【O脚の種類別】症状・原因|治らないタイプも存在?治し方も合わせて紹介
O脚には様々な種類があることを知っていましたか?この記事では、5種類のO脚について発症の原因とともに解説します。また、O脚の原因によって治るものと治らないものもあるのでそちらについても解説します。O脚の治し方やO脚のチェック方法も紹介しているので参考にしてください。
目次
O脚簡単チェック方法
自分がO脚なのか気になったり、心配な症状があったりする場合、まずはセルフチェックをしてみましょう。O脚の簡単なチェック方法を紹介します。
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O脚簡単チェック方法
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1.鏡の前にかかととつまさきがそろうように立つ
2.ふとももと膝、ふくらはぎがくっつくか確認
3.それぞれがくっついていればO脚ではない
4.くっつかない場合はノートを挟む
5.挟むことができればO脚ではない
6.挟めない場合はO脚の可能性あり
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手順4では厚みの薄いものであれば、ノートでなくても構いません。ふとももと膝がくっついて、ふくらはぎがくっつかない場合はX脚の可能性があります。このように、O脚にはさまざまな種類があるので、これから詳しく紹介します。
當銘梨沙先生
柔道整復師
O脚にもさまざまな種類がありますが、どのタイプであっても体への負担は大きくなるので、痛みなどの症状が出ていなくても対策は必要です。年齢を重ねた時や体重が増えた時には膝や股関節が心配です。痛みが出てから治そうとなるとかなりの時間もかかります。
①膝下O脚
膝下O脚は、ふとももと膝はくっついて、ふくらはぎだけが隙間がひらく状態です。膝は外向きで、ふくらはぎの外側の筋肉が発達してふくらんでおり、膝下の脛骨と腓骨を外側に引っ張っています。
原因
原因は、足先を外側に出して、足裏を外返しにしたねじれ歩行などが考えられます。大腿骨が内側にねじれ、膝が内側に入り、膝下の脛骨と腓骨は相対的に外側へねじれる形でゆがみます。
②股関節のO脚
股関節のO脚は、ふともも、膝、ふくらはぎの全てで隙間が開いている状態です。がに股とも似ていますが、違います。がに股は足全体が外側にねじれていますが、股関節のO脚は内側にねじれています。
原因
股関節のO脚は股関節が外側にずれてしまうことで起こります。その原因は、反り腰での骨盤の前傾や出産での骨盤のひらきといった骨盤のゆがみです。
③X脚
X脚は、ふとももと膝はくっついて、ふくらはぎがくっつかない状態です。膝下O脚と種類が似ていますが、膝が若干内向きで、膝下がハの字に外に開き、脚がXのような形になっている点で違います。
原因
原因は、歩行時に外側への傾きを抑えるために働く外転筋群の衰えです。いつも同じ方向に脚を組む癖や常に膝を締めて脚を閉じる癖、姿勢の悪さなどの生活習慣がある場合は注意が必要です。外転筋群の左右バランスの崩れてX脚を招いてしまう可能性が高まります。
④膝下・股関節のO脚
膝下O脚と股関節のO脚の複合タイプです。ふともも、膝、ふくらはぎの全てがくっつかない状態です。さらに、膝下が外側に湾曲して、足全体がねじれています。
原因
原因は、元々膝下O脚で、症状の進行で股関節に負担がかかって股関節のO脚も併発しまうことです。反対に元々股関節のO脚で、膝下の筋肉のバランスが崩れて膝下O脚を併発してしまうこともあります。
⑤XO脚
XO脚は、X脚と膝下O脚の複合タイプです。ふとももと膝はくっついて、ふくらはぎに隙間がある状態です。膝が内向きでふくらはぎが外向きに湾曲しています。
原因
原因は、先行してX脚があり、X脚で不安定になった足下のバランスをとるために膝に負担がかかり、膝下O脚を併発してXO脚になってしまうのです。
治るO脚と治らないO脚がある?
O脚には、治る種類のO脚と治らない種類のO脚があります。ここではそれぞれの種類の違いやチェックポイントを紹介します。
治らないO脚の特徴
治らない種類のO脚は、構造的O脚と呼ばれます。この種類のO脚は、普段の生活習慣ではなく、遺伝や生まれつきの骨格が原因です。子供のころからO脚だった場合は構造的O脚の可能性が高いでしょう。
構造的O脚は、変形性膝関節症の1つとされており、生活習慣の改善では治らないため、整形外科で診察を受ける必要があります。治療法は、専用のサポーターを装着したり、リハビリをしたりします。
変形の程度によっては、手術が必要な場合もあるので、専門医としっかり相談したうえで、治療を進めていきましょう。
治るO脚の特徴
治る種類のO脚は、機能的O脚と呼ばれます。この種類のO脚は、姿勢や歩き方の悪さ、筋肉のバランスの悪さなどの普段の生活習慣が原因です。同じほうの脚ばかりを組む癖があると骨盤のゆがみにつながってしまいます。
子供のころはO脚ではなく、年齢を重ねるにつれて徐々にO脚になっていった場合は、機能的O脚の可能性が高いでしょう。
O脚の治し方は?
ここからは、O脚の治し方を紹介します。O脚は、そのままにしておくと膝関節の中にある軟骨がすり減って、隙間がなくなっていきます。そうすると、骨同士がぶつかり、痛みや腫れを症状とする変形性膝関節症に進行する可能性があるのです。
したがって、そのまま放置せずに早めに治すことをおすすめします。
歩き方・座り方の改善
歩き方や座り方の改善は、O脚を治す方法の1つです。歩き方のポイントは靴選びと姿勢、つま先の向きです。靴は歩きやすく、自分の足にフィットしたものを選びましょう。姿勢は反り腰や猫背にならないまっすぐにした姿勢です。つま先は歩く方向に向けてください。
椅子に座るときのポイントは、深く座ることと背中とふとももが直角になるようにまっすぐ座ることです。床に座るときのポイントは、左右対称になる正座や長座、あぐらで座ることです。骨盤のゆがみにも注意が必要なので、骨盤を立てるように意識しましょう。
ストレッチ・筋トレ
O脚の改善には、ストレッチや筋トレも効果的です。ストレッチで筋肉や関節の可動域を拡げると、膝の向きをまっすぐな方向に戻しやすくなります。ふくらはぎのストレッチなどがおすすめです。
筋トレは、筋肉のバランスの悪さを改善してO脚を治すことが期待できます。ワイドスクワットやかかと上げがおすすめです。
整体
整体に行くという方法もあります。上記の歩き方、座り方、ストレッチ、筋トレのアドバイスをもらえるほか骨盤のバランス矯正なども期待できます。
整体を選ぶときは、より高い効果を得るために骨盤矯正が得意な整体を選びましょう。また、料金トラブルを避けるために通う頻度や料金の説明が丁寧かを事前にチェックすることをおすすめします。
整形外科
なかなか治らない場合は整形外科の受診をおすすめします。医師に治る種類のO脚なのか治らない種類のO脚なのかを診断してもらいましょう。レントゲンでの画像診断を用いればはっきりわかります。治らない種類のO脚である場合は、専門的な治療を行う必要があります(※1)。
自分がO脚のどのタイプなのか知ろう
O脚と一口にいってもO脚やX脚、XO脚などさまざまな種類のO脚があります。O脚の種類によって、治す方法や予防方法が変わってくるので、まずは自分がどの種類のO脚なのかを確認しましょう。
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