副腎疲労に良い食事・サプリは?トマトが効く?改善法やセルフチェック法を解説
副腎疲労に良い食事・サプリを知っていますか?今回は、副腎疲労に良い食事・サプリや、逆に避けるべき食事を紹介します。副腎疲労のその他の改善方法も紹介するので参考にしてください。
目次
副腎疲労に良い食事やサプリは?
疲れが取れにくかったり、朝起きても身体の疲労が回復していなかったりする人は、慢性疲労症候群の「副腎疲労」の可能性があります。ストレスに対抗している、コルチゾールというホルモンを分泌している副腎が疲労することで、さまざまな症状が現れているのです。(※1)
副腎疲労に良い食べ物やサプリによって身体を強化する方法はあるのでしょうか。
副腎疲労に良い食事は?摂るべき栄養素を紹介
身体が疲れているとつい食事を抜いてしまうこともありますが、副腎疲労には栄養バランスのとれた食事が大切です。副腎が疲労してしまうと、体内で炎症が起こります。食事療法によって体内の炎症を悪化せない必要があります。
体内の炎症を抑え、身体に合った食事を心掛けましょう。特に意識して摂取して欲しい栄養素とともに、具体的な食材を紹介していきます。
タンパク質・脂質
- 肉類(鶏・豚・牛)
- アジ・イワシ・サンマなどの青魚
- アマニオイル
- えごま油
良質なタンパク質や脂質には、解毒酵素に関係が深いアミノ酸などが含まれています。タンパク質や脂質が不足しているとデトックス効果の低下が起き、副腎が疲れやすくなるのです。
肉類は良質なタンパク質源として優秀な食材です。特に牛肉がおすすめになります。青魚はタンパク質と脂質を同時に摂ることできます。焼く・炒めるなどでシンプルに調理し、食材の栄養素をできるだけ逃さない料理にしましょう。
良質な油である「アマニオイル」「えごま油」はオメガ3系脂肪酸の1つであるαリノレン酸が含まれています。さまざまな料理に合わせやすいので、朝ごはんとしてサラダや味噌汁などに入れてみてもよいでしょう。
今村直道先生
スポーツトレーナー
副腎皮質ホルモンは脂質(コレステロール)から作られます。体脂肪率を気にするアスリートやダイエット中の方は脂質の摂取を避ける傾向がありますが、体にとって必須栄養素です。上記の脂質を中心にやはりバランス良く食べることが重要ですね。
ビタミンB・ミネラル
- 貝類
- 海藻類
- 卵
- 豚肉
- 玄米
副腎疲労にはビタミンBとミネラルが不足しやすいといわれています。ホルモンの生産でビタミンB群が大量に消費されてしまい、ビタミンBが不足しホルモンを分泌するのが困難となり副腎が疲れやすくなります。
ミネラルは主に腸で吸収されますが、副腎疲労では腸が不調になりやすく不足しやすいのです。貝類や海藻類は、ビタミンBとミネラルを同時に摂取できます。他には卵・豚肉・玄米はビタミンBを多く含むため、積極的に毎日のレシピに入れることをおすすめします。
今村直道先生
スポーツトレーナー
ビタミンB群と下記に紹介されている副腎疲労と関係のあるビタミンCは水溶性ですので、吸収も早い分、体外への排出も早くなります。食事なら毎食、サプリメントなら1日1回で目安量を摂取するよりも2~3回に分けて摂取するとより効果的です。
抗酸化物質
副腎疲労に効果的なのは「ファイトケミカル」という抗酸化作用が高い物質です。お茶にも含まれているといわれています。他には、トマト・トウモロコシ・ナス・ネギなどにもファイトケミカルが含まれています。
ファイトケミカルは野菜や果物の植物由来の天然化学物質のことで、強力な抗酸化作用が期待できる栄養素です。抗酸化作用によってデトックス効果が期待できます。肝臓のデトックス効果を高め、副腎疲労の原因でもある体内の有害物質の蓄積を防ぐことができるのです。
塩分
副腎には、血圧や塩分量を一定に保つ働きがあります。塩分が不足している状態では、副腎が疲れやすくなってしまいます。食事を抜くことが多い場合は、塩分不足になりやすいので意識して塩分を取るようにしましょう。
高血圧などによって、塩分を日頃から抑えている場合は専門家に相談してください。
解毒作用のある食材もおすすめ
肝臓は、有害物質を解毒する作用があります。肝臓の機能が低下している場合は、重金属などの有害物質が解毒することができず副腎疲労の原因となります。
にんにくやしょうが・玉ねぎが解毒作用が高い食材です。香味野菜やスパイス・ハーブにも含まれているので積極的に摂りましょう。
水分補給もしっかりとしよう
副腎の疲れを回復するには食事療法だけではなく水分補給も大切です。なぜなら1日2リットルほどの水分補給をすることでデトックス効果を期待できるからです。こまめな水分補給によって体内の有害物質をデトックスし、副腎疲労の原因を取り除きましょう。
小川真由美先生
看護師
副腎疲労による脱力感や倦怠感等を歳のせいとあきらめている方もいるかもしれませんが、原因はストレスなので誰がなってもおかしくありません。副腎疲労の軽快には食生活を変えることがお勧めです。上記の栄養素はアンチエイジングにも効果的なので楽しみながら摂れるといいですね。
逆に副腎疲労の際に避けるべき食事・栄養素は?
副腎疲労の場合に避けるべき食材もあります。体内の炎症やホルモン分泌に関わるため、過剰摂取はもちろんですが、摂取することも避けることをおすすめします。
グルテン・カゼイン
副腎疲労では、体内の炎症が起こりやすいといわれています。「グルテン」「カゼイン」は、腸の粘膜の炎症を引き起こしやすい栄養素です。グルテンは小麦・大麦・ライ麦に含まれています。
グルテンが過敏に反応し炎症してしまう人のために「グルテンフリー」といったグルテンを抜いた食事法もあります。カゼインは主に乳製品に含まれています。
グルテンとカゼインを両方抜くと体内の炎症を抑えることができますが、栄養バランスの偏りが起きやすくなるので気をつけましょう。
カフェイン
カフェインは副腎を刺激し、コルチゾールというホルモンの分泌を促します。コルチゾールの過剰分泌はその後コルチゾールを生産不足を招きます。カフェインの過剰摂取は、副腎の疲れの原因となる可能性があるので気をつけましょう。
血糖値の上がる食べ物
血糖値が急上昇すると、血中インスリンが増えるといわれています。インスリンを抑えるため、副腎ではコルチゾールなどのホルモンが大量に分泌され副腎疲労を悪化されてしまう恐れがあります。
甘いお菓子や炭水化物を空腹時に摂取すると、血糖値が急上昇しやすいので気をつけましょう。
添加物
添加物は腸内環境に悪影響を及ぼす可能性があります。副腎疲労では腸内環境が乱れやすいため、添加物の少ないオーガニック食材を選ぶことをおすすめします。
オーガニック食品は、農薬・抗生物質・成長ホルモン・合成添加物・保存料を使用せず栽培または加工されたものです。人体への有毒なものがなく、腸への負担が少ないため副腎疲労には効果が期待できます。
今村直道先生
スポーツトレーナー
アルコールと喫煙もコルチゾールの分泌を促し副腎疲労の一因となります。どちらも量を控えるのがベターですが、それが難しければこのサイトに記載されている副腎に良い栄養素を少しでも摂取、良くない栄養素は少しでも減らすように心掛けてみましょう。
副腎疲労におすすめのサプリメントは?
副腎疲労にはおすすめのサプリメントがあります。栄養バランスのとれた食事療法と合わせてサプリメントを摂取することで副腎疲労に高い効果を期待できます。
ビタミンC
副腎は、体内のなかでもっともビタミンCを消費する臓器です。副腎疲労の場合は慢性的なビタミンC不足となるため、サプリメントや柑橘類などのフルーツでビタミンCを補いましょう。
身体の組織を修復する睡眠時に多くのビタミンCが消費されるため、寝る前に摂取するのがおすすめです。
コエンザイムQ10
コエンザイムQ10は、身体を動かす「エネルギー産生サイクル」を回す能力を高める効果があります。食事から摂ったエネルギー源を身体を動かすエネルギーへと変換し、身体の疲労を回復します。
補酵素としてコエンザイムQ10は、副腎の疲労回復が期待できるサプリメントです。
αリポ酸
αリポ酸はコエンザイムQ10とともにエネルギー産生サイクルを回す能力があります。どちらか一方が不足してもサイクルが上手く働きません。しかしαリポ酸とコエンザイムQ10は、体内で合成することができません。
αリポ酸とコエンザイムQ10をサプリメントで、2つともセットで摂取することをおすすめします。
あなたは副腎疲労?原因・症状をチェック
自分の身体の疲労感が副腎疲労によるものなのか分からない人も多いはずです。ここでは、副腎疲労の原因とチェック方法を紹介していきます。
原因
- 栄養バランスの乱れ・栄養不足
- 身体的・精神的なストレス
- 睡眠不足
副腎疲労の主な原因は、栄養バランスの乱れや栄養不足です。しかし睡眠不足やストレスでも副腎疲労になる可能性があります。強いストレスや睡眠不足に自覚がある場合は、まず改善方法を模索することがおすすめです。
副腎疲労では身体の疲労感やだるさのほかにも症状があります。集中力の低下やめまい・性欲の減少も症状になるのでチェックしてみましょう。
食事
- 腸内環境を乱しやすい食材
- 栄養の偏り・過剰摂取
- エネルギー不足
副腎疲労の原因となる食事は、さまざまですが基本的には栄養バランスを意識していれば効果が期待できます。他にもタンパク質やビタミンBなどを意識して摂取しましょう。
副腎疲労のその他の改善方法は?
副腎疲労には、食事療法による改善方法の他にも対処法があります。副腎の働きを良くするには、食事療法とともに他の対処法も試してください。
ストレスを溜めない
- 睡眠時間の確保・固定
- 適度な運動
- 趣味などでストレス発散
副腎で分泌するコルチゾールは、ストレスホルモンとも呼ばれています。ストレスを感じるとコルチゾールという皮質ホルモンを増やすので、ストレスを減らしコルチゾールの分泌を減らすことで副腎の疲れに効果が期待ができるのです。
ストレスは副腎疲労の原因にもなります。身体的にも精神的にもストレスを溜めないようにしましょう。睡眠時間は最低5時間以上必要で、できる限り睡眠時間を固定することで睡眠の質を向上させることができます。
自分で運動や趣味などのストレス解消法を見つけることが大切です。ストレスの根本的原因を回避できるのであれば、回避することをおすすめします。
漢方薬を使用する
漢方薬には「補中益気湯(ほきゅうえっきとう)」や「十全大浦湯(じゅうぜんたいほとう)」といった体内の気の流れを補う効果や疲労回復・体内の炎症を抑えてくれるものがあります。
炎症を抑える効果や疲労を回復するなど、自分の症状に合わせて専門家に相談し、漢方薬を処方してもらいましょう。
副腎疲労に関するよくある質問【Q&A】
副腎疲労に関するよくある質問を解説していきます。実際に副腎疲労になってしまった人の体験談も紹介します。
病院は何科を受診するべき?
副腎疲労では「内科」の受診をおすすめします。治療は自費診療のことが多いですが、一部の検査が保険適用の場合があります。
治った人の体験談は?
- ストレスを感じる環境を変えた
- 栄養バランスを整えた食事をした
- 漢方薬を処方してもらった
実際に副腎疲労から治った人は、ストレスの解消による人が多くいます。人間関係などストレスを感じていたものを解決したことで、副腎疲労を治ったと実感している人がいます。他にも栄養バランスを整えたり、漢方薬を飲んだりと改善のために行動することが大切です。
サウナで脳疲労が取れる。
@Ft9EregjDo0aWfM
サウナで脳疲労が取れる。
今年はMSLTテスト受け、過眠症にかかった。治療のため、モディオダールも飲んだ。原因は副腎疲労だとわかり、補中益気湯飲んだら、治った。快方に向かっている。
ねこじゃらし(低浮上)
@ necojarasi36
n十年続いた原因不明の体と精神の不調、結局私は食餌療法で8割方治った
副腎疲労症の可能性に気付いて検査してくれた主治医、マジでありがたい
Azusa
@az771
私、副腎疲労症候群だったのかも!と最近思う。ストレスから解放されて比較的規則正しい生活、自炊するようになったら喉の痛みもすぐ治ったし、PMSも軽いし、なんか色々調子がいい。肌は夏バテ気味だけど…
夏休みの間に、自分の身体をコンディショニングしなきゃ!!
どのくらいで治る?
副腎疲労が治るには、個人差があります。症状軽減までに約半年かかることが多く、完全回復までには約1年から数年かかるといわれています。
副腎疲労に良い食事・サプリを知っておこう
副腎疲労には、タンパク質や脂質・ビタミンBなど効果が期待できる栄養素を積極的に摂取するのがおすすめです。自分の症状に合わせてサプリや漢方薬を補助的に摂取し、症状の改善を目指しましょう。
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