猫背矯正ベルトは意味ない？【口コミ】で検証！間違った使い方で逆効果に？

背筋を伸ばし、正しい姿勢になるようにサポートをする猫背矯正ベルトは効果があるのでしょうか。猫背矯正ベルトのメリットが感じられず、効果がないと感じる人もいます。

この記事では猫背矯正ベルトは効果がないといわれる理由や実際に使用した口コミ、猫背矯正ベルトの効果的な使い方について紹介します。

猫背矯正ベルトが効果がないといわれるのはなぜなのでしょうか。間違った使い方をすると、猫背改善に効果がないだけでなく、歪みや痛みを引き起こす場合があり逆効果です。猫背矯正ベルトが効果ないといわれる理由について解説します。

背筋がのびるからと一日中猫背矯正ベルトをつけていると、姿勢を保つために必要な筋肉が使われず、筋力低下となるデメリットがあります。長時間の使用は、背筋を伸ばすための筋肉の代わりとなる働きをしてしまうため、猫背改善に逆効果です。

早く効果を感じたいと自分の身体より小さめのサイズを着用するなど、体に合わないグッズを使い続けると、血流障害を起こし、肩こりが悪化するなど逆効果です。

特に、子供に猫背矯正ベルトを使用する場合、サイズの合っていないものを使用すると、発育の途中で無理な姿勢を強いることになり、骨盤や骨格の歪みの原因となってしまうため注意が必要です。

長時間背筋を伸ばした正しい姿勢を保ち続けることは、どんなに意識をしていても難しいことです。猫背矯正ベルトで一時的に保てたとしても時間が経てば癖のついてしまったいつもの姿勢に戻ってしまいます。

猫背姿勢を改善するためには、猫背矯正ベルトだけに頼るのではなく、根本的な改善が必要なのです。

猫背矯正ベルトの効果があった、または効果がなかったという人の口コミを紹介します。猫背矯正ベルトを使おうと思っている人は以下の口コミを参考にしてください。

猫背矯正ベルトの効果があったという人の意見では以下の声が多く挙がりました。

猫背矯正ベルトをすると、背筋が伸びて肩こりが緩和していることを実感するという声や、実際に周りからも褒められるようになったとの声が多数挙がりました。

反対に、猫背矯正ベルトの効果を感じられなかった人の意見では以下の声が挙がりました。

子供のころに親からつけるように促されてつけたことがあるが、効果を感じなかったという声が多数ありました。

猫背矯正ベルト一時的な姿勢サポートの役割を果たしますが、根本的な猫背矯正には向いていません。ここでは猫背矯正に重要なポイントを2つ紹介します。

腹横筋や内腹斜筋はお腹周りにあるインナーマッスルで、鍛えることで内臓を正しい位置におさめ、骨盤を安定させる役割をします。この2つの筋肉は、肩甲骨周りの筋肉にもつながっています。

腹横筋や内腹斜筋を鍛えることは、つながっている肩甲骨周りの前鋸筋といった筋肉も緩ませるため、猫背の改善に効果が期待できるのです。

骨盤の歪みを整えることも猫背矯正には重要なポイントです。猫背の主な原因の一つは、日常生活で足組みや片足重心などの癖から生じる骨盤の歪みが背骨や肩甲骨周りの筋肉のバランスを崩し、その結果猫背を引き起こします。（※1）

ストレッチやマッサージなどで筋肉をほぐし、定期的な骨盤矯正の施術などで歪みを整えることが重要です。

猫背矯正ベルトだけでは猫背が改善しないことを解説しましたが、猫背矯正ベルトを効果的に使うにはどうしたらいいのでしょうか。効果的に使う方法を3つ紹介します。

猫背矯正ベルトを効果的に使うためには、使用推奨時間を守って装着しましょう。長時間の使用は筋力低下につながり、余計に猫背を悪化させる可能性があります。1日最大でも5～6時間、毎日ではなく、特別な日だけ使用するなどの工夫が重要です。

筋トレやマッサージで凝り固まった筋肉をほぐしたり、必要な筋力をつけたりすることは猫背の根本原因を解消します。その状態で猫背矯正ベルトで姿勢を伸ばす意識付けをすることで、猫背改善の効果が実感できるでしょう。

子供の成長を見越して大きめのサイズを選んだり、早く効果を感じたいと小さめのサイズを選んだりすることは本来の猫背矯正ベルトの使い方ができず、身体を痛める原因となります。サイズ調整の効くものを選ぶ、試着をできる販売店で購入するなどの工夫をしましょう。

猫背矯正ベルトは、間違った使い方をすると姿勢を保つための筋力低下を引き起こし、猫背を悪化させてしまう可能性があります。自分に合った猫背矯正ベルトを選び、正しい使い方を理解したうえで使用しましょう。

日々の疲れが溜まっている方は、お家でプロのリラクゼーションを受けてみませんか？