足のむくみに効くツボ7選|生理中や妊婦の方必見!セルフお灸や鍼の方法も

足のむくみは生理中や妊娠中によく起こります。即効でむくみが取れるツボがあれば、と思ったことはありませんか?この記事では足のむくみに効くツボを位置・押し方と合わせて7選紹介します。セルフお灸やセルフ鍼のやり方も紹介するので、参考にしてください。

専門家監修 |鍼灸師 横内稚乃先生
ブログ/HP/YouTube
兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。鍼灸師柔道整復師、整体師。2004年に大阪府茨木市で「Access Health &...
ブログ/HP/YouTube
兵庫県出身。明治鍼灸大学(現在「明治国際医療大学」)卒業。鍼灸師柔道整復師、整体師。2004年に大阪府茨木市で「Access Health & Beauty稚乃針灸整骨院」を開業し現在に至る。美容鍼灸や小顔矯正、骨盤矯正などの施術が人気の美容専門の鍼灸整骨院で、テレビ、ラジオ、新聞、雑誌などの多数のメディアに取り上げられている。2021年に電子書籍「美容鍼灸師が教える1分小顔ツボ:すき間時間にできる、小顔テク (キレイ綺麗出版) Kindle版」を出版。【その他の所有資格】メンタル心理カウンセラー、エステティシャン、ブライダルプランナー、整理収納アドバイザー、料理教室の開業権

目次

  1. 足のむくみに効くツボを知ろう
  2. 足のむくみに効くツボ7選
  3. 三陰交(さんいんこう)
  4. 太白(たいはく)
  5. 太衝(たいしょう)
  6. 湧泉(ゆうせん)
  7. 承筋(しょうきん)
  8. 足三里(あしさんり)
  9. 豊隆(ほうりゅう)
  10. 効果的なツボの押し方・マッサージ方法とは?
  11. 力加減
  12. 押す時のコツ
  13. セルフ鍼
  14. セルフお灸
  15. 足のむくみが起きる原因
  16. 足のむくみを解消する方法4選
  17. 高齢者でも行えるマッサージ・ストレッチを行う
  18. 足のむくみ解消グッズを使う
  19. 食生活を改善する
  20. 血流を良くする

足のむくみに効くツボを知ろう

足のむくみは、足に余分な水分が溜まっている状態で、特に生理中や妊娠中の女性に多い症状です。この記事では、足のむくみを解消するツボを紹介します。ツボ押しでも効果がありますし、セルフ鍼やセルフお灸もおすすめです。

足のむくみに効くツボ7選

足のむくみの解消に効果が期待できるツボを7つ紹介します。即効性が期待できると言われているツボもあるため、試してみてください。

三陰交(さんいんこう)

三陰交は、血行を改善して冷えの解消の効果が期待できるツボです。血行を改善するツボであるため、足のむくみを取るのにも役立ちます。場所は、足首の内くるぶしの指4本分上です。

生理痛・冷え性には三陰交(さんいんこう)のツボが効果的!男性にも効く?場所や押し方も

太白(たいはく)

太白は、足のむくみの他、食欲不振などの消化器系の不調にも効果が期待できるツボです。太白は、足の親指の付け根のすぐ下、くぼみの位置にあります。

太白(たいはく)は胃の不調に効くツボ!痛風にも効果的?押した時に痛い原因も

太衝(たいしょう)

足のむくみだけでなく、ストレスに効くツボとしても有名なのが太衝です。足の甲にあります。足の親指と人差し指の骨をたどっていき、骨が接する部分の手前にあるくぼみが太衝です。

太衝(たいしょう)はストレスに効くツボ!場所・効果や押し方は?痛い時の原因も

湧泉(ゆうせん)

湧泉は、血行の改善や水分の代謝を促すツボとされていて、足のむくみや冷えの改善の他、疲労回復や倦怠感の解消にも効果が期待できます。足裏にあるツボで、足先からかかとまでの3分の1くらいの位置、足の人差し指と中指の間にあります。

万能な足ツボ『湧泉(ゆうせん)』で疲労回復!位置・効果や押すと痛い原因も

承筋(しょうきん)

承筋は、足のむくみの他、ふくらはぎの重さやダルさ、腰や背中の張りにも効果が期待できるツボです。ふくらはぎが最も盛り上がった場所で、左右の位置はふくらはぎの中心になります。

承筋(しょうきん)はこむら返りや腰・背中の張りに効く!位置・効果や押すと痛い原因も

足三里(あしさんり)

足三里は、足のむくみや疲れの他、胃腸の調子が悪いときにも効果が期待できるツボです。ふくらはぎのツボの一つで、膝の皿の下にある外側のくぼみから、指4本分下の位置にあります。

右足なら右手、左足なら左手の人差し指をひざの皿の下のくぼみにあて、小指の先があたる位置が足三里のツボです。

足三里(あしさんり)は胃腸に効くツボ|効果がすごい?場所の探し方や押し方も

豊隆(ほうりゅう)

豊隆もふくらはぎのツボです。体の余分な水分を排出してくれるツボとされているので、足のむくみ解消の効果も期待できます。場所は、足首と膝の中間の位置で、脛の外側の筋肉が一番盛り上がったところです。

むくみやだるさには豊隆(ほうりゅう)のツボを押そう!位置の見つけ方や効果・効能も解説

効果的なツボの押し方・マッサージ方法とは?

足のむくみ解消に効果が期待できるツボの場所が分かっても、ツボの押し方に悩む人も多いのではないでしょうか。ここからは、足のむくみを解消するためのツボの押し方やマッサージ方法、ツボを刺激するための効果的な方法である鍼やお灸をセルフで行う方法も紹介します。

力加減

ツボを押すときの力加減は、いわゆる痛気持ちいいくらいにしましょう。明らかに痛いほど強くツボを押すのは逆効果です。少し痛みがある程度の力でツボを押しましょう。

押す時のコツ

ツボを押すときは、息を吐きながら押します。息を吐いているときは、体がリラックスするからです。鼻から吸った息を口からゆっくりと吐き、吐いているときにツボを押すと効果的です。

ツボを刺激するマッサージもあります。椅子に座った姿勢で右足を左足の膝に乗せ、脛をところを右手で持って左手で足首を回します。回す回数は、20回程度です。回し終えたら、右足の脛の骨の外側をさすります。足を替えながら3セット繰り返してください。

横内稚乃先生

鍼灸師

湯船に浸かりながら足のむくみに効くツボを押すことで、痛気持ちいいくらいの強さの刺激でも水分代謝が改善しやすく、血行促進効果も期待できます。また、お風呂上りで体が温まり、リラックスした状態でツボ押しすると軽くさする程度でも足のむくみが解消しやすくなります。

セルフ鍼

自分で行うセルフ鍼には、鍼灸師が使うような長い鍼は用いません。円皮鍼というシールの真ん中に短く細い鍼が付いているものを使います。

セルフ鍼のやり方
  1. 貼りたい場所をアルコールで消毒
  2. 円皮鍼を開封し、台紙を剥がす
  3. ツボの場所に貼る

鍼の長さは1mm前後で極めて短く、正しく使えば安全性も高い鍼です。鍼が垂直に刺さらず、チクチクした刺激を感じる場合は、剥がして貼り直してください。

皮膚に刺さるタイプの円皮鍼は医師や鍼灸師でなければ買えませんが、皮膚に刺さらないタイプは薬局やドラッグストアで購入できます。さらに手軽な方法としては、爪楊枝を輪ゴムを使って10本程度束ねて、これでツボを刺激しても鍼治療に近い効果が期待できます。

横内稚乃先生

鍼灸師

セルフ鍼は手軽にできるのでおすすめです。ただし円皮鍼の場合、鍼を支えているテープでかぶれる場合もあります。貼りっぱなしは衛生面でも良くないので、最低でも3日以内には新しいものに交換してください。同じセルフ鍼を1週間以上使用するのは不衛生で効果も得られにくくなります。

セルフお灸

お灸でも足のむくみを解消するツボを刺激できます。お灸は、薬局やドラッグストアでも販売されています。

セルフお灸のやり方
  1. 台紙を剥がす
  2. もぐさに火をつける
  3. ツボの場所に貼る
  4. 台座が冷めたら取り外す

もぐさに火をつけると台座が熱くなります。火傷防止のため、熱いと感じたらお灸を取り外してください。火傷が心配な場合は、火を使わないお灸や蒸しタオルをツボにあてるのもいいでしょう。

足のむくみが起きる原因

足のむくみの原因はさまざまです。一時的なむくみは、同じ姿勢を長時間続けたり、塩分を摂り過ぎたりといった生活習慣に原因がある場合があります。女性の場合は、生理中や妊娠中はむくみやすくなります。

また慢性的なむくみは、心臓や肝臓などの病気が原因となっている場合もあるため注意が必要です。むくみが長期間続いている場合は、医師の診察を受けることも考えてください。

足のむくみを解消する方法4選

ここからは、ツボ押し以外の足のむくみを解消する方法を紹介します。

高齢者でも行えるマッサージ・ストレッチを行う

まず高齢者でも行える負荷が小さいマッサージやストレッチを紹介します。マッサージやストレッチによって血行を促進することで、足のむくみの改善が期待できます。負荷が小さいマッサージのため、足のむくみに悩んでいる妊婦にもおすすめです。

足先から足首のマッサージ
  1. 椅子に座って足首をゆっくり回す
  2. 足の甲をつま先から足首方向に5回さする
  3. 足裏も同様に5回さする
  4. 足を替えながら2セット行う

足首のストレッチと、足先の血行を良くする足の甲と足裏のマッサージを組み合わせたものです。足首を大きくゆっくり回すことを心がけてください。

膝から下のマッサージ
  1. 椅子に座り、両手を外くるぶしにあてる
  2. 両手で足をさすりながら膝まで上げる
  3. 10秒ほど繰り返す
  4. 足を替えながら2セット行う

足首から膝に向かって足をさすり、血行を促します。体が固い人や妊婦は体を曲げる姿勢が難しいかもしれませんが、できる範囲で行ってください。

足の付け根の部分を鼠径部(そけいぶ)といいます。血管やリンパ管が通っている場所なので、鼠径部をマッサージすることで足のむくみの解消が期待できます。

鼠径部(足の付け根)のマッサージ
  1. 椅子に座って両足の付け根に両手をあてる
  2. 両手の親指で足の付け根を揉む

1回10秒を2セット行いましょう。

足のむくみ解消グッズを使う

血行を良くして足のむくみを改善するグッズを使うのもおすすめです。

足のむくみを解消するグッズ
  • 着圧ソックス・ストッキング
  • 靴下・タイツ
  • ひざ掛け
  • カイロ

着圧ソックスやストッキングは、圧力をかけることで血行を良くする効果が期待できます。靴下やタイツは冷えを防止して、足のむくみの予防につながります。寒い時期は、ひざ掛けやカイロも併用するといいでしょう。冷えに悩むことが多い妊婦には特におすすめです。

横内稚乃先生

鍼灸師

着圧ソックス・ストッキングは圧迫が強すぎて、逆に血流が悪くなる場合もあるので注意が必要です。圧迫を強く感じる時は使用を控えましょう。カイロは直接貼るのは控えて、靴下や衣服の外側に貼ってください。肌に直接長時間カイロを使用すると低温やけどの恐れがあるので気を付けましょう。

食生活を改善する

食生活もむくみに影響します。塩分が多い食事は、体に水分を溜め込みやすくなるので、むくみの原因になります。塩分を控え、塩分を排出する効果が期待できるカリウムを多く含む食べ物を意識的に摂取すると良いでしょう。

カリウムを多く含む食材には、バナナ、納豆、昆布、ほうれん草などがあります。足のむくみに対する即効性はありませんが、食生活を改善することで、むくみにくい体になれます。

血流を良くする

上記の他には、睡眠不足を避けたり適度に体を動かしたりすると、血流が良くなって、むくみを改善・予防することができます。また椅子に座るときに足を乗せる台を用意して、足を上げて座るようにすると足のむくみを防げます。

足のむくみはツボ押しで解消しよう

足のむくみ解消には足裏や足の甲などのツボ押しだけでなく、マッサージやセルフ鍼・お灸で刺激するのも効果的です。即効性も期待できるので、足のむくみが辛い時に、ぜひ試してみてください。

日々の疲れを癒すなら『HOGUGU』で

日々の疲れが溜まっている方は、お家でプロのリラクゼーションを受けてみませんか?

家から出たくない日や、夜遅い時間でも、『HOGUGU(ホググ)』なら自宅で簡単にプロのもみほぐしを体験できます。セラピストが自宅や宿泊先に来てもみほぐしを行ってくれるので、わざわざ整体やマッサージ店へ出向く必要もありません。

さらに今なら、【7月限定】2000円OFFクーポンでお得にHOGUGU(ホググ)をご利用できます!是非一度お試しください。

Your Page Title

実体験レポートや
アプリ限定クーポンはコチラ!

詳しいHOGUGUの使い方を見る

(この記事は一部プロモーションを含みます)

関連する記事