生理中のリンパマッサージは痩せるって本当？受けない方がいい？効果・注意点も

生理中にリンパマッサージを受けると痩せると聞いたことはありませんか。そもそも、生理中にリンパマッサージを受けてもよいのでしょうか。生理中のリンパマッサージについて解説します。

生理中のリンパマッサージは基本的に問題ありません。リンパマッサージにより、血行の改善やホルモンバランスを整えることができます。生理痛の軽減にもつながるため、かえっておすすめです。マッサージに使うオイルの香りに癒し効果も期待できます。

血流がよくなり経血量が増えるのがつらい人は、生理後半にマッサージを受けるとよいでしょう。出血量やPMSなど体調をみながら、生理周期に合わせて予約しましょう。

生理中にリンパマッサージを受ける場合、事前にセラピストに伝えておくことをおすすめします。リンパマッサージでは紙ショーツを着用することがほとんどです。生理中であれば、使い捨てナプキンショーツを準備してもらえます。

また、生理中は体がデリケートになっているため、あらかじめ伝えておくことで体調に合わせた施術をしてくれます。

生理中で貧血の症状が現れる人は、悪化する可能性があるためリンパマッサージは避けましょう。また、生理痛の腹痛で立てなかったり動けなかったりしているときもおすすめしません。体調が普段と違うときは、リンパマッサージは受けないようにしましょう。

リンパマッサージで血行がよくなると、経血の量も増えます。出血が多いとつらいと感じる人も、リンパマッサージを避けましょう。

生理中のリンパマッサージにはどのような効果があるのでしょうか。生理中の不快な症状を軽減できるため、生理痛やPMSがつらい人は、生理周期に合わせて施術を受けることがおすすめです。生理中のリンパマッサージの効果を紹介します。

生理中にリンパマッサージを受けても痩せる効果はありません。マッサージによりむくみが解消されたことで、細く見えるだけなのです。

生理直前に体にため込んでしまった余計なものを、生理中は排出します。リンパマッサージでは、そのデトックスの働きを助けることができむくみを解消します。

生理中に限らず、リンパマッサージには血行促進効果が期待できます。使用されるオイルにも体を温める効果があるといわれるものがあり、マッサージで血流が改善されると経血を出しやすくなるのです。冷え性や普段から血行が悪くむくみのある人の生理痛も軽減できます。

生理中にはプロスタグランジンという物質が過剰に分泌されます。プロスタグランジンは痛みや炎症に関わり、子宮周囲の血管を収縮させるのです。結果、外に排出されにくくなった経穴を、リンパマッサージで出しやすくするデトックス効果が期待できます。

生理中のリンパマッサージは、自律神経を整えPMSの軽減にも役立ちます。PMSとは生理前にホルモンバランスが原因で起こる不調です。生理開始直後から軽減するといわれているものの、症状のある期間はつらい人も多いでしょう。

PMSの原因は女性ホルモンだけではなく、さまざまな要因が重なって起こります。オイルの香りによる癒し効果や、マッサージで自律神経のバランスを整えることが、つらい症状を軽減するのです。生理周期の排卵日以降の施術で心身を癒し、症状が現れるのを抑えましょう。

セルフでできる生理中のマッサージを紹介します。簡単にでき、生理中足がだるくなる人におすすめのリンパマッサージ方法です。

足首から太ももにかけて両方の手の平でさすります。摩擦を軽減したい場合は、オイルやジェルを使用するとよいでしょう。血行不良や自律神経のバランスが崩れたときにもおすすめのマッサージです。

生理中のリンパマッサージは問題なく、生理痛などの軽減や癒し効果が期待できます。乱れたホルモンバランスも整える効果もあるといわれています。生理周期を確認し、経血の少ない生理後半にマッサージを受けましょう。

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