花粉症で肩こりが悪化するのはなぜ?薬やツボなど対処法も紹介

花粉症で肩こりが悪化するのはなぜか知っていますか?この記事では、『季節性アレルギーこり』の対処法と予防方法を紹介します。肩こり解消のツボやストレッチも紹介するので、参考にしてください。

専門家監修 |柔道整復師 高林孝光先生
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柔道整復師鍼灸師の国家資格者で「アスリートゴリラ鍼灸接骨院」院長。1978年5月12日(看護の日)生まれ。「ヒルナンデス!」(日本テレビ)で「今話題の治療家6人」に選ばれた実績を持つ。...
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柔道整復師鍼灸師の国家資格者で「アスリートゴリラ鍼灸接骨院」院長。1978年5月12日(看護の日)生まれ。「ヒルナンデス!」(日本テレビ)で「今話題の治療家6人」に選ばれた実績を持つ。アメリカやカンボジアなど日本国外でも活躍。著書には「たった10秒!子ども筋トレで能力アップ!わが子がたちまち限界突破!」(さくら舎)、「腱鞘炎は自分で治せる」(マキノ出版)、「病気を治したいなら肝臓をもみなさい」(マキノ出版)、「五十肩はこう治す」(自由国民社)、「1日7秒手を伸ばしなさい」(ダイヤモンド社)、「ひざ痛がウソのように消える!1日40秒×2ひざのお皿エクササイズ」(cccメディアハウス)など。

目次

  1. 花粉症で季節性の肩こりに?
  2. 花粉症で肩こりが悪化するのはなぜ?
  3. 咳やくしゃみで身体に力が入り筋肉が硬直する
  4. 前傾姿勢で呼吸が浅くなる
  5. 花粉症で肩こりが悪化した時の対処法
  6. 頭痛薬は効く?
  7. 肩こり解消のツボを押す
  8. ストレッチで血行改善
  9. 花粉症で肩こりが悪化するのを防ぐ方法
  10. 鼻呼吸
  11. 水分補給をこまめに行う

花粉症で季節性の肩こりに?

花粉症の人は、春から夏にかけて、くしゃみや咳、だるさに悩まされている人も多いはずです。実は、花粉症がもたらす症状には季節性アレルギーによる肩こりもあるのです。花粉症で季節性の肩こりが起こる原因を知って、悪化させないために対処をしましょう。

花粉症で肩こりが悪化するのはなぜ?

花粉症と肩こりは接点がないように感じますが、どちらも交感神経と副交感神経のバランスが崩れている状態です。そのほかにも、花粉症で肩こりが悪化する理由はいくつかあります。花粉症で肩こりが悪化する理由について紹介します。

高林孝光先生

柔道整復師

花粉症はアレルギー性鼻炎なので鼻に炎症が起きています。炎症が起きていると回りを固める筋防御が働くので肩こりが酷くなります。

咳やくしゃみで身体に力が入り筋肉が硬直する

花粉症で肩こりが悪化する理由は、咳やくしゃみで身体に力が入り筋肉が硬直するからです。花粉症の時期には、アレルギー症状による咳やくしゃみが頻繁に出るようになります(※1)。咳やくしゃみをすると肋骨の関節に負担がかかって筋肉が硬直してしまいます。

そうなると、背中や首、肩甲骨まわりにこりが表れ、肩こりにつながるのです。また、咳を1回すると約2kcalを消費するといわれています。咳をたくさんすることで、身体に疲労がたまって筋肉が緊張した状態になり、肩こりにつながるのです。

高林孝光先生

柔道整復師

咳やくしゃみで力が入るとどうしても筋疲労が起きてしまいます。咳やくしゃみが出る時は小さく咳やくしゃみをするようにしましょう。

前傾姿勢で呼吸が浅くなる

前傾姿勢で呼吸が浅くなることも、花粉症で肩こりが悪化する原因の1つです。咳やくしゃみをするときは、音や飛沫で周囲の人に迷惑をかけないように、前かがみの姿勢になる人も多いのではないでしょうか。

猫背のような前傾姿勢になると、肺が圧迫された状態になります。そうなると、酸素が取り込みにくくなり、呼吸が浅くなります。その結果、血行不良や睡眠障害になり、筋肉の疲れが取れない状態が続くため肩こりになってしまうのです。

高林孝光先生

柔道整復師

前傾姿勢で肺が圧迫される事は本当に多いので、胸の前の大胸筋を広げるストレッチをしたり、小胸筋を緩めるマッサージなどがおすすめです。

花粉症で肩こりが悪化した時の対処法

花粉症で肩こりやだるさが悪化すると、普段の生活や仕事に影響することもあるため、できるだけ早く解消したいと思う人も多いはずです。ここでは、花粉症で肩こりが悪化したときの対処法について紹介します。

頭痛薬は効く?

花粉症で肩こりや頭痛の症状が表れたときに「市販の頭痛薬を飲んでもいいのか?」「そもそも頭痛薬は花粉症に効くのか?」と、迷う人も多いのではないでしょうか。

ロキソニンを含む鎮痛剤には、抗炎症作用があるため花粉症による頭痛にも効果が期待はできます。ただ、頭痛の原因となる副鼻腔炎が悪化すると、効果を実感できない場合もあり、いずれにせよ根本の治療が必要です。

鎮痛剤は花粉症の頭痛を根本から解決するものではなく、まず鼻炎を抑えるために抗ヒスタミン薬がおすすめです。第2世代の抗ヒスタミン薬は眠くなりにくいため、仕事前の服用も安心です。

肩こり解消のツボを押す

花粉症で肩こりが悪化したときの対処法の1つが、肩こり解消のツボを押すことです。肩こりに効果があるといわれているツボは、肩井(けんせい)肩中兪(けんちゅうゆ)合谷(ごうこく)です。

肩井は肩、肩中兪は肩甲骨辺り、合谷は親指と人差し指の間にあります。ツボ押しをするときは、気持ちいいと思うくらいの強さで押しましょう。強く押しすぎると、筋肉に負担がかかる恐れもあります。

ストレッチで血行改善

ストレッチで血行改善をするのも、花粉症で肩こりやだるさが悪化したときの対処法です。花粉症による肩こりは、血行不良や筋肉の硬直が主な原因です。ストレッチをして血行改善をして筋肉をほぐすと、肩こりの痛みを緩和できます。

また、ストレッチをすると心身がリラックスして、副交感神経が優位になり、肩こりの痛みを緩和する効果も期待できます。ただし、過度なストレッチは交感神経を優位にして逆効果になってしまうため、息が上がらない程度のストレッチをしましょう。

花粉症で肩こりが悪化するのを防ぐ方法

花粉症による肩こりが悪化してからではなく、悪化する前に防ぎたいと思う人も多いのではないでしょうか。花粉症で肩こりが悪化するのを防ぐには、呼吸法を変えたり水分補給をしたりする方法があります。花粉症で肩こりが悪化するのを防ぐ方法をくわしく紹介します。

鼻呼吸

花粉症で肩こりが悪化するのを防ぐには、鼻呼吸に変えることが重要です。その理由は、鼻呼吸の場合は鼻毛によって花粉やウイルスなどのアレルゲンが体内に侵入しにくくなるからです。意識的に鼻呼吸をするには、常に口に水分を含んだ状態で生活をしましょう。

また、鼻で大きく息を吸って口で吐く腹式呼吸は、精神が安定して自律神経が整いやすくなるといわれています。交感神経と副交感神経のバランスがよくなると、肩こりやだるさを解消する効果も高くなるのです。

水分補給をこまめに行う

水分補給をこまめに行うことも、花粉症で肩こりが悪化するのを防ぐ方法の1つです。のどの粘膜に生えている綿毛は、アレルゲンやウイルスの侵入を防ぐ働きがあります。しかし、のどが乾燥していると、正常な働きができずに、アレルギー症状が起きやすくなるのです。

水分補給をするのは、血行改善にもつながります。人間の血液の半分以上は水分でできており、水分が不足すると血行不良になります。花粉症による肩こりは血行不良になっていることも原因なので、血行改善をすることで肩こりの悪化も防げるでしょう。

花粉症の方は呼吸法を変えて肩こりを防ごう

花粉症による肩こりやだるさは、きちんと対処をすれば防ぐことができます。仮に肩こりが悪化したとしても、ストレッチをしたり、ツボ押しをしたりすることで痛みを緩和することもできます。まずは、呼吸法を鼻呼吸に変えて肩こりを防ぎましょう。

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