腰痛が1ヶ月治らない原因は?病院に行くべき?危険な状態も解説

腰痛が1ヶ月以上治らないことに悩んでいませんか?今回は、腰痛が1ヶ月以上治らない原因を紹介します。病院に行くべき腰痛の基準や、危険な腰痛の見分け方も紹介するので参考にしてみてください。

専門家監修 |柔道整復師 鈴木議紳先生
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柔道整復師。セラピスト歴10年以上。製薬会社(一般薬)を約14年勤務後、足技・手技のリラクゼーション店に勤務しながら8年前に整体・リラクゼーション店「Dr.すー 」を開業独立。...
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柔道整復師。セラピスト歴10年以上。製薬会社(一般薬)を約14年勤務後、足技・手技のリラクゼーション店に勤務しながら8年前に整体・リラクゼーション店「Dr.すー 」を開業独立。骨盤矯正を基本にトータルケアを行っている。現在は食生活やカイロプラティックを学びながら従来の整体と併行しアドバイスの幅を広げている。

目次

  1. 腰痛が1ヶ月治らない...
  2. 腰痛が1ヶ月治らないのはなぜ?原因は?
  3. 筋肉に問題がある
  4. 神経に問題がある
  5. 姿勢に問題がある
  6. その他の病気の可能性
  7. 腰痛はどのくらいで治るのが基本?
  8. 3週間から3ヶ月で完治することが多い
  9. 腰痛はどのくらい続いたら病院に行くべき?
  10. 1ヶ月半(6週間)以上が病院受診の目安
  11. 危険な腰痛の見分け方は?

腰痛が1ヶ月治らない...

一度は腰痛を経験したことがあるという人は多いのではないでしょうか。腰痛の原因はさまざまで、原因によっては、1ヶ月経過しても治らない場合があります。腰痛の原因や受診するべき症状について解説します。

鈴木議紳先生

柔道整復師

腰痛と言ってもその関連はヘルニア・滑り症・圧迫骨折・内臓疾患・尿路結石とさまざまで、医師の判断を仰ぐものもあります。ここでは病院に行くべき判断基準等について解説していきます!

腰痛が1ヶ月治らないのはなぜ?原因は?

ぎっくり腰は、通常であれば1ヶ月ほどで症状が改善する疾病です。しかし、なかには1ヶ月では痛みが治まらないこともあります。腰痛によっては、慢性化することも危惧されます。

筋肉に問題がある

ぎっくり腰がなかなか改善しない原因には、筋肉の緊張状態が続いている可能性が考えられます。筋肉がいつも緊張していると、凝り固まってしまい、伸び縮みの働きが失われてしまうからです。

筋肉の緊張が続くと血流の循環が滞り、必要な栄養素が行き届かなくなります。その結果、腰痛の改善が阻害されてしまいます。

神経に問題がある

神経を圧迫している場合も、腰痛はなかなか改善しません。椎間板ヘルニアや腰椎すべり症を発症していると腰の神経を圧迫するため、腰痛や足のしびれが出てきます。腰痛は中高年に多いといわれる症状ではあっても、腰椎すべり症は20代のスポーツ選手にも発症します。

姿勢に問題がある

ぎっくり腰を発症した直後は、痛みのため腰を伸ばすことができません。しかし、いつまでも歪んだ姿勢を続けていると、腰痛の原因となる筋肉の緊張が続き腰痛はなかなか改善しないのです。

腰痛の多くは、姿勢の悪さに起因していると考えられています。回復期では、自分の姿勢を見直し、腰痛改善を心がけることで慢性化を予防しましょう。

その他の病気の可能性

腰痛がなかなか治らないときは、別の病気が潜んでいることがあります。座ると痛い、立つと楽という腰やお尻の痛みは、梨状筋症候群(りじょうきんしょうこうぐん)の可能性を疑いましょう(※1)。お尻の梨状筋という筋肉が硬くなり、腰痛の原因となっていることが考えられます。

女性の場合、通常の腰痛ではないケースがあるため注意が必要です。腰の動きに関係なく、常に痛みを感じる場合は、内臓の疾患が原因とも考えられます。例えば、生理痛、卵巣嚢腫(らんそうのうしゅ)、子宮内膜症、子宮癌などです。

腰痛はどのくらいで治るのが基本?

腰痛は発症時期からの経過時間によって、3つに分類されます。発症から1ヶ月未満の「急性腰痛」、1ヶ月~3ヶ月は「亜急性腰痛」、3ヶ月以上の「慢性腰痛」です。この腰痛の種類によって、治るまでの期間はさまざまです。

3週間から3ヶ月で完治することが多い

ぎっくり腰は急性腰痛にあたり、激しい痛みのピークは1週間くらいが目安です。4週間ほどで痛みは軽減し、長くても3ヶ月以内に完治することが多いといわれています。しかし、慢性腰痛はさまざまな要因が複合しています。そのため、治療期間が半年以上続く人もいます。

鈴木議紳先生

柔道整復師

強い腰痛=ぎっくり腰(急性腰痛症)と判断されがちですが、ぎっくり腰は通常1週間~10日で激痛は治まります。その後、およそ1ヶ月をかけて治癒します。

腰痛はどのくらい続いたら病院に行くべき?

腰痛は安静や湿布を貼るといった対処をするだけでも、回復することがあります。しかし、適切にケアしていても腰痛が続いている場合、どのタイミングで病院を受診すべきなのでしょうか。病院受診の目安を解説します。

1ヶ月半(6週間)以上が病院受診の目安

1ヶ月半(6週間)以上痛みが続くときは、病院を受診しましょう。ただの腰痛ではなく、他の病気が原因となっている可能性が考えられるからです。内科的疾患が原因であれば、発熱を伴ったり激痛があったりと症状にも現れることがあります。

圧迫骨折や尿路結石でも腰痛は出現するため、背中や腹部にも痛みがあるなど少しでも不安があれば病院を受診しましょう。

危険な腰痛の見分け方は?

危険な腰痛の見分け方
  • 熱がある
  • 胸の痛みを伴う
  • 体重が減ってきている
  • 広い範囲にしびれがある
  • 排尿や排便に異常がある
  • ステロイドを内服している

危険な腰痛を見分けるには、腰の痛み以外の症状の有無、癌治療などでステロイドを内服しているかなどで判断しましょう。腰以外の場所が痛いときや痛み以外の症状がある場合は、内臓や血管、神経に疾患を抱えていることがあります。

ステロイドを内服している人では、免疫力の低下による感染症の可能性も考えられます。そのほか、癌の転移や脊椎の損傷であれば、医療機関での治療が必要です。どんな痛みなのか、他に症状があるのかを見極め、危険な腰痛かどうかを見分けましょう。

腰痛が1ヶ月治らない場合は注意しよう

筋肉や関節の緊張が原因の腰痛であれば、1ヶ月ほどの安静で痛みが軽減することがほとんどです。しかし、安静にしていても改善しない場合は、内臓の病気などの原因が隠れている可能性もあります。不安があるときは、病院の受診をおすすめします。

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