ぎっくり腰はいつから歩ける?痛みレベル別の過ごし方や症状チェックも
ぎっくり腰でいつから歩いていいか悩んでいませんか?この記事ではぎっくり腰の痛みレベル別に過ごし方を解説します。歩けるくらい、軽いぎっくり腰のチェックも紹介するので参考にしてください。
目次
ぎっくり腰の症状チェック
いつも行っている動作なのに、急に腰が痛くなった場合にはぎっくり腰になっている可能性があります(※1)。まずは、ぎっくり腰の症状をチェックしてみましょう。
- 突然、腰に激痛を感じた
- 腰を痛めた姿勢から動けない
- 痛みがあって早く動けない
- 座るより立つ姿勢が楽
- 痛みで寝返りをうてない
- 立つとき、座るときなど動き出しが痛い
ぎっくり腰になると、さまざまな症状が表れて行動が制限されます。症状がひどいなら整形外科や整骨院に行く必要があります。しかし、適切なセルフケアをすれば、早く歩けるようになる可能性もあるのです。ぎっくり腰になる原因を知って、適切な対処をしましょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
まさか自分がぎっくり腰になるとは思わなかった!とぎっくり腰になってから言う方がほとんどですし、このような記事を見ている方はぎっくり腰になったことのある方でしょう。今現在、ぎっくり腰の方は自分のぎっくり腰の状態にて適切な対処をし、早めの回復につなげていきましょう。
ぎっくり腰の原因は?いつから歩ける?
ぎっくり腰は、正式には急性腰痛症といい、基本的には突然起こるものです。そのため、急に動いたり、重いものを持ったりして、普段使わない筋肉を使ったことが原因だと考える人も多いのではないでしょうか。
しかしぎっくり腰は、顔を洗ったり、咳やくしゃみをしたりなど、日常の動作で発症することもあるのです。それでは、ぎっくり腰が起きる原因は何なのでしょうか。ぎっくり腰の原因と、いつから歩けるのかについてくわしく紹介します。
ぎっくり腰の原因
ぎっくり腰は、筋肉に疲労が蓄積し、硬直していることが主な原因です。たとえば、猫背のような悪い姿勢を続けていると、背中から腰にかけての筋肉に疲れがたまり硬くなってしまいます。体が冷えていたり、ストレスがあったりする場合も、筋肉が硬くなっている状態です。
- 姿勢の悪さ
- 疲労がたまっている
- 体の冷え
- 急に体に負荷をかけた
- ストレス
- 体調不良
- 暴飲暴食
- 睡眠不足
筋肉に疲労がたまって硬直した状態が続くと、筋肉は耐えられなくなり、炎症を起こしてしまいます。この炎症がぎっくり腰を発症させているのです。
いつから歩ける?
ぎっくり腰になって、いつから歩けるのかは症状によって異なります。ほとんどの場合は、2~3日ほどで炎症は治まって歩けるようになります。
しかし、ぎっくり腰になってすぐの急性期に間違ったケアをすると、長期化する恐れがあるのです。症状が軽度であっても、適切なケアをすることが、早く歩けるようになる近道だといえます。
【レベル別】ぎっくり腰の過ごし方
ぎっくり腰の症状は人によって異なるため、歩ける程度の痛みの人や、動ける状態ではない人もいます。セルフケアをする際には、どれくらいの痛みで、どの程度動けるかなど、自分の症状に合わせて対処しましょう。
ここからは、ぎっくり腰になったときの過ごし方を症状のレベル別に紹介します。
【レベル①】歩ける程度のぎっくり腰の過ごし方
歩ける程度の軽度なぎっくり腰の場合には、動ける範囲で日常生活を送る方が早く治る可能性があります。しかし無理して動くと、腰痛が長期化したり再発しやすくなったりします。軽度なぎっくり腰のときには、どのようなことに注意して過ごせばよいのでしょうか。
動けるならコルセットをつけて無理せず動く
軽度なぎっくり腰で動けるなら、コルセットをつけて無理せず動くことが大切です。コルセットには、腰を固定することで可動性を制限して痛みを緩和する効果が期待できます。ぎっくり腰のときに痛みを感じるのは、体を動かすことで腰に負荷がかかるからです。
仕事や家事をするときに、コルセットで腰を固定していれば、腰の違和感や痛みを感じにくくなるでしょう。
ストレッチや激しい運動は控える
歩ける程度の軽度なぎっくり腰の場合でも、ストレッチや激しい運動は控えましょう。痛みがほとんどなくても、ぎっくり腰が治っているわけではありません。そのため、急に体を動かすと再発する恐れもあります。
しかし軽度なぎっくり腰なら、安静にしすぎると逆効果になります。軽いウォーキングなら、腰に負荷がかかり過ぎないのでおすすめです。ウォーキングをするときには、平坦な道を40分以内で行いましょう。
【レベル②】歩けるけど痛いぎっくり腰の時
歩けるけど痛みを感じるぎっくり腰のときの過ごし方を紹介します。「痛みはあるけど動けるから大丈夫」といって、痛みを我慢して動いてしまうと再発するだけではなく、悪化する可能性もあります。油断せずに適切なケアをしましょう。
基本的に安静にして冷やす
歩けるけど強い痛みがあるぎっくり腰のときは、基本的には安静にして冷やすのが適切なケアです。強い痛みがある場合には、まだ炎症が治まっていない可能性があります。ぎっくり腰のような急性腰痛のときには、炎症を抑えるために冷やすのが最善の方法です。
氷のうや冷却シートなどで冷やしながら安静にしましょう。ただし、安静にするときには、できるだけ同じ姿勢を続けないようにしてください。筋肉の疲労や硬直が原因でぎっくり腰になっているため、同じ姿勢を続けることで、さらに筋肉が硬くなってしまう可能性があります。
早めに動いた方が治りが早いという研究結果がある
歩けるけど痛いぎっくり腰のときには、安静にするよりも早めに動いた方が治りが早いという研究結果もあります。大型連休のあとは、仕事のやる気がなかなか出ない人も多いのではないでしょうか。
そのときと同じように、安静にし過ぎると、筋肉量が低下して日常生活への復帰が遅くなる可能性があるのです。痛みがあるのに無理をして動く必要はありませんが、周囲の人にも相談をして、少しずつ家事や仕事を再開しましょう。
【レベル③】動けないほどの激痛のぎっくり腰の時
動けないほどの激痛があるぎっくり腰の場合には、動く方が悪化する可能性があります。また、爪先が動かなかったり、足のしびれがあったりする場合には、神経障害の疑いがあります。腰痛以外の症状もあるときには、病院を受診しましょう。
安静にして横になる
動けないほどの激痛があるぎっくり腰のときには、安静にして横になるのが最善の方法です。仰向けに寝るときは、ひざ下にクッションや丸めたバスタオルなどを入れてひざが90度になるように曲げると、楽になれる可能性があります。
横向きに寝るときは、痛みがある方を上にして、抱き枕を挟んで寝るのもおすすめです。自分が楽な姿勢で安静にしましょう。
アイシングする
動けないほど激痛のぎっくり腰には、アイシングをするのも腰痛緩和の効果を期待できます。激痛のあるぎっくり腰は、カチカチになった筋肉が炎症を起こしている状態なので、冷やすことで痛みが治まる可能性があります。
アイシングをする時間は10~15分ほどです。20分以上冷やし続けると、凍傷になる恐れがあります。痛みが治まらない場合は、長時間冷やすのではなく「10~15分冷やして5~10分休む」を繰り返しましょう。
ぎっくり腰になったらすぐに歩けるように適切なケアをしよう!
ぎっくり腰は症状に応じた適切なケアをしないと、すぐに再発したり、悪化したりする恐れがあります。強い痛みがあるなら冷やし、歩ける程度の痛みならできるだけ動くのがおすすめです。ぎっくり腰になったら、少しでも早く歩けるように、適切なケアをしましょう。
當銘梨沙先生
柔道整復師
同じような生活をしていると繰り返してしまう可能性がとても大きいので、痛みが治ったからOKではなく、繰り返さないようにしていきましょう!
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