足の指がつるのを防ぐツボは?原因やその他の対処法・予防法も解説
足の指がつるのを防ぐツボを知っていますか?今回は、足の指がつるを防ぐツボを、原因や対処法・予防法とともに紹介します。足の指が何度もつる・治らない場合の対処法も紹介するので参考にしてみてください。
目次
足の指がつるのを防ぐツボは?
急に足の指がつる、つりそうになることがありませんか?強い痛みで睡眠が妨げられ、ストレスになっている人も多いのではないでしょうか。そこで、足の指がつるのを改善したり、予防したりするツボを紹介します。原因や対処法・予防法も紹介するので、参考にしてください。
足の指がつるのを防ぐツボ3選!
足の指がつるのを防ぐツボを3つ紹介します。ツボを押す時は”気持ちいい”と感じる程度の強さにしてください。食前食後や飲酒後は避けましょう。お風呂のあとなどリラックスした状態で行うと、より効果が期待できます。
①湧泉(ゆうせん)
湧泉(ゆうせん)は足の指を曲げたとき、へこむ部分に位置します。足の疲労回復や、冷え・ほてりをとる効果が期待できます。親指の腹やペンの端をツボに対して垂直に押して、グリグリともみほぐしましょう。
②三陰交(さんいんこう)
三陰交(さんいんこう)は、内側のくるぶしから指幅3〜4本分のところに位置します。骨のきわに沿って押していくと、痛みを感じる人が多い場所です。冷え性・むくみ・更年期症状の改善に効果が期待でき、特に女性におすすめできるツボです。
田中明緒先生
鍼灸師
【三陰交】は、血の巡りを促す代表格のツボで、血のめぐりの改善に有効です。また冷えも足の指がつる原因のため、三陰交を靴下やレッグフォーマーなどで温めてあげることで冷え対策につながるため大切です。
③八風(はっぷう)
八風(はっぷう)は足の親指から小指までの、付け根の間あるツボです。足先の冷えに効果が期待できます。手の親指と人差指で八風のツボをつまむように押しながら、手の親指でこするように3秒ほど刺激してください。
小指と薬指の間から、人差し指と親指の間まで順にツボを押しましょう。すべての指間を押し終わっても冷えを感じる場合は、状況をみて1〜2セット追加してください。
田中明緒先生
鍼灸師
つる症状は、血流が悪くなり末端まで栄養が行き届かず生じる症状です。足指の間にあるカップ【八風】は末端の血行を良くしてくれるツボです。指を組んだ状態でグーパーを繰り返し刺激してあげると血行が良くなりじんわり温まってくるのを感じます。
足の指がつるのは何が原因?
足の指がつると、ピキーンと硬直して痛い、その痛みがしばらく続くといった症状が現れます。突然の強い痛みや指の動かしづらさを感じますが、足の付け根の筋肉が拘縮することが原因です。ここでは筋肉の拘縮を引き起こして、足の指がつる原因について解説します。
冷え
冷えることで筋肉が固くなり、血行不良を引き起こします。その結果、筋肉が収縮して足の指がつる原因となります。気温の低い冬や冷房が効きすぎた寒い部屋、夜に布団をかけずに寝ることも体の冷えに繋がるので注意しましょう。
疲労
筋肉に疲労が溜まっていると、神経系統とスムーズに連携がとれなくなります。すると筋肉が緊張・収縮してつりやすくなります。連日の過度な運動や労働はもちろん、日頃使わない筋肉を酷使することも筋肉疲労の原因です。
脱水
脱水は筋肉や神経の働きを調節する電解質(ミネラル)のバランスが崩れた状態です(※1)。そのため脱水状態になると、筋肉が収縮したままの状態になり、つりやすくなります。発汗による水分不足や、コーヒーなど利尿作用があるものの飲みすぎも脱水に繋がります。
病気
頻繁に足がつる場合、病気の前兆である可能性があります。疑われるものとしては閉塞性動脈硬化症や糖尿病、腎臓病、腰椎椎間板ヘルニアなどが挙げられます。医療機関を受診して、医師に症状を相談しましょう。他にも熱中症や貧血が原因となり、足がつることがあります。
足の指がつった時の対処法・予防法は?
足の指がつった時はどうしたら良いのか、マッサージによる治し方を紹介します。また、筋肉のこわばりを改善して、足の指がつるのを予防する方法も紹介するので参考にしてください。
マッサージ
筋肉の収縮をほぐすマッサージを紹介します。
- つっている足をつった方向の反対側へ伸ばす
- 筋肉をほぐしながらマッサージする
- 筋肉を少しずつ指先で圧迫する
つった足の指が曲がるのは、無意識に筋肉が収縮して固まってしまうことが原因です。このマッサージで筋肉がほぐれることで収縮が改善し、足の指のつりが解消します。このとき、無理に反対側へ伸ばさないように注意しましょう。少しずつ、可能な範囲で伸ばしてください。
日頃からこまめにマッサージを行うことは予防にも繋がります。マッサージで血行を促進して、足の指の筋肉をしなやかに保ちましょう。お風呂に浸かって体を温めた後に行うと、より効果が期待できます。
水分補給
脱水状態にならないように、普段からこまめに水分を摂るように心がけましょう。お茶やコーヒーなどは利尿作用があり、水分補給をする飲み物には適していません。ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどのカフェインが含まれていないものが良いでしょう。
特に運動中や暑い日、入浴後など、汗をかくときにはしっかりと水分補給をしてください。
冷えの防止
- 気温が低い時は暖房器具を利用する
- 冷房を効かせすぎない
- お風呂に浸かり体を芯まで温める
- マッサージやストレッチで血行を促進する
- 厚手の靴下を履くなど服装を調節する
体温の低下により筋肉の収縮すると、足の指がつる原因となります。日頃から冷えの改善を心掛けて、筋肉の硬直や血行不良を防ぐことが大切です。足先だけでなく、体全体を温めるよう意識すると、より良いでしょう。
サプリメント
ミネラルは筋肉の収縮作用に影響するため、不足すると足の指がつる原因になります。バランスの良い食事も大切ですが、サプリメントを利用するのも1つの方法です。マグネシウムやカルシウム・ナトリウム・カリウムなどを補給しましょう。
ミネラルは、服用中の薬との飲み合わせに注意が必要な場合や禁忌となる疾患があるため、病院の治療を受けている人は事前に医師や薬剤師に相談してください。
足の指が何度もつる・治らない場合は?
足の指がつることが頻繁にあったり、なかなか治らなかったりすると、大丈夫だろうかと不安になるでしょう。そんな時にはそのように対処すれば良いのでしょうか?
医療機関を受診しよう
頻繁に足がつる場合や治らない場合、思い当たる原因がないのに症状が起こる場合は、医療機関を受診しましょう。他に何らかの病気が潜んでいる可能性があります。整形外科、内科などの医師に相談しましょう。
他の症状が現れている場合や気になることがある場合は、すべて医師に伝えましょう。何が関係しているのか、自己判断は危険です。必要であれば、他の診療科を紹介されます。
足の指がつるのを防ぐツボを知っておこう
よく足の指がつる人やつりそうな前兆を感じたら、紹介した3つのツボを押して、足の指がつるのを予防しましょう。筋肉の拘縮をほぐして、冷えの改善が期待できます。
頻繁に足の指がつったり、他の症状が現れたりしたら、何らかの病気の可能性があります。医療機関を受診して医師に相談してください。
田中明緒先生
鍼灸師
足のつるのを防ぐ食べものは、わかめやかぼちゃなどミネラルを含む食べ物や 大豆製品やクコノミなど血流改善が期待できる食べ物、タウリンや豆類などのビタミンB1を含む食べ物です。種類を意識して摂取して足の指がつるのを内側からも防ぎましょう。
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