中学生・高校生の尾てい骨が痛い原因は成長痛?ストレッチやマッサージの治し方

中学生・高校生で尾てい骨の痛みに悩んでいませんか?特に、中学生女子で尾てい骨が痛い人が多くいます。ここでは、成長期の子供が尾てい骨が痛いと訴える原因について解説します。ストレッチやマッサージによる治し方や何科の病院に行くべきかも紹介するので参考にしてください。

専門家監修 |柔道整復師 當銘梨沙先生
HOGUGU現役セラピスト】セラピスト歴:10年以上 柔道整復師(国家資格)を所有しており、以前は整骨院で働いていました。 慢性的な肩こり、腰痛、首、頭痛、目の疲れなどが得意です。...
HOGUGU現役セラピスト】セラピスト歴:10年以上 柔道整復師(国家資格)を所有しており、以前は整骨院で働いていました。 慢性的な肩こり、腰痛、首、頭痛、目の疲れなどが得意です。 スポーツや筋トレしてる方のサポート、ケアも任せてください✨

目次

  1. 尾てい骨の痛みを中学生・高校生が訴えるのはどうして?
  2. 中学生の尾てい骨が痛い原因
  3. 成長期による骨や筋肉にかかるストレス
  4. 筋肉の柔軟性の低下
  5. 姿勢の悪さ
  6. 打撲や打ち身・骨折
  7. 尾てい骨の痛みはどれくらいで治る?何科の病院?
  8. 早くて1〜2週間だが半年以上かかる場合も
  9. 整形外科の病院を受診しよう
  10. 尾てい骨の痛みの治し方
  11. ストレッチ
  12. マッサージ
  13. 整体院・整骨院

尾てい骨の痛みを中学生・高校生が訴えるのはどうして?

立ち上がる時や座る時に尾てい骨の痛みを訴える中学生や高校生が増えています。いきなり痛む場合や運動すると痛い場合もあります。特に、女子に多く見られる症状です。

なぜ、中学生などの子供で尾てい骨が痛い人が増えているのでしょうか。ここでは、中学生や高校生の尾てい骨が痛い原因や治し方について解説します。

中学生の尾てい骨が痛い原因

中学生の尾てい骨が痛い原因は、成長痛と誤解する人も多いのではないでしょうか。しかし、1週間以上継続して痛い場合は、成長痛ではない可能性があります。中学生の尾てい骨が痛い原因をいくつか紹介します。

成長期による骨や筋肉にかかるストレス

中学生の尾てい骨が痛い原因の1つに、成長期による骨や筋肉にかかるストレスが挙げられます。成長期には骨盤とともに、お尻の筋肉である大臀筋も発達します。

しかし、大臀筋の伸びが骨盤の成長より遅いため、大臀筋がついている尾てい骨を引っぱるような状態になるのです。そのため、尾てい骨にストレスがかかり、痛みが生じます。特に女子は成長期に骨盤が急成長する影響で、尾てい骨へのストレスも大きくなります。

成長期の女子は生理周期による骨盤の開閉も始まるため、大臀筋に負担がかかりやすくなるのです。尾てい骨に炎症が生じて、痛みを引き起こしている場合もあります。

筋肉の柔軟性の低下

中学生の尾てい骨が痛い原因には、筋肉の柔軟性の低下もあります。生活スタイルの洋式化や運動量が低下していることで、近年の子供の筋肉は柔軟性が低下しているといわれています。

日常生活のなかでしゃがむことが少なく、尾てい骨周りの筋肉も柔軟性を失い、硬くなっているからです。そのため、尾てい骨周りの筋膜(筋肉を包む皮膚下の結合組織)も硬くなり、尾てい骨に痛みを引き起こすのです。

足腰の筋肉が硬いために尾てい骨周りの筋肉を引っ張り、痛みを発生させている場合もあります。

姿勢の悪さ

姿勢の悪さも、中学生の尾てい骨が痛い原因です。多くの子供がスマホやゲームに集中して、猫背の姿勢が長時間続いてしまう傾向があります。子供がよくする体育座りも、猫背になりやすい姿勢です。

これらの姿勢の悪さで骨盤が後ろに傾き、尾てい骨が座面に当たりやすくなります。上半身の重さで尾てい骨が圧迫されると、血の流れが悪くなります。酸素や栄養が十分に届かなくなり、痛みが生じる場合があるのです。

特に女子に多い横座りの姿勢や椅子に足を組んだ姿勢も、尾てい骨が痛い原因になります。骨盤が歪み、尾てい骨を正しい位置からずれてしまうからです。そのため、尾てい骨に痛みを引き起こすこともあります。

打撲や打ち身・骨折

打撲や打ち身、骨折も、中学生の尾てい骨が痛い原因です。雪道で転んで尻もちをつくなどお尻を強く打つと、皮下組織や筋肉が傷ついて打撲や打ち身の状態になります。内出血したり、腫れたりして、痛みを感じる場合があります。

しかし、痛みが長引く場合は骨折の可能性も否定できません。尾てい骨は弱い骨なので、当たる角度によっては尻もちでも骨折することがあります。また、尾てい骨は細いこともあり、痛みを感じにくいケースもあるため注意が必要です。(※1)

尾てい骨の痛みはどれくらいで治る?何科の病院?

尾てい骨の痛みはどれくらいで治るか、気になる女子もいるはずです。また、病院に行く場合には、何科の病院を受診すべきか悩む人も多いのではないでしょうか。ここでは、尾てい骨の痛みが治る期間の目安と受診すべき病院を紹介します。

早くて1〜2週間だが半年以上かかる場合も

尾てい骨の痛みは、早くて1〜2週間ほどで治ることがほとんどです。しかし、症状が悪化したり、尾てい骨骨折を起こしたりしている場合は、治るまでに半年以上かかることもあります。

整形外科の病院を受診しよう

尾てい骨の痛みがあり、お尻を強く打つなどの心当たりがある場合は、整形外科の病院を受診しましょう。レントゲン検査で骨折があるかどうかを確認します。心当たりがなくても、痛みが続くときは病院を受診しましょう。

當銘梨沙先生

柔道整復師

女子はお尻に近い部分の痛みは言い出し難かったり、男性の先生だと抵抗があることも多いはずです。でも放っておくと授業も1時間座っていられなくなったり、集中力の低下や痛いところをかばうことで他の筋肉への負担にもなります。女性の先生の整形外科や整骨院を受診してみましょう。

尾てい骨の痛みの治し方

ここからは、尾てい骨の痛みの治し方を紹介します。打撲や打ち身・骨折以外の原因による尾てい骨の痛みには、ストレッチやマッサージが効果的です。整体院・整骨院での施術についても紹介します。

ストレッチ

お尻の筋肉を伸ばすストレッチは、尾てい骨の痛みを軽減するのに効果的です。こり固まったお尻の筋肉をしっかりと伸ばします。

お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
  1. 仰向けに寝る
  2. 左足の膝を曲げ、身体右横に向かって伸ばす
  3. 左足を両手で支えてしっかり伸ばす
  4. 元に戻って右足も同様に行う

足を両手で支えたら、お尻の筋肉を意識して伸ばしましょう。

骨盤の歪みを整えるストレッチでも、尾てい骨周りの筋肉をほぐす効果が期待できます。

骨盤の歪みを整えるストレッチ
  1. 仰向けに寝て両膝を立てる
  2. 片足をもう片方の膝の上に乗せる
  3. 左の足首を右足の膝に乗せて足を組む
  4. 両手で右足の太ももを抱える
  5. 右足の膝を胸に引き寄せるようにする
  6. そのまま30秒間キープする
  7. 元に戻って反対側も同様に行う

どちらのストレッチも、痛みのない範囲で無理なく続けましょう。

マッサージ

マッサージも、尾てい骨の痛みの緩和が期待できます。

尾てい骨の痛みを治すセルフマッサージ
  1. うつ伏せに寝る
  2. 腰から尾てい骨に向かってマッサージする
  3. 両手を広げて、上下に動かす
  4. 痛む尾てい骨周辺はやさしくさする

尾てい骨の痛みはいったん痛みがなくなっても、座る姿勢が悪かったり、軽く尻もちをついたりすると、痛みが再発する場合があります。痛みが軽減しても姿勢を気をつけたり、ストレッチやマッサージを継続したりすることが大切です。

整体院・整骨院

尾てい骨の痛みの治し方には、整体院・整骨院で姿勢矯正や骨盤矯正の施術を受けることも挙げられます。ストレッチやマッサージでは痛みが緩和されない場合は、整体院・整骨院で相談してみましょう。

ストレッチやマッサージをして痛みが和らいでも、しばらくすると痛みが再発したときもセルフケアでは治せないケースもあります。整体院・整骨院によっては鍼灸師が常駐しており、身体の状態によっては鍼灸による施術を提案される場合もあります。

尾てい骨が痛い中学生などの子供にはストレッチ・マッサージがおすすめ

中学生の尾てい骨が痛い原因はさまざまです。痛みが長引く場合は骨折の可能性もあるため、病院の整形外科を受診しましょう。

尾てい骨が痛い中学生などの子供には、ストレッチやマッサージがおすすめです。ストレッチやマッサージでお尻の筋肉をほぐし、尾てい骨の痛みを和らげましょう。

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