【図解】腰痛に効く足ツボ8選|坐骨神経痛やぎっくり腰の症状別にマッサージのコツも!
腰痛には足ツボマッサージは効くのでしょうか?足裏はどこを押せばよいのでしょうか?この記事では、腰痛に効く足ツボマッサージを【症状別】に8選紹介します。ぎっくり腰や坐骨神経痛の改善に効果的な足ツボや押し方のコツも紹介するので、参考にして下さい。
目次
腰痛に足ツボマッサージは効く?
腰痛の多くは腰に負担がかかり血流が悪くなっている状態です。急性のものやヘルニア、腰だけでなくおしりやふくらはぎにかけて痛い場合もあります。ツボは体の不調改善に効果的で、足ツボは腰痛に悩む人におすすめです。
藤井清史先生
鍼灸師
腰痛や坐骨神経痛にはツボ療法は必須です。痛みのある時はもちろんのこと、日頃からケアをしていると腰痛の予防にもなりますので、日頃から腰痛でお悩みの方はぜひ、毎日実践してみてください。
腰痛に効く足ツボ8選を【症状別】に紹介!
足ツボの中には即効性が期待できるものもあります(※1)。腰痛に効くといわれるツボの数も多く、改善したい腰痛の症状によって使い分けましょう。腰痛の症状別に効果的なツボを紹介します。
藤井清史先生
鍼灸師
腰痛は単に腰の筋肉の問題だけではなく内臓の働きなどに起因することも多いので、さまざまな経絡(ツボの道筋)に影響が出ます。症状別にはなっていますが、該当しないと思うツボでも使ってみると効果があるので、こちらの8つのツボ、ひと通りケアしてみてもいいと思います。
腰痛に効く足ツボ①【軽度の腰痛】
軽度や初期の腰痛におすすめのツボを紹介します。腰痛は放置すると悪化することがあるため、違和感を感じたら早めに対処しましょう。悪化する前に対処すれば即効性を感じることもあります。
崑崙(こんろん)
崑崙は足首付近にあるツボです。外くるぶしとアキレス腱の間にあるくぼみを見つけましょう。親指の先で2~3秒押しゆっくりと離します。痛くない程度の力で3~5分押してください。
崑崙は足首に作用するツボです。足首のゆがみやバランスの悪さが原因で、腰痛が起こることがあります。崑崙は足首を調整し、腰痛を改善するのです。
腰痛に効く足ツボ②【ぎっくり腰】
ぎっくり腰など急性の腰痛は、少しずつ腰に負担がかかり起こることが多い症状です。ぎっくり腰や急性の腰痛に効果があるといわれるツボを紹介します。
中封(ちゅうほう)
中封は足首の前面に位置するツボで、つま先を上に向けたときに浮き出る腱と、内くるぶしの間のくぼみにあります。親指の先で3~5秒押し、ゆっくりと離しましょう。押して離す動作を3~5分行います。
中封はぎっくり腰のような急性腰痛だけでなく、体を前屈みにしたら痛みの出る腰痛にも効果が期待できます。股関節や背中の痛み、泌尿器の症状にも効くといわれているツボです。
足臨泣(あしりんきゅう)
足臨泣は足の甲のツボで、薬指と小指の骨の付け根にあります。薬指と小指の間を、骨の付け根の方へたどると見つけやすいでしょう。痛気持ちいいと感じる力加減で10秒、2~3回押します。
足臨泣は急性腰痛や食べすぎの不快感、目の症状を改善するツボです。
腰痛に効く足ツボ③【坐骨神経痛】
腰からおしり、足にかけて痛みが現れ、時にはしびれも伴う坐骨神経痛に悩む人は少なくないでしょう。坐骨神経痛にも効果があるといわれる足ツボがあります。坐骨神経痛のツボは、腰やおしりにも存在します。ヘルニアの痛みも解消し、ひとりで押しやすいツボを紹介します。
委中(いちゅう)
委中は膝裏に位置するツボです。膝裏のへこんだ部分で、比較的見つけやすいでしょう。両手でふくらはぎを包むように、委中に親指を当てます。3~5秒ゆっくり押し、5~10回繰り返しましょう。
坐骨神経が圧迫されて起こる椎間板ヘルニアなどに効果が期待できるのが委中です。膝の痛みやむくみも解消します。ヘルニアに効くツボはほかにもあり、その中でも押しやすいツボです。
腰痛に効く足ツボ④【慢性腰痛】
慢性的な腰痛に効果が期待できるツボを2つ紹介します。ツボを押しは冷えや血行不良の改善を助け、腰痛を改善するケア方法です。
照海(しょうかい)
照海は足首の内側のツボです。内くるぶしの一番高いところから、親指1本分下にあります。親指の先で3~5秒押しゆっくり離します。ツボ押しは、3~5分程度行いましょう。
照海は、おしりにある仙骨の周りや骨盤の奥に痛みを感じる腰痛の改善に適しています。腎経に属するため、腰痛以外にも腎臓や婦人科系の疾患、耳や喉の症状にも効果があるといわれるツボです。
太衝(たいしょう)
足の甲にあり、足の親指と人差し指の間から、足首の方へたどると指の骨が交差するところにあるくぼみが太衝です。足首側から指の方へ向けてこするようにマッサージしてください。
太衝は腰痛のほか頭痛やめまい、目の症状に効果があるといわれています。ストレス解消にもよく用いられるツボです。
腰痛に効く足ツボ⑤【生理痛】
生理痛でつらいとき、即効性のあるツボを知っておくと便利です。温めたり薬を飲んだりするだけでなく、ツボ押しで改善しましょう。
湧泉(ゆうせん)
湧泉は足裏にあるツボです。土踏まずの中央から指先側にあり、足の指を曲げてへこむところにあります。両手の親指で足の指の方向へ押しましょう。足裏は反射区が多く、湧泉の周りのマッサージもおすすめです。
湧泉は万能といわれ、腰や下腹部、足の痛みのほか、疲れやだるさも解消します。冷えや不眠の改善にもおすすめの足ツボです。
然谷(ねんこく)
然谷は足の裏の端にあります。内くるぶしの前方下にある骨から下、足裏の際のツボです。親指で気持ちよい強さで押します。5秒押し、ゆっくり離す押し方を数回繰り返しましょう。
然谷は生理痛や生理不順に効果が期待できます。下半身が冷え、ほてるときにもおすすめです。泌尿器の症状にも使える足ツボです。
腰痛に効く足ツボの使い方は?
腰痛に効果的な足ツボの使い方やポイントを紹介します。効果に即効性を期待する場合は、正しく行いましょう。
足ツボマッサージ
- マッサージの前に体や手を温める
- 足ツボマッサージ後は水分補給する
- 長時間足ツボマッサージをしない
- 食後や飲酒後は避ける
足ツボのマッサージ前に、体や手を温めるとさらに効果的です。入浴で温めるか、足湯でふくらはぎ辺りまでまで温めててもよいでしょう。
足ツボマッサージの後は、血行がよくなり排泄機能が高くなっています。水分補給をすると、より効果的に老廃物が排出されます。
セルフお灸
- お灸をすえるツボに印をつける
- 入浴や食事の前後は避ける
- 熱いと感じたら中止する
セルフお灸では、見つけたツボの場所を間違えないよう印をつけるとよいでしょう。お灸は血行がよくなりすぎて逆効果になることがあるため、入浴や食事の前後は行いません。ふくらはぎやおしりのようにしづらい場所には、やけどを防ぐため無理をして行わないでください。
足ツボマット
- 滑り止めのついているものを使う
- はじめは突起の小さいものから始める
- 反射区の書いてあるものを選ぶ
足ツボマットは、上に乗り踏むだけで足ツボを刺激でき便利です。足裏には多くの反射区があるため、腰痛だけでなくさまざまな効果が期待できます。
藤井清史先生
鍼灸師
足つぼマットを使用する際「痛い方が効く」と勘違いされている方が多いのですが、やみくもにやると足底筋を痛めることもあるのでご注意を。
腰痛は足ツボマッサージで改善しよう
腰痛には足ツボマッサージが有効です。特に足裏には多くのツボや反射区があり、さまざまな効果が期待できます。足裏をひとりで押すのが難しいときは、プロの施術を受けてもよいでしょう。
藤井清史先生
鍼灸師
ここで紹介しているツボは冷えや筋肉の異常を整えたり、婦人科や泌尿器科系の働きを上げたり、全体の血流を良くしたり、というツボがほとんどですので、日頃の健康維持にも役立ちます。ぜひ取り組んでみてください。
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