右側の腰痛・ぎっくり腰は肝臓が原因?何科に行くべき?効果的なストレッチも
急な右腰の痛み・ぎっくり腰に悩んでいませんか?女性の場合、子宮に何か問題がないか?と不安になる人もいるでしょう。この記事では急な右腰の痛み・ぎっくり腰の原因や改善方法を解説します。また、急な右腰の痛みがした時には何科に行くべきかということも紹介するので、参考にしてください。
目次
急な右腰の痛み・ぎっくり腰の原因は?
ぎっくり腰や右側の腰痛で悩む人は少なくないでしょう。ズキズキと痛む右側の腰の痛みやぎっくり腰の原因には、女性特有のものもあります。ぎっくり腰と右側の腰痛が起こる原因や対処方法を紹介します。
右側の腰が痛い原因①内臓の疲労
右側の腰だけがズキズキと痛む場合、内臓の機能低下が関係している可能性があります(※1)。体のちょうど右側にある臓器は肝臓です。肝臓に負担がかかっていると、右側の腰痛が出現する場合があります。
生活習慣の乱れやストレスが原因で肝臓の機能が落ち、右側の腰に痛みが現れることがあるのです。腎臓や子宮に炎症が起きても、右側の腰痛に倦怠感や発熱、むくみ、月経不順を伴うことがあります。女性は男性よりも尿道が短く、尿路感染症や腎盂腎炎に注意が必要です。
高林孝光先生
柔道整復師
肝臓では「ヘパリン」と言って血流を促進する物質を作っています。暴飲暴食や不眠、運動会不足なので肝臓に負担がかかると「ヘパリン」の生成が滞ってしまうので腰痛になる場合があります。
右側の腰が痛い原因②骨盤の痛み
右腰の痛みは腎臓などの疾患以外にも、骨盤が原因でも起こります。ぎっくり腰など骨盤に過度なストレスがかかって、痛みが生じている場合と、近くにある臓器が炎症を起こしている場合が考えられます。いずれも急に痛みが起こることがあり、自己判断は避けましょう。
骨盤が右の腰痛を引き起こす原因のひとつは、体のゆがみです。姿勢の悪さから、周囲の筋肉が衰えたりこったりすることでゆがみが生じるのです。女性では、出産で骨盤底筋や腹筋が落ちることもあります。ゆがみが生じているときに腰へ負担をかけると急に腰痛を発症します。
右側の腰が痛い原因③筋肉の酷使
筋肉を酷使することでも急に腰痛やぎっくり腰が起こります。動作だけでなく、普段の姿勢や寝方が腰に負担をかけるため注意が必要です。右の腰が痛くなる人の特徴と改善方法を紹介します。
該当する人の特徴
- 寝方が横向きで右足を曲げる
- 右足に体重をのせて立つ
- 椅子に座ると右足を台にのせてしまう
- 右側に体をねじることが多い
- デスクワークなどで長時間座っている
- 前かがみで作業を続けている
- 仕事で物を持ち上げることが多い
ズキズキと右腰が痛くなったら、心当たりがないか振り返ってみましょう。ぎっくり腰は急に痛くなったように感じても、実は日頃の負担が蓄積されていることもあるのです。姿勢や寝方を見直すことをおすすめします。
改善する方法
- 痛いところを指の腹で揉む
- 長時間座り続けず途中で少し歩く
- 前かがみの作業中体を後ろに反らして伸ばす
右側の腰が痛いときは、日常の動作に少し工夫をしましょう。急に起こる腰痛やぎっくり腰の原因を解消することで、痛みの改善や予防ができます。右側の痛みには専門機関での治療が適している場合もあるため、病院を受診するとよいでしょう。
高林孝光先生
柔道整復師
内臓などの疾患により痛みがある場合は、安静にしてても常に痛い「安静時痛」があります。更に内臓の調子が悪いと食欲がなくなる場合があります。肝臓は胆汁を生成しているので脂っこいものが苦手になります。
右側の腰の痛みを改善する方法
右腰に急に起こった腰痛やぎっくり腰には、正しく対処することが大切です。右側の腰が痛いときの改善方法を紹介します。さまざまなタイプの腰痛に共通した改善方法であるため、覚えておくと便利です。
①呼吸を整えてリラックス
呼吸を整えることで、副交感神経が優位に働きリラックスした状態になります。滞った血流が改善されると、体の不調も解消されます。鼻から大きく息を吸い、ゆっくりと吐きましょう。ぎっくり腰で安静にしているときにもおすすめです。
②腸腰筋のストレッチ
腸腰筋は腰まわりの筋肉で、右側だけでなくさまざまな腰痛に関わっています。ぎっくり腰や右腰の急に起こった痛みにも関係しており、ほぐすことでズキズキとつらい腰痛を改善します。
- 椅子に横向きに座る
- 伸ばしたい右側の足を後ろに引く
- 右足のつま先を床につけ太ももを後ろに伸ばす
※腰は反らさないように注意して下さい
右側の足の付け根が伸びる感覚があるところで、30秒ほどキープしましょう。股関節や筋肉が硬くなると、腰に負担がかかり腰痛を引き起こします。ぎっくり腰や右腰の痛みも同様で、ストレッチで筋肉をほぐし血行促進することが大切です。
高林孝光先生
柔道整復師
腰痛がある人は痛みを和らげる為に痛みを和らげる姿勢「疼痛緩和肢位」をとります。筋肉は縮めると痛みが出て、伸ばすと楽になる特徴があります。前かがみになるのは腰の筋肉を伸ばしている証拠です。
③生活習慣の見直し
日頃の姿勢や寝方を見直すことも大切です。前かがみや右側の足に体重が傾いていることがあります。姿勢の悪さや食生活によるストレスが蓄積すると、急にぎっくり腰などの腰痛を引き起こします。気がついたときは、姿勢を変正すようにしましょう。
右側の腰の痛み・ぎっくり腰に関するお悩みQ&A
急にぎっくり腰や右腰に痛みが起きて、困っている人もいるのではないでしょうか。何科を受診したらよいのか、どれくらいで治るのかを解説します。
急な右腰の痛みは何科に行けば良い?
急に右腰の痛みが起きたときは、整形外科を受診しましょう。自己判断はせず、腰痛の原因をはっきりさせることが大切です。
右側のぎっくり腰はどれくらいで治る?
ぎっくり腰の痛みは、1~2週間で自然に回復することがほとんどです。2週間たっても腰痛が続いたり、日に日に痛みが強くなったり、足のしびれを伴う場合は内科系の病気が潜んでいる可能性もあります。そのため、ぎっくり腰の原因次第で、どれくらいで治るかは違うのです。
急な右腰の痛み・ぎっくり腰の原因を押さえて改善しよう
ぎっくり腰や右腰の痛みには、さまざまな原因が考えられます。ストレッチや姿勢の見直しで改善しましょう。痛みが強いときや不安があるときは、病院の受診をおすすめします。
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