肩こりからくるふわふわしためまい | 原因や簡単ストレッチのやり方、予防・対処方法も紹介
肩こりから来るふわふわしためまいに悩まされていませんか?本記事では肩こりからくるめまいを治す簡単ストレッチや、病院に行くなら何科に行くべきか等について解説します。また、肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法についても8つ紹介しています。
目次
肩こりからくるふわふわしためまいの原因は?
肩こりから、頭痛や吐き気を伴うふわふわしためまいが起こることがあります。原因がわからないと不安になる人もいるのではないでしょうか。ふわふわしためまいの原因や対処方法について紹介します。
鈴木議紳先生
柔道整復師
肩こりから来る症状にはめまいの他に頭痛・吐気・肩腕指先のしびれ・眼精疲労などありますが、ここではめまいをとりあげます。大まかな対処法は肩のストレッチ・温熱療法・適度な運動・薬物療法などありますが、以降で「対処法8選」として多様な対処法を説明して行きます!
肩こりから来るふわふわしためまいとは
肩こりから来るふわふわしためまい(頸性めまい)は更年期症状の1つでもあり、多くの人が悩まされています。頸性めまいについて詳しく説明します。
肩こりからくるふわふわしためまいの原因
肩こりからくるふわふわしためまいの原因は、首回りの筋肉がひどく緊張しているために脳への血流が低下することです(※1)。そのため、体と頭が揺れているような感覚になり、ふわふわしためまいが起こることがあります。
ふわふわしためまいのことを「浮動性めまい」といい、吐き気を伴うこともあります。
放置するとどうなる?
肩こりからくるふわふわしためまいを放置すると症状が悪化してしまい、頸部椎間板ヘルニアなどになってしまう恐れがあります。
肩こりからくるふわふわしためまいを治す簡単ストレッチ
肩こりは、肩や首周りの筋肉の収縮、冷えなどが影響して発生しています。対処法は筋肉を伸ばし、温めることです。肩こりからくるふわふわしためまいを治す、簡単ストレッチを紹介します。
肩のストレッチ
デスクワーク中でも30分に1回くらい、肩を大きく回して筋肉をほぐす肩のストレッチをするのがおすすめです。肩こりからくるふわふわしためまいを改善する肩のストレッチを紹介します。
- 両手を肩に乗せる
- 肘で大きな円を描くように前から後ろに回す
- 前回しを30秒間行う
- 反対に、肘を後ろから前に回す
- 後ろ回しを30秒間行う
肘は耳の近くを通るように大きく回すと、肩甲骨周りの筋肉がよく伸びます。肩こりの自覚がなくても、適度にストレッチをして肩周りを温めましょう。
首のストレッチ
肩こりからくるふわふわしためまいを治すには、首のストレッチも有効です。首の両脇にある筋肉をほぐすストレッチを紹介します。
- 肩を水平にしてまっすぐ前を向く
- 右手を左の側頭部に添える
- 右手で頭を倒し左側の首筋を伸ばす
- 吸う息でゆっくりと元に戻す
- 反対側も同様に行う
- それぞれ2~3回ずつを目安に行う
首をゆっくりと横に倒します。斜め前に倒すのもおすすめです。気持ちよく筋肉が伸びるのを感じましょう。
肩こりから来るめまいを病院で治す場合、何科に行くべき?
肩こりから来るめまいを病院で治す場合は、整形外科や神経内科がある病院を受診するのがおすすめです。めまいを放置すると、脳や耳などの異常を見逃してしまう恐れもあります。めまいが2日以上続くときは、医療機関で相談しましょう。
医療機関を受診する際はめまいの感覚や肩こりの強さのほかに、異常を感じる場所があるかも医者に伝えるとよいでしょう。浮動性めまいで強い頭痛や手足がしびれるなどの症状がみられた場合、くも膜下出血など脳疾患の疑いもあります。
鈴木議紳先生
柔道整復師
肩こりから来るめまいで医療機関を受診しても確固たる病因が見当たらない場合は、SOT(仙骨・後頭骨・テクニック)などの脳脊髄療法を行っている整体院・接骨院も平行して利用すると良いでしょう。筋肉の緊張をリリースすることで脳圧を下げ、症状緩和の可能性があります。
肩こりからくるふわふわしためまいが起きやすい人の特徴
肩こりからくるふわふわしためまいはデスクワークが多い人、スマホを使う時間が長い人、運動不足な人がなりやすいといわれています。肩こりからくる浮動性めまいが起きやすい人の特徴について、くわしく説明します。
デスクワークが多い人
肩こりからくるふわふわしためまいが起きやすい人の特徴には、デスクワークが多いことが挙げられます。デスクワークによる前傾姿勢は首周りの筋肉がこり、脳への血流を滞らせます。そのため、めまいが起きやすくなるのです。
スマホを使う時間が長い人
スマホを使う時間が長いのも、肩こりからくるふわふわしためまいが起きやすい人の特徴です。スマホを使う時間が長いと下向きの姿勢が続き、肩こりによるめまいや頭痛、吐き気などを引き起こします。
運動不足な人
浮動性めまいが起きやすい人の特徴には、運動不足もあります。運動不足になると新陳代謝が低下し、体内に毒素が滞留したり、余分な水分が溜まったりします。そのため、耳の三半規管などに異常が生じ、めまいが起こるのです。
肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法8選
肩こりからくるふわふわしためまいは、ストレッチで肩周りの筋肉を温めるなどいろいろな方法でケアできます。浮動性めまいの予防・対処方法を8つ紹介します。
1.正しい姿勢を心がける
肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法は、正しい姿勢を心がけることです。長時間のデスクワークなどによる前傾姿勢は、肩こりの原因になります。常に正しい姿勢をキープしましょう。
2.なるべく目を休める時間を設ける
なるべく目を休める時間を設けることも、肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法です。スマホ画面などを見つめてばかりでは、眼精疲労を引き起こします。そのため、上半身が緊張状態になり、肩こりからくるめまいや吐き気が起こりやすくなります。
意識的に適度に画面から目を離し、目の休息をとりましょう。蒸しタオルで目の周りを温めると、眼精疲労を改善できます。
3.市販薬
めまいの予防・対処方法には、市販薬の使用もあります。三半規管の機能を正常な状態に整える物や、肩こりの原因となる血行を促進するものなど、めまいの原因に作用する漢方薬やビタミン剤も市販されています。
しかし、市販薬の使用は取り急ぎのめまいの対処法です。めまいの原因がはっきりしていない場合は、他の病気が潜んでいる場合もあるため、早めに病院を受診することをおすすめします。
4.漢方薬
漢方薬を利用することも、肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法にはあります。先述した三半規管などのむくみを取り除く漢方や、自律神経を整える作用のある物など効果・効能に違いがあるため、使用時は薬剤師や登録販売者に相談しましょう。
5.出来るだけ運動する
肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法には、出来るだけ運動することもあります。運動不足から、めまいが起こることがあるからです。
6.ストレスを溜め込まないようにする
ストレスを溜め込まないようにすることも、肩こりからくるふわふわしためまいの対処法です。ストレスは筋肉を緊張させるため、血行不良や冷えが発生し、肩こりやめまいを誘発させます。
趣味を楽しんだり、リラックスタイムを設けたりして、緊張状態をほぐすことが浮動性のめまいの対処法です。筋肉の緊張が軽減すると、肩こりやめまいも改善されます。
7.深呼吸をする
肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法には、深呼吸もあります。できるだけ常に深い呼吸をして脳に酸素を送ると、心が落ち着くからです。気持ちがほぐれてストレスを軽減させることが、浮動性めまいの対処法になります。
8.ツボを押す
ツボを押すことも、肩こりからくるふわふわしためまいの予防・対処方法です。首の後ろにある風池のツボを押すと、脳の血流が改善されます。肩こりやめまいに有効なツボです。
鈴木議紳先生
柔道整復師
風池のツボは合谷のツボと並んで万能ツボです。主な対応症状には頭痛・眼精疲労・首肩こり・血行不良などがあります。場所・押し方は上記の動画をご参照ください。合谷のツボと合わせて圧すると効果が期待できます!
肩こりからくるふわふわしためまいは原因を知って解消しよう!
肩こりからくるふわふわしためまいは、ツボ押しやストレッチで解消しましょう。原因を知り、対処と予防をすることが大切です。症状がひどいときや不安なときは、病院を受診しましょう。
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