胃腸機能を整えるなら内庭(ないてい)のツボを押そう!二日酔いや乗り物酔いにも!

「内庭 (ないてい)」というツボをご存知ですか?この記事では、内庭の場所と見つけ方、内庭を刺激することで得られる効果・効能等を解説しています。また、内庭を押すと痛い原因・理由についても紹介しているので参考にしてください。

専門家監修 |鍼灸師 山内彩乃先生
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Lustrea(ルストレア)鍼灸院代表。鍼灸師を養成する専門学校で12年間の教員経験。鍼灸師以外にも健康運動実践指導者、食生活アドバイザー、...
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Lustrea(ルストレア)鍼灸院代表。鍼灸師を養成する専門学校で12年間の教員経験。鍼灸師以外にも健康運動実践指導者、食生活アドバイザー、日本化粧品検定などの資格を持ち、健康と美容に関する正しい知識を広め、お灸によるセルフケア指導を行う。美容鍼灸とお灸施術でいくつになっても健康で美しくありたいと願う方たちを支えるため活動をしている。

目次

  1. 内庭(ないてい) ってどんなツボ?
  2. 内庭(ないてい)の場所は?
  3. 内庭の位置
  4. 内庭の見つけ方
  5. 内庭(ないてい)の押し方は?
  6. 内庭(ないてい)の効果・効能は?
  7. 内庭(ないてい)の効果・効能①歯痛
  8. 内庭(ないてい)の効果・効能②胃の痛み
  9. 内庭(ないてい)の効果・効能③乗り物酔い
  10. 内庭(ないてい)を押すと痛い理由は?

内庭(ないてい) ってどんなツボ?

内庭は胃経に属するツボで、頭や胸、腹部などツボのある位置からはなれた箇所の疾患にも対応します。東洋医学の表現で、居住地という意味の「庭」が名前の由来です。また体表面より内部に起こる疾患に適していることから、深いところを指す「内」が使われています。

内庭(ないてい)の場所は?

内庭は見つけやすい場所にあるのでしょうか。内庭が属する胃経は、顔面から始まり足のつま先まで続く経絡です。見つけやすく押しやすい場所にあり、セルフケアに使えて便利な内庭の位置や見つけ方を紹介します。

内庭の位置

内庭は足の内側から2番目と3番目の指の付け根の間、水かきの足背側にあります。足背とは足の甲、つまり上側のことです。手でいうところの人差し指と中指の間、人差し指の付け根の骨寄りにあるツボです。

内庭の見つけ方

足の人差し指の外側、小指側にあたる方を指先から上に向ってなぞります。指の関節の3つめ、付け根の関節のくぼみの指先側が内庭の位置です。指の間の水かきにあたる場所で、見つけやすいといえます。

山内彩乃先生

鍼灸師

内庭を探すときは指先を立てて隙間に指をいれるようにしてあげると見つけやすいです。ツボの反応は押して痛いだけではなくツボがへこんでいたり、盛り上がっていたり、硬かったりさまざま。指先の感覚を研ぎ澄ませて探してみましょう!

内庭(ないてい)の押し方は?

内庭は、足の指近くと自身で押しやすい場所にあります。押し方も簡単なため、1人でも刺激できるでしょう。さまざまな効果が期待でき、セルフケアに用いやすい内庭の押し方を紹介します。

内庭(ないてい)の押し方
  1. 親指と人差し指で内庭をつまむ
  2. ほぐすように揉む

内庭の押し方は簡単です。ツボを取ったら親指と人差し指でつまみ、ほぐすように揉みましょう。歯痛などが酷いときは痛いと感じることもあります。症状に合わせて力を加減するとよいでしょう。

内庭(ないてい)の効果・効能は?

内庭は胃経の熱を取るといわれているツボです。主な効果・効能は以下のとおりです。

・乗り物酔い
・二日酔い
・いびき
・胃の痛み
・食あたり
・歯痛
・目の充血

頭部の症状や消化器に効果があるとされ、その中でも歯痛や胃の痛み、乗り物酔いに対する効果はとても期待されています。症状それぞれの効果・効能について解説します。

内庭(ないてい)の効果・効能①歯痛

内庭は歯痛に効くツボだといわれ、特に上の歯と歯茎の痛みに効果が期待できます。歯痛があるときに内庭を押すと、痛い歯と同じ側の内庭により痛みを感じるでしょう。ただし、内庭のツボ押しで痛みを軽減できるのは虫歯ではない場合に限ります。

虫歯ではない歯痛とは、大腸経や胃経に不調があるときに起こるといわれる歯痛のことです。胃経が熱を持つと歯や歯肉にも影響すると考えられています。虫歯や歯肉炎などの可能性があるときは、歯科を受診しましょう。

山内彩乃先生

鍼灸師

内庭が属する胃経の流れは上の歯を通っているため、歯の痛みでも上の歯に問題があるときに使われます。 下の歯を通るのは大腸経で、よく使われる代表的なツボは合谷です。

内庭(ないてい)の効果・効能②胃の痛み

胃経の熱を取る内庭は胃の痛みへの効果も、もちろん期待できます。胃経に熱がこもる原因には食事の内容も関わるため、同時に生活習慣の見直しも必要です。とはいえ、胃経に熱を持ちやすい体質の人のセルフケアに内庭はおすすめのツボです。

胃熱によるお腹の張りやげっぷ、口臭といった症状にも効果が期待できます。

内庭(ないてい)の効果・効能③乗り物酔い

内庭は乗り物酔い対策に適したツボです。乗り物に乗る前にツボを刺激しても、酔ってからでも効果があるといわれています。直接ツボを押すだけでなく、温めることでも効果が期待できます。

乗り物酔いに関わる三半規管とは離れた場所にあるものの、いびきや目の充血といった頭部の症状にも効果があるといわれているツボです。

内庭(ないてい)を押すと痛い理由は?

ツボを押して痛みを感じるとき、該当する器官に不調を抱えている可能性があります。内庭を押して痛いときは、作用する器官である胃や歯などの不調が原因であることも考慮しましょう。

内庭は体のさまざまな器官に作用するため、不安があれば自己判断はせずに受診することも大切です。

内庭(ないてい)を押して様々な効果を得よう!

内庭(ないてい)は足にあるものの、頭部の症状の改善もできるツボです。見つけやすく押しやすい場所にあり、セルフケアにも適しています。不調を感じて対応する症状が一致したなら、内庭を押してみましょう。

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