大迎(だいげい)は大人ニキビに効くツボ?場所・効果や痛い原因も

「大迎 (だいげい)」は美容や望診の経穴として知られているツボです。この記事では、大迎の場所・見つけ方や押し方、大迎を刺激することで得られる効果・効能等を解説しています。また、大迎を押すと痛い原因・理由についても紹介しているので参考にしてください。

専門家監修 |鍼灸師 松谷綾奈先生
現在も鍼灸整骨院に勤め、健康への悩みなく、元気に楽しい生活を送れるようにお手伝いをしています。鍼師、灸師以外にも健康運動実践指導者、健康運動指導士の資格を持ち、健康に関する知識を広める為、...
現在も鍼灸整骨院に勤め、健康への悩みなく、元気に楽しい生活を送れるようにお手伝いをしています。鍼師、灸師以外にも健康運動実践指導者、健康運動指導士の資格を持ち、健康に関する知識を広める為、日常生活での体の使い方の指導や、筋トレ・ストレッチなどのセルフケア指導も行っています。

目次

  1. ツボ『大迎(だいげい)』の効果とは?
  2. 顔の美容に効果的
  3. 大迎(だいげい)のツボの場所は?
  4. 大迎の位置は「下あごの骨上」
  5. 大迎の見つけ方
  6. 大迎(だいげい)のツボの押し方は?
  7. 大迎(だいげい)を押すと痛い原因は?
  8. 虫歯や口内炎の可能性も
  9. 病院は何科で受診すべき?行く目安は?

ツボ『大迎(だいげい)』の効果とは?

大迎(だいげい)は、脚の陽明胃経上にあり、治療だけでなく望診に用いられることの多いツボです。東洋医学では、「迎」は「迎える」「血気旺盛」という意味があり、触れると拍動を感じることから名付けられました。大迎の効果や場所、押し方をくわしく紹介します。

顔の美容に効果的

大迎は顔の血行を促進し、血流改善によって代謝を上げ、むくみやニキビを改善します。むくみを解消するため、たるみや口の周りのしわにも効果が期待できるのです。美容効果のほかに、大迎に効果が期待できる症状を紹介します。

・口のゆがみ
・下歯痛
・顔面麻痺
・咬筋痙攣
・頸部リンパ腺炎
・歯ぎしり
・歯茎の痛み

大迎には顔全体や口腔内の不調に効果が期待できます。下歯や歯茎の痛みのほか、口のゆがみ改善にも使われるツボです。三叉神経が原因の口の痙攣や舌のこわばり、頸部リンパ腺炎などさまざまな症状を緩和します。

松谷綾奈先生

鍼灸師

顔の血流を促進し、むくみを取る作用があります。特にフェイスラインのむくみ・たるみをスッキリさせます。口角アップによるしわの軽減効果も高いツボです。

大迎(だいげい)のツボの場所は?

美容に効果的な大迎のツボは、毎日のケアに取り入れることがおすすめです。大迎の場所と見つけ方をくわしく紹介します。

大迎の位置は「下あごの骨上」

大迎は、顎のえらから指に2本分前の位置にあります。骨がくぼんでいるところで、指で触れると拍動を確認できる場所です。

大迎の見つけ方

大迎のツボは簡単に見つけることができます。歯を食いしばり、耳の下から顎の骨に沿って指を移動させましょう。骨のくぼんでいるところが大迎の場所です。

松谷綾奈先生

鍼灸師

大迎の下には太い動脈が走っているため、噛み締めたり食いしばったりして筋肉が緊張したり、顔が冷えたりすると血流が悪くなることで顔色が悪くなったり、顔の筋肉が栄養されずに症状が出やすくなります。習慣的に刺激してあげるのがおすすめです。

大迎(だいげい)のツボの押し方は?

大迎の押し方を紹介します。触るだけでも見つけやすい大迎のツボ押しは、鏡を見ながら行うとより行いやすいでしょう。

大迎(だいげい)の押し方
  1. 中指を両方の大迎に置く
  2. ゆっくり押す
  3. 5秒押したらゆっくり離す
  4. 5~6回繰り返す

※大迎の下には動脈があるため、強く押さないようにしてください

大迎を押すときは、近くにある「地倉(ちそう)」や「迎香(げいこう)」も刺激するのがおすすめです。強く押すと内出血の恐れがあるため、力を入れすぎず優しく押しましょう。

大迎(だいげい)を押すと痛い原因は?

大迎を押すと痛みがあるとき、どのようなことが原因として考えられるのでしょうか。一般的にはツボが対応する器官の不調が考えられるものの、大迎の近くの組織にトラブルがある可能性も考えられます。大迎を押すと痛い原因について解説します。

虫歯や口内炎の可能性も

大迎を押して痛みがあるときは、口腔内やリンパ節に問題を抱えていることがあります。痛みの原因として考えられる疾患は以下の通りです。

大迎(だいげい)を押すと痛い原因
  • 虫歯
  • 口内炎
  • おたふくかぜ
  • リンパ節炎

大迎を押して痛いときは、虫歯や口内炎ができている可能性があります。口腔内だけでなく、おたふくかぜなどでえら付近に腫れがあるときも、大迎を押すと痛みを生じる原因です。顎関節症や腫瘍も含め、悪化すると大迎を押さなくても痛みや違和感が現われることがあります。

病院は何科で受診すべき?行く目安は?

大迎を押して痛みや違和感があるときは、病院を受診する必要のある疾患が潜んでいることもあるため自己判断は避けましょう。病院を受診する目安や診療科目を紹介します。

病院を受診する目安
  • しこりがある
  • しびれを伴う
  • 腫れがある
  • 症状が長引く

痛みの原因によって、診療科目が違います。虫歯が原因であれば歯科、リンパ節に腫れがあるときやおたふくかぜなら、耳鼻咽喉科の受診が適切です。原因が分からないときは、かかりつけ医や総合病院を受診してもかまいません。

大迎は望診にも用いられ、腎や膀胱、小腸、大腸に不調があるとツボ周辺に肌荒れやニキビができるといわれています。痛みがなくても大迎のあたりの肌に異常が現われたら、休息や受診を検討しましょう。

大迎(だいげい)のツボでしわやたるみ対策をしよう

大迎は美容に効果が期待できるツボです。口腔内の症状を緩和し、望診にも使われます。簡単に見つかり、ツボ押しも手軽にできるため、毎日のセルフケアにおすすめのツボです。大迎のツボ押しで肌の悩みを解消しましょう。

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