なぜ子供が肩こりに?小学生・中学生でも急増!解消法や親ができるマッサージも
子供の肩こりの原因を知っていますか?今回は、<小学生・中学生・高校生>などの子供の肩こりの原因を紹介します。親ができるマッサージ方法など、子供の肩こりの解消方法やひどい場合の対処方法も紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
目次
子供は何歳から肩こりになる?
肩こりは今や大人だけがなる国民病ではありません。受験勉強の塾通いや、スマホやゲームをする小学生や中学生、高校生の子供も疲れが溜まって肩こりになります。子供が肩こりになる原因や解消方法を紹介します。
なぜ子供が肩こりに?原因は?
肩こりは筋肉が緊張して血流が悪くなることで、筋肉の疲れや蓄積された老廃物が血管が圧迫し痛みや不快感が起こる症状です。
小学生や中学生くらいの子供が肩こりになるのは、ゲームやスマホの使いすぎや、猫背姿勢、受験勉強や学校のストレスなどが原因です。それぞれ説明していきます。
ゲーム・スマホの使いすぎ
ゲームやスマホの使いすぎが子供の肩こりを引き起こします。ソファーで寝転がったり、背中を丸めたりと同じ姿勢で長時間ゲームやスマホをすることで肩付近の筋肉に疲れが溜まり、こり固まるのです。
以前はテレビゲームだけだったのが、近年の小学生や中学生のスマホの普及によって、より目を酷使したり運動不足になる子供が増加しました。小学生や中学生は多感な時期です。
親は心配をしてやみくもに使いすぎや姿勢の悪さを注意してしまいがちですが、まずは適度に休憩をして、体を動かすことをすすめてみましょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
小学生から肩こりを訴える子も増えてきました。最近では親が子供の姿勢不良を心配して整体に連れてくることも多いです。
猫背姿勢
猫背姿勢も肩こりになる大きな原因です(※1)。勉強をする際に机や椅子の高さがあっていないと、背中が丸まり猫背の姿勢になってしまいます。成長に合わせて調整しましょう。またゲームをする時や勉強をする時なども無意識に姿勢が悪くなってしまいがちです。
猫背姿勢だと、重たい頭を背骨がうまく支えられず肩や背中に負担がかかります。筋肉が緊張して血行が悪くなり肩こりになってしまうのです。
運動不足
塾通いや受験勉強、部活などで多忙な中学生や高校生は運動不足になります。また都会では公園など小学生くらいの子供が遊ぶ場も少ないこともあり、ついスマホやゲームに集中してしまうことも運動不足の原因です。
塾や学校と家の行き来のみだったり、長時間机で勉強したり、外遊びをしない子供たちは血行不良を招き肩こりになるのです。
荷物が重い
荷物が重いことも肩こりの大きな原因です。最近では教科書を学校に置いていく「置き勉」というスタイルも出てきていますが、小学生のランドセルは重くなる一方です。
水筒やタブレットなど、今の大人の子供時代に比べて中身の重さが増えています。また塾通いをする中学生や高校生のリュックの中身も、教科書、ノート、私物などで重さ10キロほどになるといいます。
荷物が重いと肩や背中の筋肉の疲労や血行不良を招いてしまいます。リュックやランドセルの紐の長さを調節するなど体にあったものを使い、出来るだけ負担をかけないようにしましょう。
ストレス
ストレスは肩こりの原因の一つです。ストレスにより体が緊張して交感神経が優位になります。小学生、中学生、高校生の子供は受験勉強や塾、習い事で多忙でストレスがたくさんあります。自律神経が乱れることで肩や背中が血行不良になり肩こりになるのです。
子供の肩こりの解消方法とは
肩こりは重症化すると頭痛になったり、集中力や内臓機能も低下したりする、無視してはいけない症状です。姿勢を改善したり、入浴やマッサージしたりするなどして子供の肩こりを解消しましょう。解消方法を紹介します。
①姿勢改善
姿勢が悪いと背骨が曲がったり、肩周辺の筋肉に負担をかけてしまいます。また子供の頃から正しい姿勢を身につけていないと、大人になっても習慣で悪い姿勢のままになってしまいます。肩こりも一生お付き合いしなくてはなりません。
背筋を伸ばしたり、座るときはかかとを床にきちんとつけて深く座るなど、背骨の正しいS字カーブを心がけましょう。
②入浴で血行促進
肩こりを解消するためには入浴で血行促進しましょう。肩こりは血行不良でなります。ぬるめのお湯にゆっくり10分ほど浸かり、体の芯から温まることで、筋肉の緊張が緩和され血流がよくなります。
また、リラックスするので副交感神経が優位になります。血管が拡張して肩に溜まっていた筋肉の疲れや老廃物が体外に排出され、こりがほぐれるのです。あまり熱いお湯は血圧を上げてしまうので、39〜40度ほどの気持ちいいと感じる温度で、入浴剤などを入れて癒されましょう。
③セルフストレッチ
子供でも簡単に肩こりをほぐすことができるセルフマッサージを紹介します。肩甲骨周辺の筋肉をほぐしましょう。
- あぐらなど座り姿勢をする
- 右の指先を右肩につける(左も同様)
- 両肘を合わせて背中を開く
- 息を吸いながら両肘を頭の横に上げる
- 肩甲骨をくっつけるように下げる
- 10回繰り返し回す
- 反対回しで10回同様に行う
両肘を上に上げるときは息を吸いながらゆっくりと上げるのがポイントです。両肘をつけるときは背中を開き、肘を上から下ろすときは肩甲骨を寄せるようにしましょう。
④親によるマッサージ
親がマッサージをしてあげるのも効果的です。子供の筋肉は柔らかく、また回復力も高いのが特徴です。肩こりには首のうしろから肩、背中にかけて広がる僧帽筋や肩甲骨周りをマッサージをしてあげるのがよいでしょう。
やさしくトントンしてあげたり、さするように揉むだけで血液やリンパの流れは良くなります。強くグイグイ押してしまうのは筋肉をかえって硬くしてしまうので注意しましょう。
子供の肩こりがひどい時はどうする?
子供の肩こりがひどいときは病院や整体、整骨院などにいき、専門家に診てもらうのがいいでしょう。病院と整骨院、整体の違いを詳しく紹介していきます。
病院は何科に連れて行くべき?
肩こりがひどいときは、肩こりに付随して起こる症状に合わせて受診する科を選びましょう。
- 腕や足にしびれが生じているときには整形外科
- めまいやふらつきの症状があるときは脳神経内科
- 吐き気や発熱、倦怠感があるときには内科
病院ではレントゲンやMRIで骨や筋肉に異常がないか検査をします。症状に合わせて筋肉の炎症を抑える注射をする対症療法や痛み止めや症状に合わせた薬物療法をします。
整体・整骨院は利用できる?
整体と整骨院は子供も利用できます。国家資格を持っているのが整骨院で、民間資格が整体です。国家資格がないと施術できない整骨院では保険適用されますが、整体院では適用されません。施術内容も違うので症状に合わせてどちらにいくか判断しましょう。
- 骨、関節、靱帯の損傷は整骨院
- 体の骨格や関節の歪みなどを整えるのが整体
整骨院の中には整体を行うところもあります。事前にホームページや電話などで、施術内容や治療費など確認してから行くのもいいでしょう。病院が対症療法なのに対して、整体と整骨院は原因療法です。姿勢の悪さや骨格の歪みなど根本から改善していきます。
生活習慣などのヒアリングなども行った上で施術を行うところもあります。小学生、中学生、高校生の子供は成長期だからこそ、根本から見直して肩こりを治していくのもよいでしょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
子供の場合は大人と比べると筋肉・関節の柔軟性が高いので姿勢改善も早く見込めます。また日常的な姿勢も自宅で親から言われるよりも親以外の大人からちゃんとしようと言われることで子供の意識が高まることにもなります。子供の肩こりや姿勢が気になる方は整体も検討してください。
子供の肩こりを防ぐには姿勢改善から
現代では大人だけでなく子供も肩こりに悩まされています。運動不足やストレスの他、長時間のスマホやゲーム、勉強や重たい荷物で姿勢が悪いことが大きな原因です。
正しい姿勢を日常生活から気をつけたり、入浴やマッサージなどをしたりして、ひどくならないうちに肩こりを解消しましょう。肩こりの症状がひどいときには無理をせず、病院を受診したり、整体、整骨院を利用したりしましょう。
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