耳の上の角孫(かくそん)のツボが痛い原因は頭痛?効果や場所を解説!
「角孫 (かくそん)」は頭痛緩和に有効として知られているツボです。この記事では、角孫の場所・見つけ方や押し方、角孫を刺激することで得られる効果・効能等を解説しています。また、角孫を押すと痛い原因・理由についても紹介しているので参考にしてください。
目次
ツボ『角孫(かくそん)』の効果とは?
角孫(かくそん)は東洋医学において「手の少陽三焦経」に属するツボで、薬指から眉尻にかけて通っている経絡上にあるツボです。「角」は突端や角を意味し、「孫」は絡脈の分枝である孫脈を意味しています。この記事では、角孫のツボの効果や押し方について解説します。
頭痛の緩和に効果的
角孫(かくそん)のツボは側頭部にあるため、刺激することで頭部の血流を促進させ、頭痛の緩和に効果が期待できます。そのほか、以下のようなさまざまな症状に角孫のツボは有効です。
・めまい
・眼精疲労
・耳鳴り
・抜け毛予防
・白髪予防
・二日酔い
・食欲不振
角孫で頭皮の血行が良くなると頭部全体への栄養も行き届きやすくなります。そのため、抜け毛や白髪予防も期待できます。角孫がある経絡は薬指から耳上を通り眉尻までを通っているので、角孫は耳や目の不調の際にも使われるツボです。
藤井清史先生
鍼灸師
角孫は、めまいの特効穴としても有名です。メニエル様症状など、耳から来るめまいにはとてもよく効きますので覚えておくと便利です。
角孫(かくそん)のツボの場所は?
角孫(かくそん)は側頭部にあり自分でも押しやすいツボです。角孫の詳しい位置や見つけ方について解説します。
角孫の位置は「耳の一番尖った真上」
角孫の場所は耳の上部、一番高い位置の真上の側頭部にあります。耳の真上にあるツボと覚えておきましょう。
角孫の見つけ方
角孫の見つけ方は、耳を前に折りたたみ、折りたたんだ一番高い位置の生え際です。口を開け閉めすると少しくぼむ位置があるのでそこを見つけましょう。
角孫(かくそん)のツボの押し方は?
角孫(かくそん)は両方同時に押すことができ、セルフケアとして取り入れやすいツボです。ここでは角孫の押し方やコツを紹介します。
- 人差し指と中指で角孫を押さえる
- 円を描くように押し揉む
- 10秒程度を3セット繰りかえす
角孫はグリグリと円を描くように痛気持ちいい程度の力で押し揉んでいきましょう。人差し指と中指では力が入らないという場合は、親指の腹で角孫を取り、頭を包むようにして押し揉むと適度に力が加わります。
角孫はヘッドスパでも用いられることがあり、自宅でも湯船の中やお風呂上りなど頭部が温まった状態で行うことによってより血行が促進されリラックス効果も高まりおすすめです。
藤井清史先生
鍼灸師
押し方のもう1つのコツは、人差し指、中指、薬指の3本を使って角孫に中指を当て、真横に他の2本を当てて、5cmくらいの線上に押してもらうのもめまいの時には特に効果的ですのでやってみてください。
角孫(かくそん)を押すと痛い原因は?
角孫(かくそん)を押したときに痛いと感じる原因には、どのようなものが考えられるのでしょうか。ツボを刺激したことによる痛みだけが原因ではない可能性もあります。角孫を押したときの痛みについて解説します。
後頭神経痛や急性中耳炎の可能性も
角孫を押したときに痛みがある場合、頭部の筋肉や神経または耳に炎症が起きている可能性があります。角孫を押して痛いときに考えられる疾患は以下の通りです。
- 筋緊張型頭痛
- 後頭神経痛
- 突発性難聴
- 急性中耳炎
- 外耳炎
頭部の筋肉や神経の過緊張によって痛みを感じる場合があります。角孫のツボの場所には側頭筋があるため、ストレスや長時間のデスクワークなどによる目の疲れなどによって側頭筋や頭部神経が緊張し、筋緊張型頭痛や後頭神経痛を引き起こすのです。
また、角孫は耳のすぐ上にあるツボのため、風邪の悪化などによって耳にウイルスが侵入したり、外耳を損傷したりして外耳炎になった際にも痛むことがあります。
病院は何科で受診すべき?行く目安は?
角孫を押して痛みが強い、症状が改善されない場合は、治療が必要な病気が隠れている場合もあります。病院受診の目安について解説します。
- ガンガンとした強い頭痛がある
- ろれつが回らない
- 手足のしびれを併発している
- めまいがする
- 腫れやしこりがある
- 目がかすむ
- 視界が狭まる
腫れやしこりなどの外傷がみられる場合は皮膚科を受診しましょう。また、ろれつが回らない、手足のしびれがある場合は緊急を要する疾患の場合もあるため、早急に脳神経外科など脳神経専門の病院の受診をおすすめします。
角孫(かくそん)のツボで頭痛を解消しよう
角孫(かくそん)は刺激をすることで側頭筋をほぐし、血行を促すため頭痛改善やリラックス効果の高いツボです。目の疲れや耳鳴りなどにも効果を発揮するのでデスクワークの合間のセルフケアに取り入れましょう。
藤井清史先生
鍼灸師
あと、顔面神経麻痺の方で目の開閉がしづらかったり、寝不足でまぶたが重い時などにもとても効果がありますのでぜひトライしてみてください。
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