アロママッサージは肩こり解消に効果ない？効能は？セルフでのやり方も

アロママッサージとは、精油を肌に浸透させながら全身をマッサージすることです。リラックス効果のある香りで、心も体も癒されます。

1813年にスウェーデン式マッサージを広めたパー・ヘンリック・リンが今のオイルマッサージの起源となっています。当時から癒しによる治療的効果があるとして知られているマッサージ方法です。

アロママッサージは肌に精油の成分を浸透させながら、マッサージで筋肉の緊張をほぐしてリラックス効果を得ます。一方で、アロマテラピーは精油を湯船に入れたり、部屋の中でたいたりして香りを楽しみながら、癒しの時間を過ごすのが特徴です。

アロママッサージは香りによるリラックス効果があるだけではなく、肩こりなどの全身の不調を改善するのにも役立ちます。

アロママッサージで肩甲骨周りの筋肉のこりをほぐすと、肩回りの血行が促進されます。そのため、肩こりに効果が期待できるのです。特に痛みがひどい四十肩や五十肩の人は、鎮痛や抗炎症効果のある精油を使ってマッサージすると効果も高まります。

アロママッサージにはさまざまな効果や効能があります。アロママッサージで日々の疲れや体の不調を解消しましょう。

アロママッサージは花や葉などから抽出された天然成分100％のエッセンシャル（精油）を使います。リラックス効果のある精油の香りで、不安や緊張が緩和されてすっきりとした気分を味わえるのがメリットです。

むくみは血流が悪くなることで、体の水分や老廃物がうまく排出されないことが原因です。アロママッサージで体のこりをほぐしたり、リンパを刺激したりすることで、血流が改善されてむくみが解消されます。

精油であるアロマオイルは皮膚に浸透しやすく、シワや肌の乾燥を防いでくれます。アロママッサージではオイルによる保湿によって、肌荒れなどの肌トラブルの解消に繋がり、肌を整えて美肌に導いてくれるのです。

アロママッサージよって筋肉の緊張をほぐすことで、血行が改善されます。血の巡りが良くなることで自律神経のバランスが整い、体のだるさや疲労感も解消されるのです。また、血流を促し疲労回復を助ける精油を使えば、さらに効果も期待できます。

精油の中にはホルモン分泌を高めたり、女性ホルモンとよく似た働きをしたりする種類もあります。そのため、アロママッサージはホルモンバランスを整えるのにも効果的です。生理不順や便秘などの悩みも解消してくれます。

自宅で簡単にできるアロママッサージ方法を紹介します。

アロマオイルは種類によって得られる効果も異なります。不眠解消や血行促進など、目的によって選ぶのがおすすめです。また、アロマオイルには全身に使えるものと部位によっては、使用すると刺激が強すぎるものもあります。顔などに使うときには注意しましょう。

他にも、ボトルに精油やエッセンシャルオイルと記載された天然成分100％のものを選ぶようにしましょう。精油は光や熱などに弱く、遮光瓶に入っていないと劣化する恐れがあります。遮光瓶が使われていないアロマオイルは、品質が低い可能性があるためおすすめできません。

アロママッサージは体を温めてからするとより効果が得られます。マッサージをする前にお風呂に入るまたは、ホットタオルで温めてから行うのがおすすめです。

セルフでオイルマッサージをするときは、痛くないように力加減を調整します。手のひらで包み込むようにマッサージするのがポイントです。痛いくらいに強く擦ると肌トラブルの原因になりかねません。また、マッサージをしながらツボを押すのもおすすめです。

アレルギーがある人は、アロママッサージを行う前に腕の内側などに少量塗り、時間を置いて肌が荒れたり、かゆみが出たりしないかを確認しましょう。また、体調が悪いときもアロママッサージをするのは控えます。空腹時や食後などのタイミングも避けましょう。

血行が促進されてリンパの流れがよくなると、体の老廃物を出すために水分が必要となります。マッサージ後はたっぷりと水分補給して、ゆっくりと休むことがおすすめです。血行が良くなった後はアルコールを摂取しないように気を付けましょう。

アロママッサージはセルフでも簡単にできます。しかし、精油を目的によって使い分けができるプロによる施術なら、リラックス効果や疲労回復効果も抜群です。日々蓄積された全身の疲れをアロママッサージで癒しましょう。

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