顴髎(けんりょう)のツボで頬骨スッキリ?押すと痛い原因や効果・場所を解説
「顴髎 (けんりょう)」はむくみなど美容に効くツボとして知られています。この記事では、顴髎の場所・見つけ方や押し方、顴髎を刺激することで得られる効果・効能等を解説しています。また、顴髎を押すと痛い原因・理由についても紹介しているのでぜひ参考にしてください。
目次
ツボ『顴髎(けんりょう)』の効果とは?
「顴髎(けんりょう)」の「顴」は顔の頬骨、「髎」は骨のくぼみの意味があることから「顴髎」という名がつけられました。東洋医学では、顴髎は手の太陽小腸経18番目にあり、顔のむくみなどの美容効果があるといわれています。
顴髎は、このほかにもさまざまな症状に効果があるといわれています。顴髎のツボを押して期待できる効果を紹介します。
むくみに効果的
顴髎のツボを刺激することで顔の血流がよくなり、むくみが解消されます。また、むくみがなくなることで顔のフェイスラインがすっきりとして小顔になるため美容効果が期待できるツボです。顴髎のツボは、以下のような症状にも効果的です。
・顔面神経麻痺
・三叉神経痛
・副鼻腔炎
・鼻づまり
・歯痛
・むくみ
・顔のゆがみ
・リフトアップ
・眼瞼痙攣
・たるみ
・小顔効果
顴髎は、側頭部や耳の前、下唇、下歯の痛みの緩和にも効果があるといわれています。三叉神経痛の影響で痛みを感じる時は、顴髎を刺激すれば神経の興奮を抑え、痛みを緩和できるでしょう。
顴髎は顔面神経頬骨枝支配の大頬骨筋の上にあるツボのため、くちびるの端(口角)を外上方に引き上げる効果が期待できます。そのため顔面神経麻痺の改善だけでなく、顔のゆがみやシワ、たるみ、ほうれい線などの若返りのツボと呼ばれることもあるのです。
横内稚乃先生
鍼灸師
顔のむくみがあり顴髎のツボを刺激する時は、湯船に浸かりながら行うのが効果的です。リラックスした状態で体が温まっていると、より顔の血流が良くなります。ただし、飲酒後の入浴で顴髎のツボを刺激するのはのぼせやすくなる原因になるので控えま しょう。
顴髎(けんりょう)のツボの場所は?
顴髎(けんりょう)は頬骨の下にあるむくみやシワなど美容に効くといわれるツボです。顴髎の位置や見つけ方について詳しく説明します。
顴髎の位置は目尻の縦ラインと頬骨の下のラインが交わるところ
顴髎は頬骨あたりに位置し、目尻から垂直に引いた線と、頬骨の下のラインを水平に引いた線が交わる場所にあります。
顴髎の見つけ方
顴髎の見つけ方は、目尻に指を当て真下に下ろします。次に頬骨の下のヘリを指で水平にたどり、目尻からの縦ラインを交わるところを指で下から押し上げるように押してみましょう。少し痛いと響く場所が顴髎のツボです。
顴髎(けんりょう)のツボの押し方は?
顴髎(けんりょう)は顔にあるため、自分でセルフケアをしやすいツボです。むくみやたるみなどの美容効果だけでなく、顔面麻痺や三叉神経痛などの痛み、鼻づまり、歯痛などの緩和も期待できます。顴髎を刺激して効果を感じてみましょう。
- 顴髎に人差し指の指先と中指の指先を当てる
- 目の方に向かって押し上げる
- 30秒間刺激する
顴髎のツボを押す時には痛気持ちいい強さで刺激しましょう。血流が良くなることで鼻づまりの解消やリフトアップ、むくみ解消、顔色が明るくなるなどの美容効果を期待できます。
横内稚乃先生
鍼灸師
顴髎はセルフケアしやすいツボですが、ニキビや吹き出物ができやすい場所にあります。顴髎のツボを刺激するときは事前に手洗いをしっかりし、清潔に保ってください。また、手をぬるま湯等で温めてから顴髎のツボ刺激を行うと血流が促進しやすく、むくみ解消効果が高まります。
顴髎(けんりょう)を押すと痛い原因は?
顴髎(けんりょう)を押して痛いときは、むくみがひどいこともありますが、ほかの疾患が原因の可能性もあります。顴髎を押すと痛い原因を詳しく解説します。
副鼻腔炎や三叉神経痛の可能性も
顴髎のツボを押して痛い場合には、頬の下で何らかの炎症を起こしていることがあります。たとえば、以下のような原因が考えられます。
- 副鼻腔炎
- 虫歯
- 上顎洞がん
- 三叉神経痛
副鼻腔炎は風邪を引いた時に鼻水が溜まってしまい、そこで細菌やウイルスが増殖して発症します炎症を起こすことで頬が痛くなるのです。ひどい虫歯の場合も、虫歯菌が歯の奥の神経まで到達し、頬骨の炎症を引き起こす場合があります。
上顎洞がんを発症しても、初期であれば痛みはほとんどありません。しかし、がんが大きくなると、上顎洞を圧迫して頬が痛むようになるといわれています。三叉神経痛の場合は痛みが片側に起こることが多く、数秒から2〜3分など断続的な痛み方をするのが特徴的です。
横内稚乃先生
鍼灸師
顴髎のツボを押して痛い場合で副鼻腔炎や三叉神経痛の可能性がある時は、すぐにツボ押しを中止してください。炎症が広がり、高熱が出てしまう可能性も考えられるからです。すぐ病院に受診できない場合は横になるなど安静に過ごしましょう。
病院は何科で受診すべき?行く目安は?
顴髎を押すと痛いときは、耳鼻咽喉科を受診しましょう。病院を受診する目安は、以下のとおりです。
- 鼻水に血が混じることが多い
- 慢性的な鼻づまりがある
- 頬骨に激痛がある
- 高熱がある
顴髎を押して、上記の症状がある場合には、できるだけ早めに病院を受診しましょう。痛みの原因が重い病気であれば、放置して悪化すると、命に関わる恐れもあります。歯に痛みがあれば虫歯の可能性が高いため、歯科を受診してください。
顴髎(けんりょう)のツボを効果的に使おう
顴髎(けんりょう)はむくみやたるみ、リフトアップなど、美容効果があるといわれています。このほかにも、歯や三叉神経の痛みの緩和など、さまざまな効果を期待できるので、顴髎のツボを効果的に使いましょう。
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