カイロプラクティックと整体の違い｜どっちが良いか口コミ比較や優良店の見極め方も

カイロプラクティックや整体という言葉は、ネットや街中で目にすることも少なくないでしょう。カイロプラクティックと整体には施術者が基本的に手技のみで施術を行うという共通点があります。

では、これらに違いはどこにあるのでしょうか。カイロプラクティックと整体の違いを解説します。

カイロプラクティックは、西洋医学の科学的根拠をもとに手技で神経系の機能を整えていく療法です。アメリカやイギリスなど多くの国と地域では、国家資格として認められています。

整体は、東洋医学をもとに身体全体を整えていきます。さまざまな流派があり、決められた施術方法はありません。どちらも日本では、医療行為ではないことが特徴です。

カイロプラティックと整体には、身体の不調を改善するという目的は同じです。では、施術する目的にどのような違いがあるか具体的に解説します。

身体のさまざまな神経は、背骨を通って流れています。日常生活を送る上で、背骨が歪んで神経の流れが滞ることで不調が出てきます。背骨の歪みを改善することで、神経の働きを改善することが目的です。

筋肉を中心にほぐしていき、血流や痛みを改善していきます。特定の場所だけでなく、身体全体の歪みを整え、バランスを整えていくことを目的としています。

カイロプラクティックと整体の施術内容には、どのような違いがあるか解説します。

施術前に、神経系の反応を中心に丁寧な検査を行い、「サブラクセーション」と呼ばれる神経圧迫の原因である骨の歪みを特定します。手技でポキポキ鳴らして、原因の歪んだ背骨を矯正していく施術方法です。

背骨や首の骨の歪みを矯正し身体全体を調整していく姿勢矯正や骨盤矯正、運動が原因で起こる歪みや痛みを矯正するスポーツ整体など、施術種類は多岐に渡ります。カイロプラクティックと整体はともに医療行為ではないため、健康保険の適用はありません。

カイロプラクティックと整体の起源・歴史には、どのような違いがあるかを紹介します。

カイロプラクティックは、19世紀末にアメリカ人のD.D.パーマーが始めた技術で西洋医学が基礎になっています。世界では数十カ国で法制化され、特にアメリカでは学問として確立しており、国連のWHOでも安全性と有効性が認められています（※1）。

しかし日本では法制化されておらず、カイロプラクティックを掲げている施術者のうち、WHO基準の資格を保有している施術者は、約3%というのが現状です。

整体は、東洋医学である中国医学に日本武術の流れが組み合わさって発展してきたため、明確な起源はありません。そのため、さまざまな流派が存在しています。

カイロプラクティックと整体のどちらがおすすめなのか口コミを紹介します。

カイロプラクティック派の人には、次のような意見がありました。

カイロプラクティックでは、治し方が的確で不眠や肩こりにも効果があったという意見がありました。

海外では医療行為として認められているカイロプラクティックは、効果を実感する人も多くいます。WHO基準の知識と技術を習得している施術者であれば、安心して施術を受けられるでしょう。

整体派の人には、次のような意見がありました。

肩こりや腰痛など、身体全体が軽くなったという意見が多いようです。カイロプラクティックはテレビ番組「仰天ニュース」で死亡事例を見て危険性を感じ、怖いという意見もみられました。

カイロプラクティックを安全に受けるには、店の選び方としてWHO基準の資格があるかなど対策が大切になってきます。整体も同様に、信頼できる店舗や施術師を選びましょう。

カイロプラクティックと整体で店舗を決める時、どのようなことに注意して見極めれば良いのか、安全な店舗の選び方について紹介します。

日常生活によって身体の歪みが起きることを考えると、原因と対策を説明してくれる店舗を探すと良いでしょう。また、お店の情報を公開することは施術に自信があり安全と考えられるので、一つのチェックポイントになります。

アメリカでは医師と同レベルの専門の大学があり、手技のテクニックを習得し卒業した人が得られる「ドクター・オブ・カイロプラクティック」という学位があります。そのほかにも、NBCEというアメリカの国家資格があります。

これらの学位や資格を保持している施術者が在籍しているかも、安全な店舗の選び方の一つです。

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