クーラー病に効くツボ|冷房による頭痛を和らげる!ストレッチなど対策方法も

夏のクーラー病に悩んでいませんか?冷房が原因で頭痛が起こるクーラー病は女性に多い疾患です。この記事では、クーラー病に効果的なツボ(章門・風池など)の場所・見つけ方や効果、押し方を紹介します。クーラー病の症状・原因や治し方、ツボを刺激するマッサージ方法についても紹介しているので参考にしてください。

専門家監修 |鍼灸師 横内稚乃先生
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兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。鍼灸師柔道整復師、整体師。2004年に大阪府茨木市で「Access Health &...
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兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。鍼灸師柔道整復師、整体師。2004年に大阪府茨木市で「Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院」を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人気の美容専門の鍼灸整骨院で、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの多数のメディアに取り上げられている。2021年に電子書籍「美容鍼灸師が教える1分小顔ツボ:すき間時間にできる、小顔テク (キレイ綺麗出版) Kindle版」を出版。【その他の所有資格】メンタル心理カウンセラー、エステティシャン、ブライダルプランナー、整理収納アドバイザー、料理教室の開業権

目次

  1. クーラー病とは?
  2. 症状の特徴
  3. クーラー病の原因
  4. 治し方
  5. クーラー病に効くツボ3選
  6. ①章門(しょうもん)
  7. ②風池(ふうち)
  8. ③腎兪(じんゆ)
  9. クーラー病の対策方法は?
  10. 冷房の温度は25度以上に設定する
  11. 首・お腹・足首を温める
  12. こまめにマッサージを行う

クーラー病とは?

暑い夏に冷房にさらされることをきっかけに、クーラー病になる人は珍しくありません。クーラー病は正式名称を冷房病といい、頭痛などの症状を引き起こすことで知られています。ここではクーラー病の特徴的な症状をはじめ、原因や治療方法についても説明します。

症状の特徴

クーラー病の症状の特徴
  • 体の冷え
  • 頭痛
  • 疲労感

冷房が強く体が冷えた場合は、クーラー病だと自覚しやすいでしょう。しかし、頭痛や疲労感は夏バテなどの体調不良と捉えて見過ごすケースが少なくありません。上記以外にもむくみや便秘などが起こることがあるため、セルフチェックではしっかり見極めましょう。

クーラー病の原因

冷房がきいた室内に長時間いる、あるいは暑い場所と行き来し自律神経のバランスが崩れることがクーラー病の原因です。人間の体は夏になると、毛細血管が拡張して放熱します。しかし冷房が強い場所で体を冷やすと、熱を逃さないよう血管が収縮し血行不良が起こるのです。

自律神経の乱れや血行不良は体温調節機能を低下させ、頭痛をはじめとする体の不調が起こります。

治し方

クーラー病の治し方
  • 体を温める
  • 冷たいものや甘いものを控える
  • 適度な運動
  • 休息を取る
  • 外気と室内の気温差を減らす

クーラー病は冷房で寒いと感じるようなときに起こる症状の総称です。体を温めて冷えを改善し、症状を緩和します。また、治療期間には個人差があります。ツボ押しマッサージは、血行促進や自律神経の調整をするといわれているためおすすめです。

クーラー病に効くツボ3選

ツボ押しは、古くからさまざまな体の不調に用いられ、クーラー病の症状にも効果が期待できます。冷えから体を守る、あるいは血行を促進すると東洋医学でいわれているツボを紹介します。

クーラー病に有効なツボ
  • 章門(しょうもん)
  • 風池(ふうち)
  • 腎兪(じんゆ)

クーラー病に効くとされる3つのツボについて、場所や効果などを説明します。ツボ押しで頭痛や疲労などの症状を改善しましょう。

①章門(しょうもん)

章門の場所は肋骨の下側にそってなぞったお腹の真横にあります。腕を体の横に下ろして90度に曲げた際に、肘があたる場所です。章門の経穴を押すことで、免疫力を上げる効果が期待できます。

章門を押して痛みを感じる場合は、胃痛や消化不良などの胃腸病のほか、肝臓が疲れている可能性があります。

②風池(ふうち)

風池は少し上を向いて背骨から指でたどると止まるくぼみと、耳の下とを結んだ中間点にあります。風池を押すことで頭痛や眼精疲労、鼻詰まりなどの改善効果が期待できるツボです。

風池の経穴を押して痛みを感じる場合は、頭痛やめまいの原因となる余分な熱がたまっていると考えられます。クーラー病による頭痛や体のだるさを感じる時には、風池を親指や中指でしっかりツボ押ししましょう。

横内稚乃先生

鍼灸師

風池のツボは眼球のある斜め上方向に刺激すると、頭痛や体のだるさが改善しやすくなります。親指と中指の腹で爪を立てず奥に押し込むように、1分間ツボをもみほぐことで首の筋肉の緊張がほぐれ、血流が良くなり、リラックス効果も高まります。

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③腎兪(じんゆ)

腎兪は直立した際、肘の高さにある背骨から指2本分ほど左右にずれたところにある経穴を指します。腎臓との関りが深く自律神経やホルモンバランスを整えるとともに、冷え性にも効果がある経穴です。

腎兪のツボを押して痛みを感じる場合は、疲労がたまっているか腎機能が低下している可能性があります。

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クーラー病の対策方法は?

頭痛や疲労感などのクーラー病の症状にはツボ押しが有効ではあるものの、発症しないように予防することが大切です。クーラー病を発症しないためにできる対策方法についてくわしく説明します。

冷房の温度は25度以上に設定する

クーラー病を予防するためには、冷房を25度以上に設定しましょう。寒い部屋ではクーラー病のリスクが高くなります。室内の温度を上げ外気温との差を5度以内にすると、自律神経が乱れにくくなります。

横内稚乃先生

鍼灸師

自宅で冷房を使用するときは、冷房の風が直接体に吹き付けない位置で過ごしましょう。たとえ自宅の狭い室内で25度以上に設定しても、冷房に近づきすると体が冷えやすくなります。長時間、冷房を自宅で使用する場合は、28度ぐらいでちょうどよいこともあります。

首・お腹・足首を温める

クーラー病の原因である冷えは、首・お腹・足首を意識して温めることで防げます。首・お腹・足首は冷えを感じやすいため、ストールや腹巻、レッグウォーマーを活用するとよいでしょう。寒いときは太い血管が通る首にストールを巻くのもおすすめです。

こまめにマッサージを行う

血行促進には、こまめなマッサージもおすすめです。自宅でもできる冷え解消のマッサージ方法を紹介します。

冷え解消のマッサージ法
  1. 足の小指と薬指の間に手の親指を差し込む
  2. 指の股を押しながら、側面を3秒ほどこする
  3. 1~2を小指側から親指側まで順番に行う

足の指の間には八風と呼ばれるツボがあり、マッサージすることで冷えの改善につながります。マッサージが終わって10分以内に150mlほどの白湯を飲むと、デトックス効果も期待できます。

横内稚乃先生

鍼灸師

足先が冷えている場合は靴下を履いたまま、マッサージしても大丈夫です。マッサージをして血流が良くなっても靴下を履き続けることで、足先の保温効果が持続しやすくなります。足先の温かさが保たれることで、冷え性の改善が早くなるのです。

クーラー病は体を温めてからツボ押ししてみよう

冷房が強く寒いと感じるときは、血行不良によるクーラー病のリスクが高いため注意が必要です。クーラー病の症状には、体を温めてツボを押し、体調の回復に役立てましょう。

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