【図解】股関節痛に効くツボは?自分で出来るマッサージ方法も解説

股関節の痛みに効くツボを知っていますか?今回は、股関節の痛みに効くツボ5つを、図やマッサージ方法とともに紹介します。股関節の痛みを取るツボ以外の方法も紹介するので参考にしてみてください。

専門家監修 |鍼灸師 田中明緒先生
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生まれつき重度のアトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあり、20歳のときにアトピーが悪化。...
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生まれつき重度のアトピー性皮膚炎と食物アレルギーがあり、20歳のときにアトピーが悪化。自身の経験から食や心の状態の大切さを感じマクロビオテイック、自然農法、rawfoodを学び始め、長野県のアグリカフェアマテルで料理提供や料理教室を開始。食事以外でもアトピーの人の役に立ちたいと思い、鍼師・灸師の国家資格を取得。美容鍼灸や鍼灸院での鍼灸修行を行い、アレルギー治療も学ぶ。2020年1月に大阪から帰り長野県上田市で活動を始める。鍼灸師として活動しながら、出張美容鍼灸・出張ヨガ・レシピ開発なども行っている。

目次

  1. 股関節の痛みに効くツボはどこ?
  2. 【図解】股関節の痛みに効くツボ5選!
  3. ①陽陵泉(ようりょうせん)
  4. ②環跳(かんちょう)
  5. ③梁丘(りょうきゅう)
  6. ④血海(けっかい)
  7. ⑤行間(こうかん)
  8. 股関節の痛みの原因は?
  9. 股関節の痛みをとるツボ以外の方法は?
  10. ストレッチ
  11. 薬を服用する

股関節の痛みに効くツボはどこ?

股関節は下半身を支える重要な部位です。股関節が炎症を起こすと、股関節の動きが制限されて足の付け根にあたる鼠蹊部(そけいぶ)に痛みが出たり、歩行時に違和感を感じたりします。この記事では、股関節に痛みに役立つ5つのツボを紹介します。

【図解】股関節の痛みに効くツボ5選!

股関節の痛みには、指圧や鍼、お灸によるツボ刺激が効果的です。ここでは鼠蹊部の痛みなどの症状に使われる5つのツボと、自分でできるツボ押しのやり方を解説します。

①陽陵泉(ようりょうせん)

陽陵泉は膝の外側にあるツボです。膝の外側の少し下にある大きな骨に指を置き、斜め下になぞると指が止まるくぼみがあります。陽陵泉は下半身の筋肉の緊張をほぐすことで足の動きを良くし、関節痛や坐骨神経痛の症状を緩和する効果が期待できます。

膝を立てて座り、親指で3秒から5秒かけてじんわりと押してゆっくり離し、10回程度繰り返しましょう。

田中明緒先生

鍼灸師

陽陵泉を刺激することで股関節の動きが驚くほど良くなります。股関節が固い人はこの腓骨筋という筋肉が緊張している傾向がありますが、そちらをゆるめ、柔らかくしてくれます。その他にもよく足がつる人などにも有効なツボです。

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②環跳(かんちょう)

環跳は、おしりの外側にあるツボです。足を付け根から曲げた時にできるしわの外側の辺りを押してみて、痛い部分を探しましょう。環跳は、腰痛や股関節痛の症状に使われるツボです。鼠蹊部周辺の血流を良くして筋緊張をほぐすことで痛みを緩和します。

指圧する場合は身体の中心に向かって強めに押します。力が入りにくい場合は拳でトントンと叩いたり、ツボと周辺を温めたりしても効果的です。

田中明緒先生

鍼灸師

環跳は足に流れる気と穴をほぐす所で、ここを指圧すると腰とお尻の痛みが緩和され、足のしびれなどを軽減してくれます。手で押しにくい所にあるため、横になった状態でマッサージボールなどを置いて指圧してあげるといいです。

③梁丘(りょうきゅう)

梁丘は、太ももの前面にあるツボです。人差し指、中指、薬指を揃えて閉じ、反対の膝のお皿の外側の角に薬指を添えた時に人差し指がある辺りが梁丘です。膝周りの血行を促進し、筋肉の緊張をほぐす効果が期待できます。

椅子に座り、両手で左右の梁丘をゆっくり3秒ほど押して離し、5回程度繰り返します。

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④血海(けっかい)

血海は、前述の梁丘のちょうど反対側にあるツボです。膝のお皿の内側の角から指3本分上がった位置にあります。血行改善に効果的で、腰痛や坐骨神経痛などの症状を和らげるのに役立ちます。

膝を曲げて座り、両足の膝を包むようにして血海と梁丘を同時に押すのがおすすめです。ゆっくりと押して離し、5回から10回程度繰り返します。

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⑤行間(こうかん)

行間は、足の甲の親指と人差し指の間にあります。足の親指と人差し指の間から甲をなぞると、すぐに指が止まる部分を探してください。行間は肝経のツボで、血行不良や冷えの改善に役立ちます。多くの神経が通っているため、強すぎない力加減で押しましょう。

親指の腹でじんわりと3秒押し、ゆっくり離します。10回ほど繰り返してください。

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股関節の痛みの原因は?

股関節の痛みの原因として考えられること
  • 骨格の歪み
  • 姿勢の歪み
  • 変形性股関節症
  • 大腿骨頭壊死症
  • 関節リウマチ

股関節が痛む原因のうち、生活習慣によるものとして骨格や姿勢の歪みが考えられます。例えば、骨盤が歪むと左右の筋肉がアンバランスな状態になってしまいます。左右の筋肉のバランスが悪い状態が続くと、負担の大きい方の筋肉が緊張して痛みが出やすくなるのです。

また、股関節の痛みが続いている場合には、病気が原因となっている可能性も考えられます。股関節の痛みを伴う病気はいくつかあり、代表的なものは変形性股関節症です。

加齢などにより股関節の軟骨が減り、骨同士が直接こすれることで股関節の炎症や変形を引き起こします。足の付け根の痛みが続いて改善しない場合や、どんどん痛みが増す場合には速やかに医療機関を受診しましょう。

股関節の痛みをとるツボ以外の方法は?

股関節の動きが悪くなると、下半身全体の負担が増して腰痛や膝痛の原因になってしまうこともあるため、早めの対処が必要です。ここでは、ツボ押し以外にできる対処法について解説します。

ストレッチ

股関節が痛い時に自宅で手軽にできるストレッチを紹介します。ストレッチを行うことで、こわばった筋肉を緩める効果が期待できます。

股関節周りの筋肉を柔らかくするストレッチ
  1. 仰向けになって片方の腰骨を浮かせる
  2. ゆっくり下ろす
  3. 左右それぞれ3回程度行う

床にお尻をつけたままで、骨盤だけを持ち上げるようなイメージです。ストレッチは回数を増やすほど効果が上がるというわけではありません。回数を守って行いましょう。

薬を服用する

痛みの程度によっては、ロキソニンなどの市販の鎮痛剤を活用してもよいでしょう。医療機関を受診している場合や、普段から飲んでいる薬がある場合には必ず主治医の判断に従って使用してください。

田中明緒先生

鍼灸師

ツボは個人によって位置が微妙に違うことがあるため、ツボを押しても何の効果も感じられないときはもう少し広範囲を探してみましょう。その時、皮膚がかさついていたり、触れたときに他と違和感を感じる場所を探してみましょう。またツボは押すだけでなくお灸を据えることも有効です。

股関節の痛みに効くツボを知っておこう

股関節の痛みに効果が期待できる5つのツボを紹介しました。ツボ押しは血流を促し、筋肉の動きを良くして痛みを改善するのに役立ちます。歩くと鼠蹊部が痛い、足の付け根に違和感があるといった場合には今回紹介したツボを活用するとよいでしょう。

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