マッサージガンのデメリット|首に使うと危険?当ててはいけない場所など注意点も

マッサージガンで筋肉や筋膜をほぐすことに効果はあるのでしょうか?マッサージガンの効果やデメリットについても知りたいですね。この記事では、マッサージガンの効果やデメリットについて解説します。危険な使い方や注意点、選び方も紹介するので参考にしてください。

目次

  1. マッサージガンにはどんな効果がある?
  2. 血流改善
  3. 疲労回復
  4. マッサージガンのデメリット5選
  5. 音がうるさい
  6. 首など使えない部位がある
  7. 誤って使うと皮膚を損傷する恐れがある
  8. 当てた部分にかゆみが出る可能性がある
  9. 重くて腕が疲れる
  10. マッサージガンを使う時の注意点
  11. 強く当てない
  12. 当ててはいけない場所には使わない
  13. 1回10分程度で長時間は使わない
  14. マッサージガンのおすすめの選び方
  15. 振動の幅や数
  16. アタッチメントの種類
  17. 重さ

マッサージガンにはどんな効果がある?

マッサージガンは、ヘッドが反復して振動するマッサージ器具です。ヘッドの振動でマッサージしたい部位への殴打療法を行います。マッサージガンの振動に期待できる効果を紹介します。

血流改善

マッサージガンの効果のひとつは血流の改善です。振動させることで筋肉の温度を上げるため、血流が良くなり、筋肉へ送られる酸素や栄養量が増えます。表面だけでなく深部の筋緊張もほぐしこりや痛みを解消します。

疲労回復

マッサージガンに期待できる効果には、疲労回復も挙げられます。筋肉の疲労である緊張やこり、張り、痛みはマッサージガンの振動で解消されるのです(※1)。振動が筋膜を柔らかくする原理は、スウェーデン式マッサージの叩打法と同じだといわれています。

マッサージガンのデメリット5選

スポーツや日常生活での筋肉のこりや痛みにマッサージガンはおすすめです。ただ、デメリットもあるため使用前に確認しておくとよいでしょう。マッサージガンのデメリットについて解説します。

音がうるさい

マッサージガンには、メーカーやモデルにより動作音が大きい物があります。そのため、使う環境によっては音がデメリットとなる場合もあるのです。デメリット回避のため、静音タイプのマッサージガンを選ぶなど、購入前に動作音を確認することをおすすめします。

首など使えない部位がある

マッサージガンには使えない危険な部位があることがデメリットのひとつです。肩こりの解消に肩に使う場合、鎖骨や首などは当てないよう注意する必要があります。肌のデリケートな場所への使用も推奨されていません。

誤って使うと皮膚を損傷する恐れがある

マッサージガンの使用法を誤ると、皮膚の損傷につながる恐れがあります。同じ部位に長時間使用することで、肌が擦れ内出血を起こすデメリットがあるのです。筋肉にも悪影響があるため、適切な使用時間や振動の強さを守りましょう。

当てた部分にかゆみが出る可能性がある

マッサージガンのデメリットには、かゆみが出たという例もあります。かゆみの原因は、血行が良くなり血管周囲の神経が刺激されることで、冷えや血行不良の人に起きやすいといわれる現象です。日頃から運動などで血流を良くしておくと、かゆみを予防できるでしょう。

重くて腕が疲れる

マッサージガンの使用中、重さで腕が疲れるというデメリットがあります。マッサージガンはタイプにより1kg以上の重さの商品もあります。重いマッサージガンで疲れる場合は、軽い商品を選ぶとよいでしょう。

マッサージガンを使う時の注意点

マッサージガンのデメリットを回避し期待している効果を得るためには、正しく使うことが大切です。マッサージガンを使うときの注意点を紹介します。

強く当てない

マッサージガンを強く押し当てる使い方はおすすめしません。マッサージガンの効果には、振動の強さより時間が重要だといわれています。強い刺激を加えたからといって、より効果があるものではなく痛みを生じることもあります。

肌を傷つけたり筋肉を損傷したりといったデメリットを避けるために、強く当てない使い方をしましょう。

当ててはいけない場所には使わない

マッサージガンは、当ててはいけない場所に使用しないことも大切です。首や腋窩、そけい部には大きな血管が通っており、強い振動は損傷させるおそれがあるため避けましょう。

顔や女性の胸部といった肌のデリケートな場所も使用を推奨されていません。また、背骨や鎖骨、胸椎など骨の上も、脊髄の損傷や骨折などのリスクがあるため使用を避けましょう。

1回10分程度で長時間は使わない

マッサージガンの使用時間は、1回につき10分程度が適切です。短時間でも深部の筋膜をリリースできるため、長時間当てる必要はありません。長時間の使用には揉み返しや筋肉の痛みなどのデメリットがあるため、1カ所に10秒程度にしましょう。

マッサージガンのおすすめの選び方

マッサージガンにはさまざまな種類があり、中には医療機器認定されているものもあります。初めて使う人は、どれを選べばよいのか悩むこともあるのではないでしょうか。マッサージガンの選び方を紹介します。

振動の幅や数

マッサージガンの振動の幅や回数は、選ぶときにしっかり確認したいポイントです。振動数は多くの機種が調節可能になっているため、3~5段階の選択肢があるものを選ぶとよいでしょう。

振動の幅は調節できないため、購入前に確認が必要です。商品によって4mm~14mmと差があり、幅の大きい物の方がより深部の筋肉や筋膜に振動を届けやすいといわれています。マッサージガンを使う目的によって選びましょう。

アタッチメントの種類

マッサージガンのヘッド部分を取り替えられる、アタッチメントの種類が多いことも選ぶ基準にできます。マッサージガンを当てる部位によって、適した形状のアタッチメントに交換できるため使いやすさに差が出ます。

特に、マッサージガンを使ったことのない人であれば、自分に合う形状がわからないため、選択肢を多く持つことも大切です。

重さ

マッサージガンの重さにも、モデルにより大きく差があります。軽い物は500g未満と使いやすいものの、パワーは弱めです。標準的な500g~1000gのマッサージガンは最も需要が多いタイプです。パワー重視であれば1000g以上のタイプで、プロ向けの仕様になっています。

マッサージガンのデメリットを理解してから購入しよう

マッサージガンは、正しく使えば深部の筋膜のリリースや筋緊張の解消などの効果が期待できます。一方、誤った使い方をすると、皮膚の損傷のようなデメリットもあるため理解して使用することが大切です。デメリットや正しい使い方を理解した上で購入しましょう。

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