頻尿には【中極（ちゅうきょく）】のツボが効く！生理痛にも！効能・押し方を解説

東洋医学においてツボとは、病気などの治療点や、診断点として利用する場所です。中極は恥骨の上に位置し、ツボの場所から名前の由来がきています。体の真ん「中」の、「極」は端を意味し、この場所に膀胱や子宮、精室があり婦人科系や泌尿器系に効能があるとされます。

中極の場所や、刺激することで得られる効果・効能、中極を押すと痛い原因・理由について解説するので参考にしてください。

中極は、恥骨の上にあるツボです。詳しい位置や見つけ方について紹介します。

中極は、おへその下から指幅4～5本分下の場所、もしくは恥骨から親指1本分上の場所に位置しています。比較的に見つけやすい位置にあるツボです。

おへその下に人差し指から4本指を並べて当てて、痛気持ちいいと感じる部分が中極です。生理痛などの婦人科疾患や、膀胱炎・腎炎・頻尿など泌尿器科疾患にお悩みの場合は、ツボの周辺が硬くなっていたり、力なくへこんでいたりする人もいます。

膀胱炎や頻尿など、泌尿器系に効果的な中極の押し方を紹介します。

中極に対して中指を垂直に立てて、ゆっくりと押し込んでいきましょう。深呼吸をしながらおこなってください。立った状態でおこなうと押しやすいです。

手で押す以外にも、お灸やカイロをツボに置いて温めるのもセルフケアの1つです。生理痛や妊活、頻尿、炎症が落ち着いた腰痛は、温めること自体が良い効能をもらたします。温める上に、ツボの刺激もできるのでおすすめです。

中極は婦人科系や泌尿器系、妊娠・妊活の悩みに効くことで知られています。性的機能への効果も期待できるため、女性だけでなく男性の妊活にもおすすめです。主な効果・効能は以下のとおりです。

特に効くとされる効果として、腎機能の向上が挙げられます。腎が弱ると腰痛がおこったり、精力が弱まったりするなど泌尿器にトラブルが出るといわれているのです。

中極は、血行の循環を促し生理痛の緩和や生理不順を改善します。リラックス効果により、ホルモンバランスの乱れによるイライラも和らげてくれます。お灸やカイロで温めながら刺激すると、さらに効果的です。

中極は生殖器系に効果が期待できるため、妊活に対して男女ともにおすすめです。女性の場合は骨盤内の血液循環を良くし、男性の場合は性的機能やEDを改善する効果があるといわれています。

腎機能は生殖機能と深い関わりを持っているといわれており、中極への刺激による腎機能の向上も、妊活に繋がります。

特に女性は尿道が短いため、菌が侵入しやすく、膀胱炎になりやすいです（※1）。膀胱炎は繰り返しやすいため、日頃から中極のツボ押しを心掛けて、再発予防を目指しましょう。膀胱炎になっている時は、下腹部に痛みを伴うこともあるため、無理に押さないように注意しましょう。

ツボを押すと痛みを感じるのは、該当する臓器や器官に不調を抱えている可能性があることが原因です。腎機能や婦人科疾患、泌尿器疾患に悩みを抱えている場合、痛みを感じる人場合があります。

該当する器官に悩みを抱えている人は、中極のツボ周辺がゴリゴリと硬くなっていたり、へこんでいたりする傾向があります。

中極は婦人科系や泌尿器系、妊活、腰痛、腎機能の向上まで、幅広い悩みに効果が期待できます。手で押すだけでなく、お灸やカイロでツボを温めることもおすすめです。ツボ押しは、いつでもどこでも手軽にできるので、体調管理に役立ててください。

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