄の変化
  • 生理の変化
  • 発熱
  • 発汗
  • 痛み

リンパマッサージの好転反応は、それぞれ弛緩反応、過敏反応、排泄反応、回復反応に分類されます。翌日ごろから出現し、回復に向かうごとに反応が変化していく現象です。症状の出現や強さには個人差があります。

好転反応は、厚生労働省は科学的根拠がないと明示しているものの、一般的には良い反応だといわれているものです。ここでは、よくみられる好転反応をご紹介していきます。

発熱

回復反応の一つで、リンパマッサージを行うことにより、体内に溜まっていた老廃物や毒素が全身を一気にめぐり、発熱といった症状が生じることがあります。発熱時には、消化の良い食事を摂るなど身体への負担を少なくすることが重要です。

かゆみ・発疹

排泄反応の一つで、リンパが皮膚に近い位置を流れていることにより生じます。

リンパマッサージを行うと血行が改善され老廃物を体外に排出します。そのため、かゆみや発疹、顔周辺ではニキビや吹き出物が出現する場合もあります。このような反応が出現している際は、使いなれた化粧品を使用するなど、皮膚への刺激を減らすことが重要です。

眠気・だるさ

弛緩反応の一つとしてだるさや眠気といった症状が出現します。水分を十分に摂取し体を休め、食べすぎや長湯に注意し体への負担を減らすことが重要です。

下痢

排泄反応の一つで、全身をめぐっていた老廃物や毒素が排泄される段階へ入ることで出現することがあります。排泄反応では、そのほかに尿や便の色の変化や量が増加することもあります。

生理の変化

排泄反応の一つで、生理の出血量が増加することや周期が乱れるといった変化が出現することがあります。生理周期の乱れが体調不良に繋がることもあるため、無理をせず休むことが重要です

山中清道先生

セラピスト

通常好転反応は翌日または長くても3日以内にはほとんど消失します。まれに長く続く方もいますので、身体の反応で心配な点がある場合は遠慮せずに担当したセラピストに必ず相談するようにしましょう。

リンパマッサージ後の好転反応はいつまで続く?

リンパマッサージ後に起こる好転反応はいつまで続くのでしょうか。一般的な目安を紹介します。

3〜4日が目安

好転反応の症状は4つの段階を経て回復へと向かいます。その各段階は多くの場合、リンパマッサージの施術をした翌日~数日で治まると言われており、その後次の段階へと移行していきます。長くても3~4日で次の段階へと移行すると考えられています。

明らかに違和感がある場合や、長く続く場合は病院へ

好転反応は東洋医学の考え方で、厚生労働省は科学的根拠はないと明示しています。好転反応だと思う症状があっても、3~4日経過しても症状が改善しない場合や、悪化している場合は、自己判断をせず病院へ行きましょう。

好転反応が起きた時の過ごし方・対処法

好転反応が起きた時の過ごし方
  • 水分摂取
  • 温かいお風呂に入る
  • 充分な睡眠
  • 適度な運動
  • 身体を温める

リンパマッサージの好転反応の症状は、適切な過ごし方でスムーズな回復が期待できます。対処方法について解説します。

水分をいつも以上に多く摂る

体内に溜まっていた老廃物が体内を巡っていることで生じている好転反応の最中は、水分を多く摂取することにより、循環を良くし老廃物を体外へと排出しやすくなります。

リンパマッサージ等の施術を行う前後に水分を摂取すると良いとされています。冷水では無く白湯やハーブティー等の温かい飲み物がおすすめです。

温かいお風呂で入浴する

気分不良や頭痛などの体調不良がなければ、入浴することで血行や発汗を促進し老廃物を体外へ排出しやすくなります。入浴することで、リンパマッサージ施術後の疲労回復や好転反応の経過をスムーズにするといった効果も期待できます。

充分な睡眠をとる

リンパマッサージ等の施術にはリラックス効果があり、副交感神経が優位となるとされています。副交感神経が優位となることで、眠気を感じやすくなるのです。眠気や倦怠感、痛みなどの好転反応が出現した際は、無理をせず体を休めましょう。

疲労がたまっていると好転反応は出現しやすいといわれているため、しっかり休むことが大切です。

適度に運動をする

ストレッチやウォーキングといった運動を行うことで血行等の循環を促進し、老廃物を排出しやすくなるとされています。痛みやだるさ等がある場合は控えましょう。

リンパマッサージで好転反応が起きるのは良い兆候

リンパマッサージで翌日以降に起きる好転反応は、体がよい方向に向かっている兆候です。好転反応があるときは適切に対処しましょう。長引くときや不安なときは病院を受診しましょう。

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