腱鞘炎・手首の痛みに効くツボ5選 |セルフお灸の使い方やマッサージ方法も
パソコンやスマホの使いすぎで、手首が疲れていませんか?手首の痛み・腱鞘炎にはツボ押しマッサージが効くのでしょうか?この記事では腱鞘炎に効くツボ5選を場所・見つけ方と合わせて紹介します。セルフお灸やマッサージなど、腱鞘炎の痛みを和らげる方法も紹介するので、参考にしてください。
目次
腱鞘炎にはツボ押しマッサージが効く?
腱鞘炎に悩む人は少なくないでしょう。現代ではスマホの使いすぎやパソコン、ゲームが原因で起こる腱鞘炎も少なくありません。腱鞘炎は手首付近に炎症と痛みが起きるドケルバン症のほか、ばね指と呼ばれる症状に分類されます(※1)(※2)。
高林孝光先生
柔道整復師
手首の腱鞘炎だと思っていたら肘の腱鞘炎だという場合があります。手首かどうかを判断するには手のひらに親指をのせ、他の四指で包み込んで手首を小指側に曲げる動作をして親指側の手首が痛ければ手首の腱鞘炎を疑います。疼痛誘発テストで痛くなければ肘の腱鞘炎を疑いがあります。
手首の痛み・腱鞘炎に効くツボ5選
手首が痛いときや腱鞘炎に効くツボがあれば、手軽にケアできて便利です。ツボ押しは、血流改善や筋肉の柔軟化に効果があるといわれ、簡単にできる治し方です。腱鞘炎など手首が痛いときに効果が期待できるツボを5つ紹介します。
陽谿(ようけい)
陽渓は親指の付け根の窪みに位置するツボです。手を開き、手の甲の親指の付け根にできるくぼみを見つけましょう。腱鞘炎や関節の痛みのほか、精神を安定させる効果があるといわれています。
スマホなど、手首や親指をよく使う人におすすめのツボです。手首の親指側が痛くなる、ドケルバン病の治療にも用いられることがあります。
外関(がいかん)
外関は腕の手の甲側にあるツボで、手首のシワから指3本分の位置を探しましょう。指に痛みのある腱鞘炎以外に、頭痛や腰痛、耳鳴りにも効果が期待できるツボです。精神を安定刺せるともいわれ、五月病の改善にも用いられます。
高林孝光先生
柔道整復師
外関のツボはちょうど前腕伸筋群の上にありツボの刺激と筋肉を緩める効果があります。血流も改善するために筋肉も温まり凝り固まっていた筋肉を弛めるためにも大変に有効なツボになります。
大陵(だいりょう)
大陵は手首の内側に位置します。ちょうど手首のシワの真ん中にあるため見つけやすいでしょう。ほてりや胸部の痛み、不眠にも効果があるといわれています。ドケルバン病だけでなく、親指から小指に起こるばね指を改善するツボです。
合谷 (ごうこく)
合谷は手の甲にあり、万能といわれるツボです。親指と人差し指の付け根の骨が交わるところから、人差し指へ押しながら移動すると痛みを感じるくぼみがあります。
合谷は脳に働きかけ、痛みを感じにくくするといわれています。そのため、腱鞘炎のほかに歯痛や頭痛、生理痛にも効果が期待できるツボです。肩こりや腕のだるさ、胃腸の不調にも使われ、まさに万能のツボといえます。
魚際 (ぎょさい)
魚際は手の平の親指の付け根に位置します。親指の付け根の膨らんでいる場所の中央にあり、押すと痛みを感じるツボです。腱鞘炎のほか、喉の痛みや肩こり、胃腸障害にも効果があるといわれています。
高林孝光先生
柔道整復師
ばね指は弾発指とも言われ、指の曲げ伸ばしの際にカクカクいうのが特徴です。第一関節の付け根に硬い腫瘤ができて押すと痛いのですが、第一関節ではなくその1つ上の関節の使い過ぎが原因です。ツボ押しと第二関節が曲がらないようにテーピングや絆創膏などで巻くことをおすすめします。
腱鞘炎のツボの効果的な使い方は?
腱鞘炎に効くツボは、どのように使うと効果的なのでしょうか。ツボを押すときのコツを紹介します。手首や指に痛みがあるときのセルフケアに取り入れましょう。
ツボ押しのコツ
ツボを押すときは、痛気持ちいいと感じるくらいの力加減を意識しましょう。痛いと感じるほどの力で押すのは、元気を抜くという考え方もあるため手加減が大切です。息を吐きながら押し、吸いながら押すのがポイントです。
セルフお灸もおすすめ
火を使わないお灸での治し方なら、初めてでも安心してできるでしょう。使い方は簡単で、箱から取り出したお灸の上部と接着面のシールをはがし、ツボに貼るだけです。1ヶ所につき、1日1回の使用で効果が期待できます。
腱鞘炎が起こりやすい人の特徴
腱鞘炎になりやすい人には特徴があります。パソコンをよく使う人や楽器を演奏する、文字を書くといった手をよく使う人が腱鞘炎になりやすいといわれています。手を使う人では、パソコンのマウスやスマホの操作が当てはまり、職業柄避けられない人もいるでしょう。
そのほか、糖尿病や透析治療中、関節リウマチの疾患を抱えている人も腱鞘炎になるおそれがあります。女性に多いともいわれており、家事や育児が発症に関わっているとも考えられます。
高林孝光先生
柔道整復師
スマホなど手首をたくさん使って腱鞘炎になる方には特徴があります。手首を小指側に曲げる尺屈や親指を曲げてからの伸ばす伸展動作、親指を外側にスクロールするような外転動作が多い方は手首の腱鞘炎になりやすい傾向がありますのでツボ押しでしっかりと日頃の疲れを取って下さい。
腱鞘炎の治し方
ツボ押しのほかに腱鞘炎を治す方法はあるのでしょうか。腱鞘炎の治し方を紹介します。
市販薬を使う
市販薬には痛みを取る成分が配合された、湿布薬や塗布薬があります。皮膚に異常がなく、腫れや激しい痛みがなければ市販薬は手軽でおすすめです。痛みを和らげるためには、消炎鎮痛成分が配合されたものを選びましょう。
マッサージ・ストレッチする
マッサージやストレッチも腱鞘炎のときにはおすすめです。手指の血流を促進し筋肉をほぐす、腱鞘炎の改善や予防に使えるストレッチを紹介します。
- 指を反対の手で1本ずつ反らす
- 全ての指に2~3回ずつ行う
※痛みが強いときは、無理に行わないようにしましょう
ストレッチはゆっくりと行うのがポイントです。血流を改善し筋肉や腱をほぐすため、予防にも使えます。ストレッチに不安があるときは、ツボを優しく刺激するマッサージ方法で対処してもよいでしょう。
安静にする
腱鞘炎は、患部の使いすぎが原因で筋肉や腱に炎症が起きている状態です。安静にすることで痛みや炎症の改善が早まります。無理に動かさず、手や腕をできるだけ使わないようこころがけましょう。
心配な方は病院へ
腱鞘炎は整形外科や手外科で検査や治療ができます。痛みや腫れに心配があるときは、自己判断はせずに病院を受診するとよいでしょう。
腱鞘炎はツボ押しで痛みを和らげよう
腱鞘炎は手指や手首、腕の使いすぎで炎症を起こした疾患です。ツボ押しで筋肉や腱をほぐし、血流を改善して痛みを和らげましょう。
高林孝光先生
柔道整復師
その他にも女性に腱鞘炎が多い理由は、生理がなくなると腱の修復に携わっている「エストロゲン」という体の内側から治すホルモンの分泌が少なくなることがあげられます。体の外側から有効なツボを押して回復を促してあげて下さい。
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