眼精疲労で肩こりに?目や肩の疲れをほぐすマッサージやおすすめ漢方も
眼精疲労と肩こりに困っていませんか?その肩こり、眼精疲労が原因かもしれません。この記事では眼精疲労と肩こりの関係性や改善方法を紹介します。デスクワークで目や肩周りが疲れている方は参考にしてください。
目次
その肩こり、眼精疲労が原因かも?
スマホやパソコンを使っていると、肩こりや頭痛、目の奥が痛いという症状に悩まされる人も多いはずです。それらの症状は、眼精疲労が原因の可能性があります(※1)。実は、眼精疲労はさまざまな悪循環をもたらす症状でもあるのです。
眼精疲労と肩こりの負の関係性
「眼精疲労がある」と自覚している人のうち、2人に1人は肩こりがあるといわれています。眼精疲労になっている人の約50%が肩こりも併発しているということです。ここでは、眼精疲労と肩こりの負の関係性についてくわしく紹介します。
眼精疲労と肩こりが併発する原因
眼精疲労と肩こりが併発する原因は首肩周りの血行不良です。パソコンの画面など近くを見続けると、焦点を合わせる働きをする毛様体筋が疲労します。そのまま画面を見続けると、見ているものに焦点が合いにくくなり、眼精疲労を起こすのです。
眼精疲労になると脳が不快感を覚えて、ストレスの原因となります。その結果、自律神経を乱し、血行不良も引き起こすため、肩こりも併発するのです。
眼精疲労と肩こりの悪循環とは
眼精疲労と肩こりは、ストレスが原因で悪循環に陥ります。たとえば、眼精疲労で脳がストレスを生じたままデスクワークを続けていると、首や肩などの筋肉が緊張し、肩こりを悪化させます。そして、肩こりを感じている状態だと、目の機能も正常に働かないのです。
眼精疲労を感じているときは、度の合わないコンタクトを使っているような状態です。無理やりピントを合わせようとして、毛様体筋がさらに疲れます。長時間パソコンの画面を見ていると、まばたきの回数が減って涙が乾き、ドライアイを併発することもあります。
眼精疲労の原因と予防策は?
目の奥が痛いといった目の症状以外にも、吐き気、体がだるい、イライラしやすいなどの症状がある人も、眼精疲労が原因の可能性もあります。眼精疲労を起こす原因と予防策を紹介します。
原因①目の不調
眼精疲労の原因の1つが目の不調です。例えば、度が合わないメガネやコンタクトを使っていると、ピントを合わせようとして目が常に疲れた状態になります。エアコンの風が直接当たると、涙が乾いてドライアイを起こしやすくなります。
メガネやコンタクトを使っている人は、定期的に視力をチェックして度を合わせましょう。目の渇きが気になる人は、こまめに目薬をさすのがおすすめです。
原因②長時間のパソコン作業
長時間のパソコン作業も眼精疲労の原因です。デスクワークでディスプレイを見たり、テレビを見る時間が長時間になったりすると、毛様体筋が疲労し、眼精疲労や肩こりが起きやすくなります。
蒸しタオルを目にのせたり、疲れ目用の目薬を使ったりして、目を休ませる時間を作りましょう。
原因③自律神経の乱れ
眼精疲労になるのは、自律神経の乱れも原因です。目の焦点を合わせる毛様体筋は、自律神経からの命令によって機能しています。しかし自律神経が乱れると、毛様体筋にストレスがかかるだけではなく、涙やまばたきの量が減って目の疲労はさらにたまってしまうのです。
目の奥が痛いときや頭痛がするときは、意識的にまばたきを増やして涙を分泌させましょう。ただし、眼精疲労は、白内障や糖尿病、月経異常などの病気が原因のこともあります。心配な場合は、病院を受診しましょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
遠くを見たり近くを見たり、目を動かしたりするときにも目の筋肉を使っています。 長時間、パソコンの画面などを見ていると目を動かす筋肉の収縮が少なくなるので固まってしまい、眼精疲労に繋がります。
眼精疲労の改善方法①ツボ押しマッサージ
ツボ押しマッサージは、眼精疲労の改善方法として有効です。ツボの場所さえ覚えればいつでもどこでも手軽にできて、効果も実感しやすいでしょう。
マッサージ①睛明(せいめい)
眼精疲労に効果的なツボとして、よく知られているのが睛明(せいめい)です。眉頭から目頭に手を滑らせたとき、眼窩という骨のくぼみがあります。その目頭側の端にあります。
- 目を閉じる
- 両手の親指で睛明を押す
- 30秒ほど押し続ける
強く押すと痛みが出やすいツボでもあるので、痛いと感じない程度の強さで押しましょう。
マッサージ②風池(ふうち)
首の後ろ側にある風池(ふうち)というツボをマッサージするのも、首肩のこりや眼精疲労に効果的です。髪の生え際に親指をあて、真ん中から外側に指を滑らせて、へこんでいるところが風池です。
- 目を閉じる
- 親指を風池に当てる
- 指でツボを30秒刺激する
ツボを押すときに、頭を後ろに反るとさらに効果を期待できます。風池の周りには、たくさんのツボがあります。周りも押してみて、特に気持ち良いところを入念にマッサージしてください。
眼精疲労の改善方法②薬
マッサージは外側からのケアですが、眼精疲労を内側から改善する手段もあります。血行改善や、目の疲れに効くサプリ・漢方を紹介するので、ぜひ参考にしてください。
サプリ
アリナミンEXプラスは、眼精疲労に悩む人におすすめのビタミン剤です。ビタミンB群は眼精疲労や目の粘膜の回復に役立つ栄養素です。特にビタミンB1,2,6,12が重要といわれており、ビタミンB6,12は目の疲れだけでなく神経の機能維持にもはたらきます。
漢方薬
滋腎明目湯 (じじんめいもくとう)という漢方は、文字通り視界を明るくする効果があります。東洋医学では腎は腎臓だけでなく、生命力そのものを指します。腎を滋養して体の衰えを防ぐ考え方から作られた漢方です。
市販薬
市販薬にも、眼精疲労の改善を目的とした商品があります。キューピーコーワiプラスに配合されている血流促進成分のヘプロニカートは、肩こりや目の疲れに効果が期待できます。
目や肩の疲れを根本から改善する方法
マッサージや薬は起きてしまった眼精疲労には効果的ですが、あくまでも対症療法です。眼精疲労や肩こりを起こしたり、悪化したりしないような生活をしていくことも重要です。目や肩の疲れを根本から改善する方法を紹介します。
入浴でリラックス
目や肩の疲れを根本から改善する方法の1つは、入浴でリラックスすることです。眼精疲労や肩こりを根本から改善するには、疲れを溜めないことも大切です。湯船に浸かって体が温まると、血行がよくなったり、緊張した目や肩の筋肉が和らいだりします。
毎日、入浴でリラックスする時間を作ることで、自律神経が整いやすくなり、疲れも溜まりにくくなります。アロマテラピーでリラックス効果を高めるのもおすすめです。深呼吸しながらヘッドマッサージをすると、頭痛の軽減や自律神経を整える効果も期待できます。
栄養バランスの取れた食生活
食生活を改善することで、疲れにくい体づくりをすることも大切です。眼精疲労や肩こりに効果的な栄養素と食材を紹介します。
- ビタミンB1:豚肉、ナッツ、ほうれん草
- ビタミンB2:レバー、チーズ
- ビタミンB6:ささみ、マグロ赤身、牛レバー、ドライバナナ、玄米
- ビタミンB12:レバー、貝類、秋刀魚
- ビタミンE:卵、アボカド、かぼちゃ
- タウリン:イカ、タコ、貝類
- βカロチン:にんじん、ピーマン、すいか
- アントシアニン:ブルーベリー、なす、紫いも
さまざまな食材をバランスよく食べて健康的な食生活に切り替えましょう。
適度な運動・マッサージ
目や肩の疲れを根本から改善するには、適度な運動やマッサージを行うことも効果的です。ストレッチや散歩などの有酸素運動は、全身の筋肉のこりをほぐして血行を促進するため、自律神経を整える作用もあります。景色の良い場所で散歩をすれば、目の疲れも癒せるでしょう。
整体・マッサージ
整体・マッサージを受けるのも、目や肩の疲れを根本から改善する方法の1つです。人に整体やマッサージをしてもらうことで、自分では気づかないこりも解消できる可能性があります。また、整体やマッサージには、ストレスが軽減してリラックスできる効果も期待できます。
眼精疲労による肩こりは早めに対処しよう
長時間のパソコンやスマホの使用による肩こりと眼精疲労は、適切に対処しないと慢性頭痛を併発するなど悪循環になってしまいます。疲れを溜めないように、リラックスしたり、運動したりする時間を定期的に作っていきましょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
仕事などで、パソコンを使うことが多い場合は適度に休憩を取り目を休めることも意識しましょう。 また肩周り、首を動かすことや目の周りのセルフケアも日々行っていきましょう!
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