関元(かんげん)は生理痛・冷え性に効くツボ!妊活にも効果的?場所や押し方も

冷え性や生理痛に効く、「関元 (かんげん)」というツボをご存知ですか?この記事では、関元の場所と見つけ方、関元を刺激することで得られる効果・効能等を解説しています。男性が関元を使った時の効果についても紹介しているので参考にしてください。

専門家監修 |鍼灸師 田中明緒先生
Instagram/Twitter/YouTube/HP/OnlineShop/LINE
生まれつき重度のアトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあり、20歳のときにアトピーが悪化。...
Instagram/Twitter/YouTube/HP/OnlineShop/LINE
生まれつき重度のアトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあり、20歳のときにアトピーが悪化。自身の経験から食や心の状態の大切さを感じマクロビオテイック、自然農法、rawfoodを学び始め、長野県のアグリカフェアマテルで料理提供や料理教室を開始。食事以外でもアトピーの人の役に立ちたいと思い、鍼師・灸師の国家資格を取得。美容鍼灸や鍼灸院での鍼灸修行を行い、アレルギー治療も学ぶ。2020年1月に大阪から帰り長野県上田市で活動を始める。鍼灸師として活動しながら、出張美容鍼灸・出張ヨガ・レシピ開発なども行っている。

目次

  1. 関元(かんげん) ってどんなツボ?
  2. 関元(かんげん)の場所は?
  3. 関元の位置
  4. 関元の見つけ方
  5. 関元(かんげん)の使い方は?
  6. 優しく押す
  7. セルフお灸やカイロで温める
  8. 関元(かんげん)の効果・効能は?
  9. 生理痛
  10. 冷え性
  11. 抜け毛・円形脱毛症

関元(かんげん) ってどんなツボ?

関元(かんげん)という経穴(ツボ)の名前の由来は、元気の関所のツボという意味です。東洋医学でいう「気」が、集中している「元気」の源のツボになります。関元(かんげん)のツボは、生命エネルギーの源を司る「腎」として重要な経穴(ツボ)と考えられています。

田中明緒先生

鍼灸師

下っ腹のことを東洋医学では「丹田(たんでん)」と呼ばれています。丹田は生命エネルギーが蓄えられている場所として考えられ、生命のエネルギーである「元気」と非常に関係の深いツボとして「関元」という名前が付けられています。

関元(かんげん)の場所は?

関元(かんげん)は「丹田(たんでん)」と呼ばれる下腹部にある経穴(ツボ)です。関元のくわしい位置について紹介します。

関元の位置

関元(かんげん)の経穴(ツボ)は、おへそから直線上の下にあります。おへそからちょうど、指4本分下の位置です。

日頃(特に疲れている時)は、力を入れにくい場所ですが、このツボの辺りを温めると、疲れた心と身体全体、特にホルモンや「腎」に活力を与えて元気にしてくれるでしょう。

関元の見つけ方

関元の見つけ方は、おへそに、人差し指を置きます。次に、指幅4本(人差し指、中指、薬指、小指)をそろえておきます。小指が当たっているところが、関元(かんげん)のツボの位置です。

関元(かんげん)の使い方は?

関元(かんげん)のツボ押しは、強く刺激せず、優しくゆっくりが基本です。特に婦人科系の悩み改善には、ツボ押しよりも、ツボを温める温熱療法の方がおすすめです。ここでは関元の押し方や、温め方のポイントを紹介します。

優しく押す

関元(かんげん)の押し方
  1. 仰向けに寝る
  2. 関元に当たる所に中指か人差し指をおく
  3. ゆっくり息を吐きながら優しく押す
  4. ゆっくり息を吸いながら元に戻す

仰向けになるのが難しい場合は、座ったままでもツボを刺激することができます。刺激を与え過ぎず、優しく押し、気持ちがよく感じる程度のツボ押しをこころがけましょう。

セルフお灸やカイロで温める

腹痛や体調が悪い人は、関元(かんげん)が冷えている人が多いです。下腹部は刺激に弱い部分の為、日頃から、カイロ、蒸しタオル、お灸などで関元(かんげん)を温めるケアをおこないましょう。ホルモンバランスや「腎」を整えると腹痛や生理痛にも良いとされています。

関元(かんげん)の効果・効能は?

関元(かんげん)には、以下のような効果・効能が期待できます。

・冷えによるむくみ
・生理痛・生理不順などの婦人科症状
・妊活
・男性不妊の予防
・ストレスによる腹痛
・不眠症
・EDなどの生殖器機能の改善
・抜け毛・円形脱毛症

関元(かんげん)は、指圧したり温めたりすることで、生殖機能や泌尿器官、消化器官の不調を改善する効果が期待できます。女性であれば、生理痛や生理不順などの婦人科系の症状に効果があり、男性の場合は、男性不妊や男性ホルモン過剰による抜け毛などに効果的です。

ここでは、特に効果が高いといわれる症状について詳しく解説します。

生理痛

女性は、ストレスや生理周期などでホルモンバランスが乱れがちです。関元(かんげん)の経穴(ツボ)は、生理痛を和らげる効果があるといわれています。特に生理1週間前から、関元(かんげん)のツボを温めることをおすすめします。

生理不順や不妊症、妊活中など婦人科の症状に悩んでいる人は、日頃から関元(かんげん)を温めてホルモンバランスを整えましょう。

田中明緒先生

鍼灸師

夏の冷房や冬の寒さによって子宮が冷えることで、血流が悪くなり生理痛になります。そんなときは関元に手を当てて温めてあげると、すぐ内部にある子宮を労わり生理痛を和らげることができます。

冷え性

冷え性、むくみ、疲労、腹痛、不眠などにも、関元(かんげん)のツボがよいとされます。関元(かんげん)のツボは、身体全体の気や血の巡りを整える作用があるため、冷え性やむくみなど血の巡りが原因でおこる症状に効果が期待できるのです。


抜け毛・円形脱毛症

関元(かんげん)は抜け毛や円形脱毛症など頭皮のトラブルにも効果が期待できます。抜け毛や円形脱毛症はストレスによる血行不良やホルモンバランスが乱れ、男性ホルモンの分泌が多くなると発症するといわれています。

関元を刺激することで自律神経を整え、ホルモンバランスを正常化するのです。

田中明緒先生

鍼灸師

関元は気のバランスを調整する働きがあります。 眠れないときは寝ながら関元に手を置き深呼吸をすると全身の気の流れがととのい、安眠しやすくなります。

関元(かんげん)を押して様々な効果を得よう!

関元(かんげん)は、東洋医学での「腎」に働きをかけるツボで、生殖機能の低下や婦人科、泌尿器系の症状に効果が期待できます。「腎」は、「気」や「血」を巡らせている元気の象徴ともいわれています。

日頃から、関元(かんげん)のツボを刺激して、心も身体も元気な日々を送りましょう。

日々の疲れを癒すなら『HOGUGU』で

日々の疲れが溜まっている方は、お家でプロのリラクゼーションを受けてみませんか?

家から出たくない日や、夜遅い時間でも、『HOGUGU(ホググ)』なら自宅で簡単にプロのもみほぐしを体験できます。セラピストが自宅や宿泊先に来てもみほぐしを行ってくれるので、わざわざ整体やマッサージ店へ出向く必要もありません。

さらに今なら、【1月限定】2000円OFFクーポンでお得にHOGUGU(ホググ)をご利用できます!是非一度お試しください。

Your Page Title

実体験レポートや
アプリ限定クーポンはコチラ!

詳しいHOGUGUの使い方を見る

(この記事は一部プロモーションを含みます)

関連する記事