しゃっくりを簡単に止めるツボ|耳や背中のツボがおすすめ!
しゃっくりが止まらない時はどうすればいいのでしょうか?この記事では、しゃっくりに効くツボを【耳・背中・手足】などに分けて5選紹介します。またツボ押し以外で、しゃっくりを簡単に止める方法も紹介するので、参考にして下さい。
目次
しゃっくりを止めるツボはある?

突然のしゃっくりに困った経験をした人は多いのではないでしょうか。しゃっくりは横隔膜が痙攣することで起こります。横隔膜が痙攣すると、声帯が閉じ「ヒック」という音が出てしまうのです。しゃっくりを止めるツボや、そのほかの止め方を紹介します。
堤 萌依先生
鍼灸師
しゃっくりは東洋医学的に下がるべき気が下がらずに、上ってきた症状と考えられています。ストレス、胃腸の疲れ、呼吸器症状、冷えが原因で起こりやすくなると考えられています。
しゃっくりを止めるツボ5選
しゃっくりはツボ押しで止めることが可能です。原因である横隔膜に刺激を与えることで、しゃっくりを止めると考えられています。ツボ押しは簡単にできるため、しゃっくりが出たときの対処法としておすすめです。ツボの場所や押し方を紹介します。
お酒を飲んでしゃっくりが出たときは、ツボ押しは行わないようにしましょう。お酒飲む前後にツボを刺激すると、気分が悪くなったり酔いが回りやすくなったりするためです。体に負担がかかるため、お酒が原因で起きたしゃっくりにツボ押しは避けてください。
①【耳のツボ】翳風(えいふう)

翳風は耳の下に位置します。耳たぶの後ろの、口を開けたときにできる窪みです。翳風の主な効果・効能は鼻炎や耳鳴り、乗り物酔いが挙げられます。左右のツボに親指を当て、3秒かけて押しゆっくり離します。力を入れすぎないよう注意し、10回ほど繰り返しましょう。
②【首のツボ】天突(てんとつ)

天突は左右の鎖骨の間、くぼんだところにあります。しゃっくりを止めるほか、喉の痛みや息切れ、咳に効果があるといわれているツボです。天突を強く押すと気管を圧迫するため、人差し指や中指で優しく刺激しましょう。
③【背中のツボ】膈兪(かくゆ)

膈兪は背中にあるツボです。肩甲骨の下のラインで、背骨から指2本分外側の筋肉が盛り上がっている場所にあります。胃の六灸のひとつである膈兪は、食べすぎやお酒の飲み過ぎによる不快感を改善します。「膈」は横隔膜を指し、しゃっくりを止めることが名前の由来です。
親指を左右のツボに当て、5秒ほどゆっくりと押します。背中にあるため、簡単にできない場合は仰向けに寝てボールで刺激してもよいでしょう。背中のツボ押し用のグッズもおすすめです。
④【手のツボ】合谷(ごうこく)

合谷は手の甲、人差し指と親指の骨が交わるところのくぼみにあるツボです。しゃっくりを止める以外に、かぜや頭痛にも効果があるといわれています。親指でゆっくり5秒押し、ゆっくり離しましょう。やや痛いくらいの力加減で、5回ほど行ってください。
⑤【足のツボ】足臨泣(あしりんきゅう)

足臨泣は足の薬指と小指の付け根にあるツボです。眠気や頭痛、女性特有の症状を緩和します。食べすぎたりお酒を飲みすぎたりしたときにも使えるツボです。強さを調節しながら10秒押しましょう。痛みを感じやすいツボで、力を入れすぎないように押すのがポイントです。
しゃっくりを簡単に止める方法は?
- 息を止める
- 反射区をマッサージする
- レモンをかじる
- 前屈みになる
- 水を飲む
- 袋を口に当てて呼吸する
- 舌をひっぱる
- 指で耳の中を押す
科学的根拠はないものの、しゃっくりを止める効果があるといわれる方法は数多くあります。その中から5つの止め方を解説します。
①息を止める
しゃっくりが出たとき、息を止める止め方をする人は多いのではないでしょうか。息を止める方法と似たものに、袋を口に当てて呼吸する止め方があります。体内の二酸化炭素量が増え、横隔膜の痙攣を抑えると考えられています。
②反射区のマッサージ
横隔膜の反射区のマッサージは、しゃっくりを止めるといわれています。足の甲の一番高いところを、中心から外側に向けマッサージしましょう。押しながら開くように行い、足裏の指の付け根と土踏まずの間にある肺の反射区も同時にマッサージするとよいでしょう。
③レモンをかじる
レモンの強い酸味を利用する方法です。レモンをかじると脳へ伝達された酸味の情報が優位になり、しゃっくりが止まるといわれています。耳の中を押す方法と同じく迷走神経が関わります。
④舌をひっぱる
舌をひっぱる方法は、少し痛みがあるもののおすすめです。舌を30秒ほどひっぱると、「舌咽(ぜついん)神経」が刺激され横隔膜の痙攣を止めると考えられています。
⑤水を飲む
しゃっくりの止め方としてコップの水を手前ではなく、反対側から飲む方法を試した人もいるのではないでしょうか。姿勢を変えることで横隔膜の位置も変わり、元に戻すことで痙攣を止めるといわれています。
堤 萌依先生
鍼灸師
お腹は冷えやすく、胃腸の機能が低下しやすいです。お灸はセルフでも行えるので、お腹が冷えしゃっくりが出やすい体質の方はお腹にお灸をしてみましょう。
しゃっくりが3日以上止まらない時は病院へ
しゃっくりは、放っておいても自然に止まるのが通常です。3日以上止まらないときは、原因となる病気が潜んでいる可能性があるため、病院を受診しましょう。
まずは内科へ
しゃっくりが止まらないときは、まず内科を受診しましょう。しゃっくりが続いている期間やほかの症状をしっかり伝えることが大切です。しゃっくりには消化器や肺、脳の病気が原因になっていることがあります。
消化器の病気では舌咽神経、肺の病気では横隔膜の神経に刺激が与えられてしゃっくりが起こるといわれています。病院を受診して原因となっている病気を見極めましょう。
しゃっくりに効くツボを押して止めよう
しゃっくりはツボ押しで止めることができるといわれています。水や道具が必要ないため、しゃっくりを止めるツボを覚えておくといざというときに便利です。しゃっくりに困ったら、ツボを押してみましょう。
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