【図解】口内炎に効くツボ|即効性のあるマッサージやセルフお灸の方法も
口内炎を早く治す裏ワザはあるのでしょうか?ツボ押しは効くのでしょうか?この記事では、口内炎に効果のある肩や手足のツボを【図解付き】で紹介します。ツボの位置や、ツボ押しマッサージ・セルフお灸等の使い方も紹介するので、参考にして下さい。
目次
口内炎の原因とは?
- 丸型の白い潰瘍:免疫力の低下・ビタミン不足
- 赤い炎症や水疱:物理的な刺激
- 赤いただれ・白い斑点:ウイルス・細菌
口内炎がすぐに治らず、刺激や痛みで数週間つらい思いをした方は少なくないでしょう。ここでは口内炎にはどのような症状・原因があるか解説します。
免疫力の低下・ビタミン不足
一番多くみられる原因は、ストレスや疲れによる免疫力の低下やビタミン不足によるものです。「アフタ性口内炎」と呼ばれ、境界線がはっきりとした白っぽい潰瘍ができます。傷跡は残らないことが多いですが、繰り返しできることもあります。(※1)
口の中を噛むなど物理的な刺激
口の中を噛んだり、矯正器具や入れ歯などが接触したりして、口内に物理的な刺激を受けることが原因で口内炎ができることもあります。刺激を受けた場所から細菌が侵入し繁殖し、口内炎につながります。
「カルタ性口内炎」と呼ばれ、口の粘膜に境界線がはっきりしない赤い炎症や水疱などができるのが特徴です。
ウイルス・細菌
ヘルペスなどの感染で引き起こされるウイルス性のものです。ほかにも口内に常在菌としているカンジダも、免疫の低下により口内炎を発症させる可能性があります。ウイルス性の口内炎では、激しい痛みや発熱が伴い口内に複数の水疱ができることが特徴です。
口内炎にツボ押しがなぜ効く?
痛い口内炎の炎症を緩和したり、口内炎の原因となる免疫力を高めたりするにはツボ押しが効果的といわれています。ここでは、口内炎にツボ押しがなぜ効果的なのかを詳しく解説します。
口腔粘膜の炎症鎮静効果がある
- 二間(じかん)
- 内庭(ないてい)
口内炎は、ウイルスや物理的な刺激が原因でできることがあります。「二間(じかん)」と「内庭(ないてい)」には生体機能調整作用があり、刺激することで口内粘膜の鎮静効果が期待できます。
免疫力を高める効果がある
- 曲池(きょくち)
- 大椎(だいつい)
- 照海(しょうかい)
ストレスなどによる免疫力の低下が原因で口内炎が起きることもあります。これらのツボを押すことで、滞っていた血流がよくなり身体中に血が巡るようになります。血流が改善することで、免疫力を高めることにつながるのです。
口内炎に効く【顔】のツボ
口内炎の患部から近く、効果が期待できる【顔】にあるツボを紹介します。
地倉(ちそう)
口の端から5〜10mm外側のほうれい線上に位置するツボです。口内の粘膜を強くし、痛みや荒れを和らげます。人差し指の腹で、少し上に向かって痛みがなく気持ちいいと感じる強さで押していきましょう。
口内炎に効く【手】のツボ
手にあるツボは自分で簡単に押すことができます。ここでは、口内炎に効くといわれている【手】にあるツボを2つ紹介します。
合谷(ごうこく)
手軽に押しやすく、万能といわれているツボの合谷(ごうこく)は、精神安定や風邪予防などストレス緩和や免疫力の向上にも優れたツボです。親指と人差し指の骨が交わるくぼみに位置しています。逆の手の親指と人差し指で挟むようにすると押しやすいでしょう。
二間(じかん)
二間(じかん)のツボは、口腔粘膜の炎症を抑える効果が期待できます。人差し指を曲げたときにできる、第二関節の親指側の端にあるツボです。ゆっくり呼吸しながら、5秒かけて押し、5秒かけて戻しましょう。
口内炎に効く【腕】のツボ
ストレスなどによる胃腸機能の乱れから口内炎ができる場合もあります。ここでは腕に位置する胃腸機能改善に効果が期待できるツボや自然治癒力を高める効果が期待できる【腕】にあるツボを2つ紹介します。
手三里(てさんり)
肘を曲げたときにできるシワから、手の甲の方へ指3本目に位置するツボです。胃腸の調子を整える効果が期待でき、胃腸機能の低下による口内炎に効果が期待できます。親指でマッサージしていきましょう。
曲池(きょくち)
自然治癒力を高める効果が期待できるツボです。肘を曲げたときにできる、シワの外側の端に位置します。指で押したときに少し痛いが気持ちいいところを押していきます。
口内炎に効く【肩】のツボ
肩にある口内炎に効くといわれるツボを紹介します。
大椎(だいつい)
首を曲げると首と背中の境目に出てくる骨(第7頚椎)と、その下の骨の間にあるツボです。免疫力を高める効果が期待できます。指でゆっくり刺激したり、お灸で温めたりするのも良いでしょう。
堤 萌依先生
鍼灸師
大椎は全ての陽経と交わるため、温めると陽の気を上げて血液循環が良くなります。全身を温めることができるツボとしても使われます。
口内炎に効く【足】のツボ
免疫力の低下によってできる口内炎に効果が期待できる、【足】にあるツボを3つ紹介します。
内庭(ないてい)
足の甲側の人差し指と中指の間の付け根部分に位置するツボです。胃腸機能を調節し、口内炎の炎症を抑える効果が期待できます。親指と人差し指ではさんで、もみほぐすようにマッサージしていきましょう。
照海(しょうかい)
つま先を伸ばした状態で、内くるぶしから指1本分下にあるくぼみに位置するツボです。ほてりや熱っぽい症状に効果があり、免疫力を高めて口内炎の改善が期待できます。親指で5秒かけて押していき、ゆっくり力を緩めていきます。
然谷(ねんこく)
内くるぶしから2〜3cm前側、足裏の境目で土踏まずの上側のくぼみにあるツボです。然谷(ねんこく)のツボは、体全体の健康に大きくかかわるツボで、のどの痛みや口内炎を和らげるといわれています。親指でゆっくり押していき、ゆっくり離していきます。
口内炎に効くツボの使い方は?
実際に口内炎に効くといわれるツボを刺激するには、指圧での刺激とお灸での刺激があります。どのように押すと良いのでしょうか。効果的なツボの使い方のコツを紹介します。
ツボ押しマッサージ
指圧でツボを刺激する場合は、「痛気持ちいい」と感じる程度の力加減で押しましょう。強い痛みを伴うほどの刺激は逆に体を痛めてしまう可能性があります。息を吐きながら、リラックスした状態でツボを押しましょう。
顔にあるツボの地倉(ちそう)はやけどなどの恐れもあるため、お灸ではなく指圧で刺激しましょう。
堤 萌依先生
鍼灸師
ツボ押しの効果はそれぞれ少し違うので、口内炎の原因によってツボを使い分けて押すとより効果的です。
セルフお灸
- 自分の症状に効くツボを探す
- ペンなどで印をつける
- お灸に火をつけて煙が出るのを確認する
- ペンで印をつけた場所に置く
ピリピリとした刺激や熱いと感じたら、血行不良が改善したということなので、お灸を終わらせましょう。手足にある二間(じかん)や内庭(ないてい)、昭海(しょうかい)はお灸をしやすい位置にあり、おすすめです。
口内炎が治るツボ押しで改善してみよう
痛くて辛い口内炎は、免疫を高めるツボや口内炎症状に効果的なツボを押すことで痛みや症状を和らげることができます。ビタミンなど必要な栄養を摂りながら、簡単にできるツボ押しで口内炎を治す手助けをしていきましょう。
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