四白（しはく）は顔のむくみに効果的なツボ！場所・押し方や痛い原因も

四白（しはく）は顔のむくみや目の不調を改善するツボです。四白には「四方八方」の意味を持つ「四」、「明るい」という意味の「白」が名前に使われています。視力を回復するといわれるツボで、四方八方が明るく見えるという由来があります。

四白は顔にあり、目の下の頬骨に位置する経穴です。見つけやすく押しやすい場所にあるツボで、不調を感じたときの応急処置のために覚えておくと便利でしょう。四白の位置や見つけ方を解説します。

四白は目の下の頬骨に位置するツボです。小鼻から横に移動したライン上で、骨の浅いくぼみにあります。

四白を見つけるには、下まぶたから指2本分下を探しましょう。黒目の下の頬骨の浅いくぼみにあり、目の不調やくま、顔のむくみがあれば触るとコリコリする場合もあります。

四白の手軽な押し方を紹介します。デスクワーク中に目が疲れたときや、顔のむくみが気になったときに簡単に改善できるおすすめの押し方です。毎日のスキンケアにプラスしてマッサージするのもよいでしょう。

頬杖をつくような姿勢で行います。手の平の手首側、最も柔らかいところを使って経穴を刺激する方法です。首や頭の力を抜き、手に頭部を乗せるように重心をかけましょう。

広い面でツボを押すため、デリケートな顔の皮膚への負担が少なく済みます。手軽にでき、日中のケアにもおすすめです。

四白（しはく）の効果・効能は以下のとおりです。

四白は名前の由来である「四方八方を明るく」という意味のとおり、目の不調に効果があるといわれています。目の不調以外にも、顔のたるみやむくみ、しみ、しわの改善といった美容にも効果があるとされる経穴です。主に四白の効果が期待される症状について解説します。

四白は、顔のむくみなど美容目的で使われることがあります。目に関わる経穴である四白は、目の疲れによって起こる周囲の血行不良が原因のむくみやたるみにも効果が期待できるのです。目の周りの血行不良により、たるみやくまが目立つときは四白を押してみましょう。

目の周りの血行不良が原因で、小じわが目立つときにも四白のツボ押しはおすすめです。顔の筋肉の緊張や血流不足は肌のくすみにもつながるため、スキンケアだけでなくツボ押しを併用するとよいでしょう。

四白は充血やかすみ、めまいなど目に関わる疾患を改善するのによく使われます。まぶたがひきつるときにも効果が期待でき、目の疲労を感じたときにおすすめのツボです。目の痛みやかゆみにも効果があるといわれています。

顔の筋肉を動かしづらくなる顔面神経麻痺のツボを用いた治療にも、四白が使われることがあります。原因の治療としてではないものの、症状を緩和する目的で四白は効果があるといわれているのです。

顔面神経麻痺には、脳や脊髄に原因があるものと末梢の神経が原因となっているものがあります。四白が治療に用いられるのは、末梢が原因の顔面神経麻痺です。ほかのツボも併用した治療が行われます。

ツボを押して痛いとき、一般論的には該当する器官に不調があるといわれています。四白を押して痛みがあれば、目に不調を抱えている可能性があると考えられるでしょう。ただ、顔の筋肉の緊張や、血行不良が原因である可能性も考えられます。

四白は目の疲れなどの不調だけでなく、美容にも効果が期待できるツボです。デスクワークで目が疲れたときやかすみなどの不快感を感じたときにマッサージしましょう。たるみやくまの解消にもおすすめです。

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